ドラゴン ドイツ 4号駆逐戦車 L/48 1944年7月生産型 w/ツィメリットコーティング 1/35 '39-45' Series 6369 プラモデル

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ドイツ 4号駆逐戦車 L/48 1944年7月生産型 w/ツィメリットコーティング

販売価格

6,820円 6,138円(税込)

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「ドイツ 4号駆逐戦車 L/48 1944年7月生産型 w/ツィメリットコーティング (プラモデル) (ドラゴン 1/35 '39-45' Series  No.6369 )」です


●第2次世界大戦後期におけるドイツ軍の駆逐戦車「4号駆逐戦車 L/48」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●大戦後期において対戦車戦闘に活躍した「4号駆逐戦車 L/48」を再現、極端にまで低いシルエットと傾斜装甲を多用した精悍なフォルムを再現した内容となっています

【 「4号駆逐戦車 L/48」について 】


●ドイツ軍は1935年の再軍備化に伴って本格的な戦車開発を開始、「1号戦車」~「4号戦車」という4種の戦車が登場します
●これらの戦車は、縦深突破や戦果拡大に運用が行われる戦車部隊用の車両として、ドイツ軍の電撃戦での剣の先端となる存在でした

●最前線を突破して敵戦線奥地に進む戦車部隊の後から続く歩兵部隊は、残された敵部隊を掃討する任務を持っており、その中には頑強な防御拠点やトーチカなどの攻略を必要としました
●このため、歩兵部隊直協用の車両の開発が1930年代後半より始まり、「3号戦車」の車体をベースとした「3号突撃砲」が登場します

●本来「3号突撃砲」は、歩兵支援用として用いられる予定でしたが、独ソ戦が始まると砲塔を装備しない低い車高と強力な火力で対戦車戦闘にも投入され、輝かしい戦果を挙げます
●また、T-34等のソ連軍の新鋭戦車に対し、当時のドイツ軍戦車は火力、防御力に劣ってしまうため、「3号突撃砲」の戦車キラーとしての能力に注目、「突撃砲」は徐々に対戦車兵器としての能力に重きを置くようになります

●さらに対戦車戦闘を重視した車両として、ドイツ軍では「3号突撃砲」の車体レイアウトをベースにした駆逐戦車を計画、75mm砲を装備した「4号駆逐戦車」と88mm砲を装備した「5号駆逐戦車 ヤークトパンター」の2種の車両の開発が平行して進みました

●1943年10月、「4号駆逐戦車」の試作車が完成、1944年1月から量産が行われました
 ・ 「4号駆逐戦車」は、「4号戦車」の車体をベースとして、「3号突撃砲」と同様に戦闘室に直接火砲を搭載するという方法を採りました
 ・ 最大の特徴が車体全体を避弾経始に優れた傾斜装甲を多用したことで、「3号突撃砲」よりも強力な防御力を持ち、形状の単純化により生産効率も向上しています

●「4号駆逐戦車」は、「3号突撃砲」よりも車格が大きかったため、75mm砲でもより強力な砲「70口径 75mm砲」を搭載することを予定していましたが、同砲は主力戦車となる「5号戦車 パンター」への搭載が優先になってしまいます
●そこで「4号駆逐戦車」は、暫定的措置として「3号突撃砲」の主砲と同じ威力となる「48口径 75mm砲 Pak39」を搭載して量産化、1944年中期頃から実戦投入へと投入されています

●1944年8月頃からは、「70口径 75mm砲」の量産が順調に進み、「70口径 75mm砲 Pak42」を搭載した「4号駆逐戦車」が登場、このれにより48口径砲を搭載したタイプは「4号駆逐戦車 L/48」、70口径砲を搭載したタイプは「4号駆逐戦車 L/70」と呼ばれています

●「4号駆逐戦車 L/48」は、「70口径 75mm砲 Pak42」の生産の関係から1944年8月以降も生産を継続、1944年11月までは「4号駆逐戦車 L/70」との平行生産体制が採られ、同月以降は「4号駆逐戦車 L/70」のみの生産となっています
 ・ 「4号駆逐戦車 L/48」は、西部戦線ではノルマンディ戦から、「4号駆逐戦車 L/70」は1944年12月のアルデンヌ戦頃から戦場に姿を現しています

●「4号駆逐戦車 L/48」は、主砲の装甲貫通能力では「4号駆逐戦車 L/70」に及びませんでしたが、連合軍の中戦車クラスには十分な火力を擁しており、低シルエットと強力な火砲という組み合わせにより対戦車戦闘に活躍、戦車キラーとして連合軍戦車兵にとって脅威の存在となったのです

●なお、ドイツ軍では1943年8月から1944年9月まで戦闘車両には対磁気地雷用のツィンメリットコーティングが塗布が行われており、ほとんどの「4号駆逐戦車 L/48」が同コーティングを施した状態となっているのが特徴です


【 「ドイツ 4号駆逐戦車 L/48 1944年7月生産型」のキット内容について 】


●このドイツ軍の駆逐戦車「4号駆逐戦車 L/48」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●ドラゴン/サイバーホビー社のディテール表現力で「4号駆逐戦車 L/48」を再現、同社「4号戦車」シリーズのフォーマットにのっとり、細分化したパーツ構成で同車のディテール再現に重きを置いた内容となっています

●サイバーホビー社製「4号駆逐戦車 L/70(V) ラング」をベースに、「4号駆逐戦車 L/48」を再現するために、砲身、防盾、戦闘室などを新規パーツへと変更したバリエーションキットです

●ドラゴン/ツィンメリットシリーズとして、繊細なモールドでツィンメリットコーティングを施した状態を再現しています

●キットは、1944年7月の生産車両の仕様を再現、工場で塗布が行われたツィンメリットコーティングの他に、鋼製の上部転輪、パイプを加工した誘導輪、マズルブレーキ用のネジ山が残った砲身先端部、横置きの筒型マフラーなどの特徴を再現しています


●「4号駆逐戦車 L/48」は、「戦闘室」「車体前部パネル部」「エンジンデッキ」「車体下部」、左右の「フェンダー」の6ブロックで構成しています

【 戦闘室 】
●傾斜装甲で覆った「4号駆逐戦車 L/48」の戦闘室形状を再現、各パネル部の防水布用のフック、天板部のボルト穴などもモールドで再現しています

●「48口径 75mm砲 Pak39」の砲身は一体成型のパーツで再現、スライド式金型を使用して砲口は開口した状態となっています
 ・ 砲身先端部のネジ山、上下のボルト穴を再現
 ・ 防盾は1パーツで再現、ツィンメリットコーティングの他に、中央部分の3箇所のボルト穴をモールドで再現しています
 ・ 砲尾、砲架、照準器などをパーツ化
 ・ 砲架部分は、実車の「カルダン式砲架」を再現しており、砲身は上下左右に可動させることができます

●戦闘室は、本体部分と天板の2パーツで再現
 ・ 照準器カバーは、エッチングパーツで再現
 ・ 車長ハッチ、砲隊鏡ハッチ、装填手ハッチは別パーツ化、開閉状態を選択することができます
 ・ 前方の機関銃ポート部の装甲カバーは別パーツ化、開閉状態を選択して組み立てることが可能です
 ・ 照準器、砲隊鏡、ペリスコープはクリアパーツです
 ・ 照準器用の遮光カバーを再現したパーツも付属
 ・ 戦闘室後部の予備アンテナは、固定具の形状が異なる3種のパーツが付属、選択して使用します

【 車体前部パネル部 】
●車体前部パネル部は一体成型のパーツで再現
 ・ 左右のブレーキ点検ハッチは別パーツで、開閉状態を選択することができます

【 エンジンデッキ 】
●エンジンデッキは、予備転輪ラックや車載工具類を装着した「4号駆逐戦車 L/48」のレイアウトを再現、天板部のボルト穴などを繊細なモールドで再現しています

●エンジンデッキは、本体部分、後部パネル、左右の吸気口グリル部の4パーツで構成 ・ エンジンデッキの点検ハッチは別パーツです
 ・ エンジンデッキ後部の予備履帯ラックは長いタイプと短いタイプとが付属、選択して使用します
・ 車載工具類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています

【 車体下部 】
●車体下部は、「4号駆逐戦車 L/48」として牽引フックが側面板に一体成型したレイアウトを再現、上部転輪は4個のタイプとなっています

●車体下部はバスタブ状に一体成型となったパーツで再現
 ・ 前部パネルと後部パネルは別パーツです
 ・ 排気管は固定バンドも含めて5パーツで構成、排気管先端部は開口しています
 ・ 各サスペンションユニットは4パーツで構成 (全8ユニット)
 ・ 起動輪、誘導輪、転輪は前後に分割したパーツ構成で、下部転輪のハブキャップは別パーツです
 ・ 上部転輪は、鋼製タイプとなっています

【 フェンダー 】
●フェンダーは表面部に滑り止めパターンのない「4号駆逐戦車 L/48」のフェンダー形状を再現、裏側のステーや支持架などの構造も再現しています

●フェンダーは、フェンダー本体と前後のマッドフラップとの3パーツで構成
 ・ フェンダー裏面の支持架の一部も再現

【 履 帯 】
●履帯は、接着及び塗装が可能な軟質素材によるベルト式履帯が付属しています
 ・ 履帯は「3/4号戦車」用の「中期型」履帯を再現しており、モデルカステン製「3/4号戦車 中期型用履帯 タイプA (可動式)」がこれに対応しています


●車体側面のシュルツェンが付属しています
 ・ シュルツェンは一体成型のパーツで再現、裏面のフックは別パーツです
 ・ シュルツェン架は1つずつ個別にパーツ化


●照準器、砲隊鏡、ペリスコープなどを再現するクリアパーツが付属
●照準器カバー、車載工具の固定具の一部などを再現したエッチングパーツが付属しています


【 「4号駆逐戦車 L/48」の塗装とマーキング 】
●「4号駆逐戦車 L/48」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ ミッテ戦闘団 (ワルシャワ / 1944年)
 ・ ヘルマン・ゲーリング装甲擲弾兵師団 (オスト・プロイセン / 1945年)
 ・ 所属不明 (1945年)

●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています
 ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製


【 「ドイツ 4号駆逐戦車 L/48 1944年7月生産型」のパッケージ内容 】


 ・ 4号駆逐戦車 L/48 (1944年7月生産車両) ×1
 ・ エッチングシート ×1
 ・ デカールシート ×1
 ・ 組立て説明書 ×1


●2015年 一部新金型(サイバーホビー社製「4号駆逐戦車 L/70(V) ラング」をベースに、砲身、防盾、戦闘室などを新規パーツへと変更したバリエーションキット)



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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