イスラエル陸軍 M109A1/A2 自走砲 ロチェフ & ドーハー
「イスラエル陸軍 M109A1/A2 自走砲 ロチェフ & ドーハー (本) (デザートイーグル パブリッシング IDF ARMOR SERIES No.010 )」です
●現用イスラエル軍の自走榴弾砲「M109A1/A2 ロチェフ」とその改良型「M109A1/A2 ドーハー」を大判のカラー写真とともにディテール解説をした資料集です
【 「イスラエル陸軍 M109A1/A2 自走砲 ロチェフ & ドーハー」について 】
●イスラエルは、国土の大半が砂漠を中心とした乾燥地であり、遮蔽物が少なく、開けた土地が多いことから、戦車などの装甲車両が陸軍の主力となっています
●もちろん、この事情は砲兵部隊にも関係することで、素早く陣地変換が可能で、一定の装甲防御力を持つ自走榴弾砲はイスラエル軍の砲兵戦力として欠かせない存在です
●このため、イスラエル軍では建国当初から自走榴弾砲の確保に奔走し、黎明期には第2次世界大戦時の自走榴弾砲「M7 プリースト」を使用、その後は旧式化した「M4中戦車」シリーズを改造したイスラエル軍独自の自走榴弾砲を運用し、アメリカからも輸入が行われました
●1960年代、アメリカ軍は現在までコンポーネントが使用されている傑作自走榴弾砲「M109」を開発、イスラエル軍もこれを購入し、1973年のヨム・キプル戦争から実戦で使用されました
●ただし、イスラエル軍兵器の常として、この「M109」系列車両は独自に改良が施され、その初期仕様車は「ロチェフ」、さらに「ロチェフ」の改良型は「ドーハー」と称されています
●しかし、「ロチェフ」と「ドーハー」はどのような点が改良されて、どのような違いとなっているのかはこれまで公式には発表されず、謎に包まれてきました
●本書「イスラエル陸軍 M109A1/A2 自走砲 ロチェフ & ドーハー」では、この2つの自走砲「ロチェフ」と「ドーハー」を具体的かつ信頼できるソースを基に解説する初めての写真集です
●「ロチェフ」と「ドーハー」の実車写真はもとより、「Desert Eagle PUBLISHING IDF ARMOR SERIES」ならではの舐めまわすようなディテール写真によって、その仕様と変化を浮き彫りにします
●また、車体内部の詳細な写真も掲載、「ロチェフ」と「ドーハー」としてだけではなく、「M109」シリーズの資料としても貴重な一冊となっています
●多数の写真と精緻な図面により、知られざるイスラエル軍の自走榴弾砲の全貌に迫ります
【 「イスラエル陸軍 M109A1/A2 自走砲 ロチェフ & ドーハー」の内容目次 】
●イントロダクション
●ロチェフ&ドーハー In Action
●ロチェフ写真集
●ドーハー写真集
●ドーハーのエンジン
●ロチェフとドーハーのインテリア
●ロチェフとドーハーのマーキング
●ロチェフとドーハーの搭載砲弾
【 「イスラエル陸軍 M109A1/A2 自走砲 ロチェフ & ドーハー」の内容について 】
●イントロダクション
・ イスラエル軍の自走榴弾砲の歴史を解説します
●ロチェフ&ドーハー In Action
・ 「ロチェフ」と「ドーハー」の訓練時や演習時の写真を収録
●ロチェフ写真集
・ 「M109A1/A2」をベースとしたイスラエル軍仕様車「ロチェフ」のディテール写真を掲載、イスラエル軍仕様として独自に追加された砲塔バスケット、車外装備品を中心に収録されています
●ドーハー写真集
・ 「ロチェフ」をベースとした改良型となる「ドーハー」のディテール写真を掲載、背の高い車長キューポラや独特の視察サイト、変更された砲塔バスケットなどの写真が収められています
●ドーハーのエンジン
・ 整備のために車体から取外された「ドーハ」のエンジンと、エンジンが取外されたエンジンルーム内部の写真が収録されています
●ロチェフとドーハーのインテリア
・ 「ロチェフ」と「ドーハー」の車体内部の写真を収録、戦闘室内部はもちろん、操縦席部分も含んでくまなく撮影されています
●ロチェフとドーハーのマーキング
・ 「ロチェフ」と「ドーハー」に描かれたマーキングを紹介、砲兵部隊オリジナルのマークなどが収められています
●ロチェフのドーハーの搭載砲弾
・ 「ロチェフ」と「ドーハー」に搭載されている口径155mmの各種砲弾の写真を掲載、砲弾による塗装の違い、マーキングなども分かります
【 「イスラエル陸軍 M109A1/A2 自走砲 ロチェフ & ドーハー」の奥付 】
●版型 : A4版 / ソフトカバー
●全84ページ / オールカラー
●写真点数 : 225枚
●全英語表記
●発行日 : 2014年月1日
●ISBNコード : 9789659163564