イギリス 巡航戦車 Mk.4
「イギリス 巡航戦車 Mk.4 (プラモデル) (ズベズダ ART OF TACTIC No.6227 )」です
●第2次世界大戦初期におけるイギリス軍の「巡航戦車 Mk.4」を1/100スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●大戦初期においてイギリス軍の戦車部隊の主力を務めた「巡航戦車 Mk.4」を再現、ソロバン型の砲塔を装備し、重量配分の関係から不均等に転輪を配置した特異なフォルムを再現した内容となっています
【 「巡航戦車 Mk.4」について 】
●イギリス軍は第2次世界大戦前に制定した戦車開発計画により、戦車を「軽戦車」「巡航戦車」「歩兵戦車」という3つのカテゴリーに分けて開発と整備を進めました
●「巡航戦車」は、敵部隊の追撃と戦果の拡大のために機動性能を重視したタイプで、装甲はあまり重視していませんでした
●1938年、3番目に開発した「巡航戦車」として「巡航戦車 Mk.3」が登場、この「巡航戦車 Mk.3」はクリスティーサスペンションを採用し、機動性能に優れているのが特徴でした
●1939年、第2次世界大戦の勃発により戦時体制となったイギリス軍は装甲が薄い「巡航戦車」の装甲の強化を図り、「巡航戦車 Mk.3」の装甲強化型として登場したのが「巡航戦車 Mk.4」です
●「巡航戦車 Mk.4」は「巡航戦車 Mk.3」をベースとして最大装甲を30mm厚へと変更、砲塔部分は中空式で増加装甲を施したことからその姿は「巡航戦車 Mk.3」から大きく変化しています
●「巡航戦車 Mk.4」は、大戦初期におけるイギリス戦車部隊の主力として活躍、主砲火力と装甲からドイツ軍戦車に対して苦戦を強いられましたが、後の巡航戦車「クルセイダー」などの登場までの間隙を埋める重要な役割を果たしたのでした
【 「イギリス 巡航戦車 Mk.4」のキット内容について 】
●このイギリス軍の「巡航戦車 Mk.4」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●「巡航戦車 Mk.4」を1/100のスケールに沿った表現で再現、一体成型によりパーツ数を抑えながらも、実車のディテールやポイントを捉えた内容となっています
●キットを構成するパーツは7個で、10分程度で組み立てを完了することが可能、気軽に戦車模型を楽しみたい人、塗装の練習を行ないたい人、もしくはコレクションとして数を揃えたい人などに最適なキットです
・ 戦車模型は、実車の構造上から足周りを構成するパーツが多く、それを敬遠する人や、戦車模型初心者の人への入門キットとしてお薦めします
●接着剤不要のスナップキットとなっています
●「巡航戦車 Mk.4」の本体は、砲塔、車体上部、車体下部、左右足周りのパーツ構成となっています
●砲塔は、主砲及び防盾を一体成型した上部中央パーツに下部パーツを貼り合せて作製します
・ 内装式防盾には主砲と照準器部分の凹みや同軸機銃が再現
・ 車長キューポラ、増加装甲の隙間などがモールドで再現
・ 砲塔は旋回可能です
●車体上部は、フェンダーを含めて一体成型となったパーツで再現
・ 操縦手部分、前照灯の張り出し部、フェンダー上の雑具箱などがモールドにて再現
・ 排気管は別パーツとなっています
・ フェンダー側面には、短いタイプのサイドスカートが付いた状態となります
●車体下部は、バスタブ状に一体成型となったパーツで再現
●足周りのパーツは、転輪、履帯を一体成型したパーツで再現しています
・ 履帯は、裏側のセンターガイドが再現
・ 履帯上部の弛みが表現されています
●ウォーゲーム時に使用する「巡航戦車 Mk.4」のスペックを表示したカードと、旗のパーツが付属しています
●完成全長 : 6.0cm
【 「イギリス 巡航戦車 Mk.4」のパッケージ内容 】
・ イギリス軍 巡航戦車 Mk.4 ×1
・ スペックカード ×1
・ 旗 ×1
●2014幔完全新金型
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【 「ズベズダ ART OF TACTIC」シリーズについて 】
●同社が展開する第2大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)として開発されたシリーズ
・ スケールモデル専門メーカーとして様々なキットを開発してきたズベズダ社のノウハウを、ベース付の駒にギュっと凝縮、パーツ数を抑えた手軽に作れるスケールモデルとしてプラモデルの楽しみを味わう事ができます
・ ボードゲームの駒として利用されることを前提としているため、戦車や歩兵、飛行機などでスケールが一貫していないから利用価値がないと思うのは大間違い、簡素な作りながらミニスケールモデルとしての完成度は十二分にあり、難しく複雑に考えることばかりがスケールモデルじゃないと、手にしたとき目から鱗が落ちる思いで気づくことでしょう