M102 105mm ホイッツアー榴弾砲 (フィギュア5体入)
「M102 105mm ホイッツアー榴弾砲 (フィギュア5体入) (プラモデル) (TOXSO MODEL 1/72 シリーズ No.TX1402 )」です
●現用アメリカ軍の榴弾砲「105mm榴弾砲 M102」と砲兵5体を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●軽量化のため、現在では珍しい箱型の砲架を備えた「105mm榴弾砲 M102」を再現、付属しているフィギュアとともに射撃中のシーンを再現することができる内容となっています
【 「105mm榴弾砲 M102」について 】
●第2次世界大戦時のアメリカ軍は、師団砲兵が装備する火砲を「105mm」と「155mm」の2種の口径とし、「105mm」タイプの火砲「105mm榴弾砲 M2A1(M101)」はアメリカ軍の標準的な榴弾砲として広く運用が行われました
●戦後もこの「105mm」と「155mm」という2種の口径が中心となりましたが、世界的な趨勢と射程距離の点から徐々に「155mm」の火砲が主力となります
●しかし、軽便さという点では「105mm」の火砲がはるかに勝っており、軽便を活かした山砲の流れを汲む「105mm榴弾砲 M102」が1964年に登場します
●この「105mm榴弾砲 M102」は、砲架をアルミニウム合金製にして軽量化を実現、強度確保のために砲架は開脚式から箱型となっています
●「105mm榴弾砲 M102」は、ヘリコプターでも輸送できることからベトナム戦争などにおいて活躍、ただし射程距離は「105mm榴弾砲 M2A1(M101)」と大差がないため、ベトナム戦争後は徐々に2線級の火砲となってしまいます
●それでも、イラク戦争やアフガニスタン戦などにおいて州兵部隊が装備する「105mm榴弾砲 M102」が戦場に投入され、火力支援に活躍したのでした
【 「M102 105mm ホイッツアー榴弾砲 (フィギュア5体入)」のキット内容について 】
●このアメリカ軍の榴弾砲「105mm榴弾砲 M102」と砲兵5体を再現したプラスチックモデル組立キットです
●1/72スケールとしてパーツ数を抑え、パーツ上に施したモールドを中心に「105mm榴弾砲 M102」のディテールを再現した内容となっています
●操作ハンドルや砲の台座、タイヤのホイールなどのディテール部分はシャープかつ繊細なモールドにより再現、火砲としてのメカニカルな構造を再現しています
【 105mm榴弾砲M102 】
●「105mm榴弾砲M102」は、「砲身部」「揺架」「砲架」の3ブロックで構成しています
●砲身部は、左右に分割した砲尾で一体成型となった砲身パーツを挟み込んで作製します
・ 砲口部分は開口した状態となっています
・ 閉鎖器はモールドで再現しており、閉じた状態となります
・ 閉鎖ハンドルなどが別パーツ化
●揺架の基本躯体は、左右及び底部パネルの3パーツで構成
・ 平衡器のシリンダーアームは別パーツ化して再現
・ 揺架は、任意の角度で固定します
●砲架は、上下に分割したパーツで再現
・ 照準器、操作ハンドル、下部台座などを別パーツ化
・ タイヤは1パーツで構成、ホイールのディテール、トレッドパターンをモールドで再現しています
・ 平衡器のシリンダーは別パーツとなっており、外側のコイルスプリングは付属している金属製バネで再現します
●アクセサリーパーツとして、砲弾2種(×各4)が付属しています
【 フィギュア 】
●「105mm榴弾砲 M102」を操作する砲兵を再現した5体のフィギュアが付属しています
・ 「105mm榴弾砲 M102」を射撃しているシーンを再現しています
●服装は、「ACU迷彩服」の上からボディアーマーを着用、ヘルメットを被り、マガジンポーチなどの装備品を装着した姿です
・ 服の皺の表現はスケールに沿った凹凸モールドで再現、背嚢、ポーチなどの装備品などの細部は立体的なモールドで再現しています
●各フィギュアは一体成型のパーツで再現、一部のフィギュアは片腕もしくは両腕を別パーツ化しています
・ フィギュアの下部に小型のベースを一体成型しています
【 フィギュアのポージングについて 】
●セットしているフィギュアのポーズは5体、5種類
・ 双眼鏡で前方を見ている兵士×1
・ 砲弾を両手で持って装填しようとしている兵士×1
・ ラマーを持って立っている兵士×1
・ 片手を挙げて合図している兵士×1
・ 片耳を押さえて爆風を防いでいる兵士×1
となっています
【 「M102 105mm ホイッツアー榴弾砲 (フィギュア5体入)」のパッケージ内容 】
・ 105mm榴弾砲M102 ×1
・ 砲兵フィギュア ×5
・ 砲弾 ×8
・ 金属製バネ ×4
・ 組立て説明書 ×1
●2015年 完全新金型