WW2 アメリカ軍 歩兵 (M43ジャケット 冬装)
「WW2 アメリカ軍 歩兵 (M43ジャケット 冬装) (レジン) (アルパイン 1/35 フィギュア No.AM35185 )」です
●第2次世界大戦時におけるアメリカ軍の歩兵を1/35スケールで再現したレジン製組立キット
●「M1 ガーランド ライフル」を杖のように持ち、立っている兵士の姿を再現しています
【 「M43野戦服 (M1943 フィールドジャケット)」について 】
●第2次世界大戦の開戦時、アメリカ陸軍はまだ第1次世界大戦時の服装をそのまま引き継いだ状態でしたが、1941年に制定した「M41野戦服 (M1941フィールドジャケット)」と「M1 スチールヘルメット」を導入したことで、兵士の服装は大きく変わりました
●この「M41野戦服」は永らくアメリカ軍兵士の代表的な服装となっていましたが、若干余裕のないデザインと裾が短いという欠点を持っていました
●そこで新たに制定されたのが「M43野戦服 (M1943 フィールドジャケット)」で、「M41野戦服」と比べて余裕のあるデザインとなり、襟や裾が大きく、ポケットも増えました
●この「M43野戦服」はその名の通り1943年に制定したユニフォームですが、実際に部隊への支給が始まったのは1944年の秋頃(ノルマンディ戦後)であり、しかも全軍にはなかなか行き届きませんでした
●「M43野戦服」は、余裕のあるデザインであったため、冬季になると「M43」の内側に服を重ね着することが行われ、厳冬期になるとこの「M43」の上からオーバーコートやアノラックを着用していました
【 「WW2 アメリカ軍 歩兵 (M43ジャケット冬装)」のキット内容について 】
●この第2次世界大戦時におけるアメリカ軍の歩兵を再現したキットで、若干緊張感ある表情で佇んでいるシーンを再現しています
・ 「M1 ガーランド ライフル」を杖のようにして持ち、もう一方の手でヘルメッを若干上げたポーズとなっています
●服装は、「M43野戦服(M1943フィールドジャケット)」を着用、革製レギンスを履き、ヘルメットを被った姿となっています
・ サスペンダーを着用し、布製の弾薬ポーチを両肩から下げている状態を再現
・ この服装は1944年秋以降のアメリカ軍兵士の姿となります
●服の皺はスケールに沿った凹凸あるモールドで再現、服の質感や、ポケットや服の縫い目などのディテールもレジンという特性を活かして繊細かつシャープな彫刻で再現しています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕に分割したオーソドックスなパーツ構成
・ 右手は別パーツ化、「M1 ガーランド ライフル」を握った状態で一体成型しています
●頭部は、通常の「M1 スチールヘルメット」を被った状態と、「M1 スチールヘルメット」に偽装網を付けた状態の2タイプが付属し、選択して使用することができます
・ 2タイプのフェイスの造りはほぼ同じものとなっています
・ 両タイプ共にヘルメットの顎紐はヘルメット後部に固定している状態です
【 付属している装備品類 】
・ M1 ガーランド ライフル (右手を含みます) ×1
・ 携帯シャベル ×1
・ 水筒 ×1
【 「WW2 アメリカ軍 歩兵 (M43ジャケット冬装)」のパッケージ内容 】
・ アメリカ軍 歩兵フィギュア ×1
・ ヘッドパーツ ×2 (フィギュアに使用するヘッド×1を含む)
・ フィギュアの装備品 一式
-------------------------------------------
【 「WW2 アメリカ軍 歩兵 (M43ジャケット冬装)」のワンポイント 】
●キットは、ミリタリーフィギュア造形の世界のトップメーカーとして名高い「アルパインミニチュア」のものであり、プロポーション、服の皺と質感表現、そして兵士の顔の造形と表情など高い品質を持ったフィギュアとなっています
●レジンという素材の特性と、型への制約の少なさを利用してフィギュアを作製、原型の良さが極力活かされています
●レジン成型の特徴により、パーツ数を極力抑えながらも細部再現に拘った内容となっており、その組み立てはインジェクションキットよりも容易、その分塗装に凝ることもできます
●フィギュア単品としてビネットとして飾るのもヨシ、AFVモデルの脇に配置して車両とフィギュアとが織り成す世界観を楽しむのもヨシと、フィギュアとしての様々な演出を楽しむことができます
●また、良質なフィギュアは車両をより良く見せる効果を持っており、車両の演出にも大きく役立つことでしょう