M1A2 SEP V2 エイブラムス
「M1A2 SEP V2 エイブラムス (プラモデル) (サイバーホビー 1/35 Modern AFV Series No.3556 )」です
●現用アメリカ軍の主力戦車「M1A2 SEP V2 エイブラムス」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●「M1 エイブラムス」シリーズの最新バージョンとなる「M1A2 SEP V2 エイブラムス」を再現、砲塔後部に電子機器用の機材を増設し、砲手サイト上に遠隔操作機銃「クロウ 2 システム」を装備した姿を再現した内容となっています
●ドラゴン社製「M1A2 SEP (System Enhanced Program)」をベースに、「M1A2 SEP V2 エイブラムス」を再現するため、車長キューポラ、クロウ2システム、砲塔後部の機材、機銃のシールドなどの新規パーツを追加したバリエーションキットとなります
【 「M1A2 SEP V2 エイブラムス」について 】
●1981年に戦後第3世代戦車として登場した「M1 エイブラムス」は、余裕のある設計と世界最強のアメリカ軍の主力戦車という立場から、アップデートを施し常に時代の最先端の性能を持つ戦車として成長してきました
●当初は、冷戦構造下における正規軍同士の戦いを想定し、湾岸戦争やイラク戦争ではその圧倒的な能力を発揮します
●しかし、その後のアメリカ軍は武装勢力などによるゲリラの掃討や治安維持が主な任務となり、「M1 エイブラムス」シリーズも近接戦闘における防御や攻撃を考慮する必要が生じました
●また、電子ネットワークの発達も目覚しいものがあり、僚車や味方部隊の情報共有能力「C4I」が戦車の能力を大きく引き上げる時代となっています
●「M1A2 SEP V2 エイブラムス」は、「M1 エイブラムス」シリーズの2014年時点での最新バージョンで、情報共有能力「C4I」を搭載、これにより味方部隊が掴んでいる情報を車内のディスプレイで表示することができ、それまでのペリスコープや目視などによる視覚だけではなく、見えていない敵の位置や行動、そして味方部隊の位置なども瞬時に分かるようになりました
●また、「M1A2 SEP V2 エイブラムス」の外観上の特徴として、砲手サイト上に遠隔操作機銃「クロウ 2 システム」を装備、この機銃は単に遠隔操作によって機銃を操作するだけに留まらず、高精度のモニターにより精密射撃が可能で、これも車内のディスプレイ画面上で簡単に操作することができます
●この「クロウ 2 システム」の装備は、乗員を危険に曝さない状態で機銃を操作することが可能となり、実質的に乗員は複合装甲による強固な防御力に常に守られる状態となっています
●高度に発展した「M1A2 SEP V2 エイブラムス」は陸上における最強兵器として、乗員のみならずアメリカ軍将兵にとって絶大な信頼を得ているのです
【 「M1A2 SEP V2 エイブラムス 」のキット内容について 】
●この現用アメリカ軍の主力戦車「M1A2 SEP V2 エイブラムス」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ドラゴン/サイバーホビー社のディテール表現力により「M1A2 SEP V2 エイブラムス」を再現、細分化したパーツ構成とエッチングパーツによって現用車両としての細かな造りと細部再現に重きを置いた内容となっています
・ エッチングパーツが多く、プラパーツは接合部分を中心に或る程度の調整が必要となりますので、上級者向けのキットです
●「M1A2 SEP V2 エイブラムス」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています
【 砲 塔 】
●車長キューポラの機銃を撤去し、「クロウ2 システム」を砲手サイト上に装備した「M1A2 SEP V2 エイブラムス」の砲塔レイアウトを再現、アップデートを繰り返すことで複雑化した構造を細かく再現しています
・ 砲塔表面部には滑り止めとなる梨地状のパターンをモールドで再現
●「120mm滑腔砲」の砲身は、先端部、砲身前部、排煙器、砲身後部、基部の5パーツで構成しています
・ 砲身先端部のセンサーは別パーツです
・ 砲尾も再現しており、閉鎖器は開閉状態を選択して組み立てることができます
・ 防盾は前後に分割したパーツで再現
・ 同軸機銃は別パーツ化して再現
●砲塔は上下に分割したパーツで再現
・ 各サイトは独立したブロックで構成、サイトのガラス部はクリアパーツとなります
・ 砲手サイトの前扉は開閉状態を選択して組み立てることができます
・ 砲塔後部の環境センサーは形状が異なる2種をセット、選択して使用することができます
・ 装填手ハッチは砲塔とは別パーツ化、開閉状態を選択することができます
・ スモークディスチャージャーは前後方向に分割した3パーツで構成、発煙弾を1本ずつ個別にパーツ化して再現しています
・ 発煙弾収納箱は蓋の開閉状態を選択することができ、発煙弾は1本ずつ独立してパーツ化
・ 砲塔バスケットはコの字状となった側面及び後面部、床面、取り付けベースで構成、メッシュを再現したエッチングパーツが付属しています
・ 砲塔バスケット後部のラックは各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します
・ 砲塔後部に増設した機器は別ブロック化して再現しています
●車長キューポラは砲塔とは別ブロック化した構成となっています
・ 車長キューポラは3層に分割したパーツで構成、凹凸のある複雑な形状を再現しています
・ ペリスコープは個別にパーツ化、クリアパーツで再現しています
・ 車長ハッチは別パーツ化、開閉状態を選択して組み立てることができます
●装填手用のターレット部に装着する「M240機関銃」が付属しています
・ 機関銃は、機関銃本体、銃架、弾薬箱、防盾のパーツ構成となります
・ 防盾はクリアパーツで再現
・ 弾薬箱を固定するフレームはエッチングパーツで再現
●「クロウ 2 システム」を再現しています
・ 装備する武装は「M2 重機関銃」で、機銃本体、コッキングハンドル、機関部の蓋、揺架、モニターの5パーツで構成
・ 銃架は前後に分割したパーツで再現、これに弾薬ケースや防弾板などを取り付けます
【 車体上部 】
●細分化したパーツ構成で「M1A2 SEP V2 エイブラムス」の車体上部レイアウトを再現、車体表面には滑り止めとなる梨地状のパターンを彫刻で再現しています
●車体上部は、本体パーツに、パネルごとにパーツ化したエンジンデッキ部と前部フェンダーを取り付けて作製します
・ エンジンデッキの各グリル部、パンチングプレートなどはエッチングパーツで再現しています
・ 操縦手ハッチは車体とは別パーツで、開閉状態を選択することができます
・ 操縦手ハッチのペリスコープはクリアパーツで再現
・ 前照灯は前後に分割したパーツ構成で、前部のガラス部はクリアパーツとなります
・ 前部フェンダーは一体成型のパーツで再現、フェンダーの跳ね上げ用のバネとその固定具を再現する金属製パーツもセットしています
●サイドスカートは、前後方向に4分割したパーツ構成となります
・ サイドスカート上部のボルトはエッチングパーツで再現しています
【 車体下部 】
●車体下部はバスタブ状に一体成型となったパーツで再現しています
・ サスペンションアームはそれぞれ別パーツ化して再現
・ 誘導輪、下部転輪は前後に分割したパーツ構成で、ハブキャップを別パーツ化しています
・ 起動輪は、歯の部分を別パーツとなっており、形状が異なる2種の歯のパーツをセット、選択して使用することができます
●車体後部の排気グリル部は左右のブロックで構成しています
・ 各ブロックは枠の部分とスリット部分で構成
・ 排気を上部に向ける偏向パネルを再現したパーツが付属、装着の有無を選択できます
【 履 帯 】
●履帯は、接着及び塗装が可能な軟質素材によるベルト式履帯が付属しています
●牽引用のドローバーを再現したパーツが付属、車体前部のフックに装着することができます
●ペリスコープ、各サイトのガラス部、機銃のシールドなどを再現するクリアパーツが付属
●エンジンデッキの各グリルのメッシュ、砲塔バスケットのメッシュ、サイドスカートのディテールなどを再現するエッチングパーツが付属しています
【 「M1A2 SEP V2 エイブラムス」の塗装とマーキング 】
●「M1A2 SEP V2 エイブラムス」のマーキングとして、アメリカ軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 第2歩兵師団 (韓国)
・ 第2歩兵師団 (韓国)
・ 第1騎兵師団 (ドイツ)
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています
・ デカールのプリントはカルトグラフ社製
【 「M1A2 SEP V2 エイブラムス 」のパッケージ内容 】
・ M1A2 SEP V2 エイブラムス ×1
・ クリアーランナー ×2
・ エッチングシート ×1
・ 金属製パーツ ×7
・ デカールシート ×1
・ 組立て説明書 ×1
●2015年 一部新金型