ロシア T-90 対空軽戦車 12.7mm連装機銃
「ロシア T-90 対空軽戦車 12.7mm連装機銃 (プラモデル) (AVIS 1/48 AFV No.4808 )」です
●第2次世界大戦時におけるソ連軍の試作対空戦車「T-90」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●ソ連軍の試作対空戦車「T-90」を再現、「T-70M」をベースとして、砲塔に連装式の「12.7mm DshK重機関銃」を装備した特異な姿を再現した内容となっています
【 「対空戦車 T-90 12.7mm連装機銃搭載型」について 】
●独ソ戦では、人員と物量に勝ったソ連軍というイメージが根強いのですが、実際にソ連軍に余裕が生じたのはアメリカ、イギリスからの供与が順調となった1943年後半からで、それまでは戦車などの戦闘車両の不足に悩まされていました
●このため、ソ連軍では戦車の増産体制を強化し、戦場においては性能的に旧式化していた軽戦車「T-70」も戦車戦力の穴埋めとして投入され続けました
●この軽戦車「T-70」は、1930年代から熱心に研究と開発が行われた水陸両用の軽戦車の流れを汲んだ発展型で、軽戦車としては優秀な性能を持っていましたが、1人用砲塔による操作性と視認性の悪さ、エンジンを2基使用する同調の難しさ、車体の大きさによる発展性の欠如など様々な欠点を抱えていました
●この「T-70」は、1943年後半になると優秀なアメリカ製の軽戦車が供与されたことにより、第1線での使用は減少、そこで「T-70」を利用した対空戦車として試作されたのが「T-90」です
●この「T-90」は、「T-70」(正確には「T-70M」)の砲塔をオープントップへと改造、これに連装式の「12.7mm DshK重機関銃」が装備されました
●ただし、対空戦車としては「12.7mm DshK重機関銃」2丁という装備は非力さが否めず、結局「T-90」は量産されず、試作のみに留まっています
【 「ロシア T-90対空軽戦車 12.7mm連装機銃」のキット内容について 】
●このソ連軍の試作対空戦車「T-90」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●エイビス社のハンドメイドによる金型加工で試作対空戦車「T-90」を再現、全体のフォルムを捉えながら、レジンキットの感覚に近いモールドと細分化したパーツ構成、そしてエッチングパーツを使用して、「T-90」としてのディテールを表現した内容となっています
●「T-90」は、「砲塔」「車体」の2ブロックで構成されています
【 砲 塔 】
●連装式の「12.7mm DshK重機関銃」は、個別にパーツ化され、それぞれが機関部を含めて一体成型のパーツとなっています
・ 機銃のベース部分は1パーツにて再現
・ 機銃上部のカバーを再現するエッチングパーツが付属しています
●砲塔は上下分割のパーツで構成
・ 砲塔のエッジ部分の補強板はエッチングパーツにより再現します
・ 砲塔内部の操作ハンドル、座席などは別パーツ化
・ 砲塔バスケットのフロアパネルが用意、砲塔とフロアパネルとを接続させる支柱は1mm径のプラ棒(別売)で作製します
【 車 体 】
●車体は箱組み状に各パネルを貼り合せて組み立てます
・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉状態を選択して組み立てることができます
・ エンジングリルのメッシュを再現するエッチングパーツが付属
・ 車体後部のスリット部は、1枚ずつパーツ化されたエッチングパーツにより再現します
・ サスペンションアームは別パーツにて再現しています
●フェンダーは、プレスパターンが付いたパーツと、フラットな状態のパーツが付属、選択して使用することができます
・ フェンダーの支持架はエッチングパーツとなっています
・ 車載工具類は個別にパーツ化
・ フェンダー後部に装備される雑具箱(×2)が付属
【 履 帯 】
●履帯は、接着連結式履帯が付属しています
・ 履帯は、上下の直線部が繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は1枚ずつ分割されたパーツで構成されています
●エンジングリルのメッシュ、スリット、フェンダー支持架などを再現するエッチングパーツが付属しています
●MicroMirブランド : MM48008
【 「ロシア T-90対空軽戦車 12.7mm連装機銃」のパッケージ内容 】
・ ソ連軍 試作対空戦車 T-90 ×1
●2014年 新金型