M114A1 155mm ホイッツアー榴弾砲
「M114A1 155mm ホイッツアー榴弾砲 (プラモデル) (TOXSO MODEL 1/72 シリーズ No.TX1403 )」です
●第2次世界大戦時から冷戦時代におけるアメリカ軍の榴弾砲「155mm榴弾砲 M114A1(M1)」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●戦後多くの西側諸国に供与が行われた「155mm榴弾砲 M114A1(M1)」を再現、平衡器部分に大きなスプリングを装備した骨太なスタイルを再現した内容となっています
【 「155mm榴弾砲 M114A1(M1)」について 】
●第2次世界大戦時のアメリカ軍は、師団砲兵が装備する火砲を「105mm」と「155mm」の2種の口径とし、「155mm」のクラスでは榴弾砲とカノン砲を装備していました
●この「155mm」の榴弾砲として運用されたのが「155mm榴弾砲 M1」で、大口径による強力な威力により火力支援に活躍、鉄の嵐とも呼ばれた強力な砲兵戦力の一翼を担っています
●戦後、この「155mm榴弾砲 M1」はアメリカ軍内での名称変更により「155mm榴弾砲 M114A1」へと変更され西側諸国へと広く供与、陸上自衛隊でも各師団の特化連隊に配備が行われました
●この「155mm榴弾砲 M114A1(M1)」はアメリカ製火砲らしい堅牢な造で高い耐久性と射撃能力を誇り、基本性能の良さから長きに渡って運用、現在でも一部の国で運用が続けられています
●ただし、現在になると砲兵の装備する火砲は射程距離を重要視するようになり、アメリカ軍では「155mm榴弾砲 M198」をその後継として採用、「155mm榴弾砲 M114A1(M1)」は全て退役しています
【 「M114A1 155mm ホイッツアー榴弾砲」のキット内容について 】
●このアメリカ軍の榴弾砲「155mm榴弾砲 M114A1(M1)」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●1/72スケールとしてパーツ数を抑え、パーツ上に施したモールドを中心に「155mm榴弾砲 M114A1(M1)」のディテールを再現した内容となっています
●砲架や砲脚のフレーム構造、砲身基部、タイヤのホイールなどのディテール部分はシャープかつ繊細なモールドで再現、砲身から駐退器などが露出した火砲のメカニカルな構造を再現しています
●「155mm榴弾砲 M114A1(M1)」は、砲脚を開いた射撃状態と、砲脚を閉じた牽引状態とを選択して作製することができます
●「155mm榴弾砲 M114A1(M1)」は、「砲身部」「砲架」「砲脚」の3ブロックで構成しています
【 砲身部 】
●砲身は、砲尾も含めて上下に分割したパーツで再現
・ 閉鎖器は4パーツで構成しており、ネジ山も再現、開閉状態を選択して作製します
・ 砲身後部の駐退複座装置部は左右に分割したパーツで構成、砲身を挟んで接着します
・ 砲身は上下可動とすることができます
【 砲 架 】
●砲架は左右に分割したパーツで再現
・ 照準器、操作ハンドルなどは別パーツ化しています
・ 平衡器は、外側のコイルスプリング部とシリンダーアームとの2パーツで構成、砲身の上下動に合わて可動とすることができます
・ 防盾は左右各1パーツで再現
【 砲 脚 】
●砲脚は、砲脚基部、左右の砲脚、タイヤの各ブロックで構成しています
●砲脚基部の基本躯体は4パーツで構成
・ 砲脚の台座は5パーツで再現、基部の前方に取り付けます
●砲脚は、左右に分割したパーツで再現
・ 牽引装置、クリーニングロッドなどの装備品は別パーツ化しています
・ 砲脚後部の駐鋤は1パーツで再現、牽引時には砲脚中央部に取り付けます
・ 砲脚は開いた状態と閉じた状態とを選択することができます
●タイヤは前後に分割したパーツで再現
・ タイヤに内蔵するパーツにより、タイヤを回転可動とすることができます
●アクセサリーパーツとして、砲弾(×4)が付属しています
【 「M114A1 155mm ホイッツアー榴弾砲」のパッケージ内容 】
・ 155mm榴弾砲 M114A1(M1) ×1
・ 砲弾 ×4
・ 組立て説明書 ×1
●2015年 完全新金型