三菱 F1M2 零式水上観測機 11型 第934航空隊
「三菱 F1M2 零式水上観測機 11型 第934航空隊 (プラモデル) (ハセガワ 1/48 飛行機 限定生産 No.07397 )」です
●太平洋戦争中、ニューギニア方面で奮戦した「第934海軍航空隊」に所属した「零式水上観測機 11型 後期型」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。
●大日本絵画刊「南海の海鷲たち」の掲載された内容を下敷きにして、1942年にバリクパパンで開隊後、インドネシア東部に位置するアンボン島付近に展開した「第934海軍航空隊」に所属機した「零式水上観測機」を再現した内容となっています。
● 「第934海軍航空隊」は「零式水上観測機」のほか「二式水上戦闘機」や「零式三座水上偵察機」などを擁し、東インドネシア航路の防衛を担当、対潜哨戒だけでなく、水戦隊とともに邀撃戦も行っています。
・ 1943年の末にはニューギニア方面へ移動、付近の哨戒、迎撃任務に従事していましたが、1944年10月に解隊しています。
●ハセガワ製「三菱 F1M2 零式水上観測機 11型」のデカール替えバリエーションキットとなります。
【 三菱 F1M2 零式水上観測機 11型 第934航空隊 (ハセガワ 1/48 飛行機 限定生産 No.07397) プラモデルの内容 】
●帝国海軍の「零式水上観測機 11型」を再現したプラスチックモデル組立キットです。
■ 機体胴体部
●機体胴体部は左右分割のパーツで構成、カウリング部、主翼部、水平尾翼部、フロート部は別ブロック化しています。
・ 機体パーツ全体には細かな神経を配った繊細なパネルライン、リベット、張布表現のデティールを凹凸を交えたモールドで再現しています。
■ 機首部
●カウリング部は上下分割のパーツ及び正面のリング部で構成、排気管は別パーツ化して再現しています。
・ カウリングの形状は「後期型」を再現。
・ 「三菱 瑞星13型 エンジン」はカウル正面から見える範囲で再現、減速器は別パーツ化しています。
・ エンジン部は省略された再現ながら、シリンダーやプッシュロッドなどの特徴をとらえて再現しており、塗装するだけで見栄えのある仕上がりとなっています。
●3翅のプロペラはワンピースのパーツで再現、プロペラブレードを基部とスピナーで挟み込むパーツ構成となっています。
・ プロペラはエンジン内部のポリキャップに差し込む形となっており、回転させる事が可能です。
■ 主翼・尾翼
●主翼は上下に分割したパーツで構成。
・ 控えめな表現ながら柔らかな凹凸ある張布表現がパーツ上に施されています。
・ 翼端灯、下部の覗き窓、識別灯はクリアパーツで再現しています。
●翼間支柱は一体成型のパーツで再現、胴体部分の支柱は6パーツに分割して再現しています。
●水平尾翼は上下に分割したパーツで構成。
・ 水平尾翼の差込部には4角形のダボの他に棒状のダボも付いており、2枚がきっちりと水平になるように工夫しています。
■ フロート
●メインフロートは上下に分割したパーツで構成、フロート下部のなだらかなカーブの形状を綺麗に再現しています。
・ フロート支柱は別パーツ化して再現しています。
・ 完成後の尻もち防止用にメインフロートに取り付けるオモリが20g必要となります(オモリのパーツは付属していません)。
●補助フロートは左右に分割したパーツで再現、支柱は外側のパーツに一体化して再現しています。
・ フロート内側の支柱は別パーツ化して再現しています。
■ コクピット
●コクピット部は独立のブロック化して構成しており、コクピットブロックを機体胴体パーツで挟み込む形となっています。
・ コクピット内は非常に細かく繊細なパーツで、シートや操縦桿だけでなく、計器盤、照準器、補器類、フットペダル、ヘッドレストなどを精密に再現しています。
・ コクピット内部の計器盤各種は凹凸ある繊細な彫刻で再現しています。
・ 操縦用計器類のメーター面などは付属のデカールで再現。
・ 照準器のガラス部分はクリアパーツで再現しています。
・ 後席に装備された「98式 7.7mm旋回機銃」は、機銃本体、ドラム式弾倉に分割して再現しています。
●前後席の風防はクリアパーツで再現。
・ 前席の風防は1ピースで再現。
・ 後席の風防は2種類のクリアパーツをセット、波しぶき避け展開状態を選択して再現することができます。
・ キャノピーフレームのラインはクリアパーツ上にモールド化して再現しています。
■ 機外装備
●「三菱 F1M2 零式水上観測機 11型」用の機外装備として
・ 6番爆弾(60kg爆弾)×2
が付属しています。
・ 60kg爆弾はフィンなどのデティールを精密に再現。
・ 爆弾の懸架装置も立体感あるパーツで再現されています。
・ 爆弾架を装着させる場合は主翼部分に穴を開口させる必要があります。
■ その他付属品
●陸上用の牽引台車(ドーリー)が付属しています。
【 三菱 F1M2 零式水上観測機 11型 第934航空隊 (ハセガワ 1/48 飛行機 限定生産 No.07397) 塗装とマーキング 】
●組立説明書内に「第934海軍航空隊」所属の2種の塗装例、マーキング例をモノクロでプリントしています。
・ 塗装の際に使用する塗料の種類も記載しています (Mr.カラー / 水性ホビーカラー)。
・「零式水上観測機」の機体各部及びコクピット内など細部に使う塗料の種類は、組立説明書内の各組立工程中にて指示しています。
●「零式水上観測機 11型」の塗装・マーキング例
・ 第934海軍航空隊 所属機 「34-001」 (アンボン島:1944年3月)
・ 第934海軍航空隊 所属機 「34-002」 (アンボン島:1944年3月)
上記2種の塗装・マーキング例のうち、いずれか1種を選択して再現することが可能です。
●塗装例に応じた、国籍マーク、フロートの帯、主翼の識別帯、尾翼の機体表示、水平尾翼の偏流測定線、機体番号などを再現したデカールが付属しています。
●組立説明書内には「三菱 F1M2 零式水上観測機 11型用 エッチングパーツ」を使用する際の説明もあわせて記載されています
【 三菱 F1M2 零式水上観測機 11型 第934航空隊 (ハセガワ 1/48 飛行機 限定生産 No.07397) パッケージ内容 】
・ 零式水上観測機 11型 後期 ×1機分
・ 60kg爆弾 ×2
・ 運搬用台車 ×1
・ デカールシート ×1
・ 組立説明書 ×1
【 三菱 F1M2 零式水上観測機 11型 第934航空隊 (ハセガワ 1/48 飛行機 限定生産 No.07397) 仕様 】
●パーツ数:124
●パーツ成型色 : ライトグレー
●「零式水上観測機」完成時のサイズ
・ 全長:198mm
・ 全幅:229mm
●2015年 デカール替えバリエーション
●2009年 完全新金型