ロシア 613型 ウィスキー 3級 通常動力潜水艦
「ロシア 613型 ウィスキー 3級 通常動力潜水艦 (プラモデル) (AVIS 1/350 艦船モデル No.350-014 )」です
●ソ連海軍の戦後第1世代となる通常動力型潜水艦「613型 (NATO名:ウィスキー級)」を1/350スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●戦後第1世代の潜水艦として大量に建造された「613型 (ウィスキー級)」を再現、船体の上部と下部に多数の排水口を配置し、大型の艦橋を持った独特のシルエットを再現した内容となっています
【 「潜水艦 613型」について 】
●第2次世界大戦時、ソ連海軍の潜水艦は小型のタイプが主力で、外洋での運用が難しく、レーダーなどを装備する他国の潜水艦と比べて性能的に劣るものでした
●一方、ドイツ海軍の潜水艦「Uボート」は、潜水艦としての能力は世界最先端であり、大戦末期に登場した、流線型の船体を持ちバッテリーによる水中航行性能を大幅に向上させた「21型」は、それまでの潜水艦とは比較にならない性能を持ちました
●戦争終結により、この「Uボート 21型」を入手したソ連海軍は徹底的にこれを研究、「Uボート 21型」をベースとして1949年から建造されたのが潜水艦「613型」です
●「613型」は1958年までに236隻という大量建造が行われ、戦後のソ連海軍の潜水艦部隊の主力となりました
●ただ、「Uボート 21型」が航続距離が短かったことから、この「613型」も近海での運用を行う沿岸防御用の潜水艦で、外洋への進出を目指すソ連海軍にとって能力不足は明らかであり、さらにはその後の潜水艦技術の発展により旧式化、1970年代に入ると退役が進められています
【 「ロシア 613型 ウィスキー 3級 通常動力潜水艦」のキット内容について 】
●このソ連海軍の通常動力型潜水艦「613型」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●東欧系メーカーとして素朴なディテール表現と、細部にはエッチングパーツを多用することで潜水艦「613型」を再現した内容となっています
●喫水線以下も再現されたフルハルモデルです
●「潜水艦 613型」の船体は左右に分割したパーツ構成で、これに上甲板、艦橋構造物、昇降舵などを取り付ける構成となっています
・ 船体側面には上下の排水口と魚雷発射管扉がモールドにて再現されています
・ 船体前後の昇降舵、船尾の主舵は別パーツ化
・ 錨とスクリューはエッチングパーツにて再現
●上甲板はエッチングパーツとなっており、グレーチングのパターンなどがモールドされています
・ 前後のハッチはプラパーツで再現
●艦橋構造物は左右に分割したパーツで構成されています
・ 艦橋上部の各潜望鏡、センサー、レーダー類は個別にパーツ化
●スクリュー、上甲板、錨、レーダーなどを再現するエッチングパーツが付属
●展示用の円形のディスプレイスタンドが付属しています
【 「潜水艦 613型」の塗装とマーキング 】
●「潜水艦 613型」のマーキングとして、ソ連海軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 「Bielik」 (1988年)
・ 「C-380」 (1973年)
●説明書の塗装例に基づく、艦番表示、喫水表示、ソ連海軍旗などを再現したデカールが付属しています
●総パーツ数 : 18点(エッチングパーツを除く)
●MicroMirブランド : MM350014
【 「ロシア 613型 ウィスキー 3級 通常動力潜水艦」のパッケージ内容 】
・ ソ連海軍 潜水艦 613型(ウィスキー3級) ×1
・ デカールシート ×1
●2014年 完全新金型