ガリレオ出版 M2/M3 ハーフトラック グランドパワー別冊 13502-06 別冊

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M2/M3 ハーフトラック

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「M2/M3 ハーフトラック (別冊) (ガリレオ出版 グランドパワー別冊  No.13502-06 )」です

●「M2/M3 ハーフトラック」です
 
●第2次世界大戦時においてアメリカにおいて大量に生産され、アメリカ軍のみならず連合軍の装甲車両として活躍した「M2/M3 ハーフトラック」及びその派生型を解説した解説集及び資料写真集です

【 「M2/M3 ハーフトラック」について 】


●アメリカでは、農地で使用するためにハーフトラックの歴史は古く、そのため民生用のハーフトラックが自動車メーカーで製造されていました

●この不整地において高い機動力を発揮するハーフトラックは陸軍が注目することになり、1930年代初期から軍用のハーフトラックの開発が進められ、1930年代末には試作車両である「T7」、そしてその改良型の「T14」が登場、この「T40」は1940年に「M2」として制式化されています

●この「M2」は、元々砲の牽引用のハーフトラックとして開発されたことから、その車内スペースは砲員と砲の弾薬を搭載する大きさしか持ちませんでしたが、大戦初期におけるドイツ軍の装甲兵員輸送車「Sd.kfz.251」の活躍により、機甲歩兵用として1個分隊の人員を搭乗させる能力を持つ兵員室が拡大された「M3」が開発されました

●また、レンドリース用として生産台数を確保するために、「インターナショナル・ハーベスター」社で生産された「M2」と同型となる「M9」、同じく「M3」と同型の「M5」も登場、「M2」「M3」「M5」「M9」及びそのバリエーションが第2次世界大戦時のアメリカ軍及び連合軍のハーフトラックの中核となります

●この「M2」「M3」「M5」「M9」は、ライバルであるドイツ軍の「Sd.kfz.251」よりも装甲が若干薄いという欠点を持っていましたが、車内容量は大きく、生産性と整備性に優れ、前輪が駆動することにより機動性能も優れていたと言われています

●また、このアメリカ製ハーフトラックは、工業大国アメリカを象徴するように大量生産が行われ、機甲歩兵や機甲砲兵部隊、そして偵察部隊の車両だけではなく、各種自走砲の車体としても多用されており、連合軍の装甲化の原動力にもなったのでした

●本書では、この「M2/M3 ハーフトラック」を初めとするアメリカ製のハーフトラックを特集、開発の経緯と構造などを詳細に解説、バリエーションや派生型を網羅し、「M2/M3 ハーフトラック」系列車両を紐解きます
●アメリカ製ハーフトラックの歴史や様々なタイプを知る資料として、そして模型製作の参考として役立つ内容となっています

●なお、本書は、グランドパワー2006年9月号、同10月号、同11月号の収録していた「M2/M3ハーフトラック」の記事を抜粋して再編集したものとなります


【 「M2/M3 ハーフトラック」の内容目次 】


●アメリカ軍ハーフトラックの試作車輌
●第2次大戦型ハーフトラック
●M3/M3A1の構造
●自走迫撃砲型
●対戦車砲搭載型
●自走榴弾砲型
●対空自走砲型
●特殊車輌

【 「M2/M3 ハーフトラック」の内容について 】


■アメリカ軍ハーフトラックの試作車輌 (8ページ)
●第1次大戦後の民生向けハーフトラックから発展し、軍用として開発が行われたハーフトラックの試作車輌をイラストと写真を交えて解説します
●大戦型の軍用ハーフトラックの先駆けとなった試作車「T7」と「T14」は特に詳細に解説

■第2次大戦型ハーフトラック (16ページ)
●第2次大戦中に登場したハーフトラックを紹介
●「M2」「M2A1」「M2E1」「M2E4」「T16」「M3」「M3A1」「M3A2」「M3E1」「M5」「M5A1」「M5A2」「M9/M9A1」の各車種を区分して、それぞれの車両の概要と生産状況とを解説します

■M3/M3A1の構造 (16ページ)
●第2次大戦で、アメリカ軍の主力ハーフトラックだった「M3」と「M3A1」を解説
●基本構造、機関系、履帯機構、キァビン・レイアウト、生産中の改良点の項目ごと、イラストと写真を交えて詳細に解説します
●後半には、「M3」と「M3A1」の戦場写真が収録されています

■自走迫撃砲型 (10ページ)
●「81mm迫撃砲」を搭載した「M4」「M4A1」「M21」、そして「4.2インチ (105mm)迫撃砲」を搭載した「T21」を解説、戦闘室内部を撮影した記録用の写真を交えて、そのレイアウトを詳しく紹介します

■対戦車砲搭載型 (12ページ)
●「75mm対戦車砲」搭載型の「T12」「M3」「M3A1」「T73」、「57mm対戦車砲」搭載型「T48」を解説、車体内部の写真と戦場写真を中心として、砲の搭載方式と防盾形状などが収録されています

■自走榴弾砲型 (6ページ)
●「105mm榴弾砲」搭載型となる「T19」、「75mm榴弾砲」搭載型の「T30」を解説、車体内部の写真と戦場写真を交えて、砲の搭載方式と戦場での運用なども掲載されています

■対空自走砲型 (24ページ)
●第2次大戦中のアメリカ軍ハーフトラックの派生型では最も多く生産が行われた対空型を解説します
●「12.7mm重機関銃」を連装式に搭載した「M13」、4連装式に搭載した「M16」を初め、「M14」「T60E1」「T28」「T28E1/M15」「M15スペシャル」「T37」「M16A1」「M16A2」「M16B」「M17」「T10」などの対空自走砲型をイラストと写真を交えて詳しく紹介
●掲載写真は第2次世界大戦時だけではなく、朝鮮戦争時や陸上自衛隊の車両なども収められています

■特殊車輌 (2ページ)
●装甲救急車型、試作が行われた地雷処理型、宣撫活動に使われた音響欺瞞型車輌、大型無線機搭載型等を解説
●写真では、現地改造車両として「37mm対戦車砲」を搭載した車両も収録されています


【 「M2/M3 ハーフトラック」の奥付 】


●版型 : A4版 / ソフトカバー
●全96ページ / モノクロ写真255枚収録
●発行日 : 2014年6月1日
●ISBNコード : 4910135020643



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