ピットロード 日本海軍 橘型駆逐艦 橘 1/700 スカイウェーブ W シリーズ W174 プラモデル

ホーム 艦船 ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ

日本海軍 橘型駆逐艦 橘

販売価格

2,200円 1,980円(税込)

購入数

「日本海軍 橘型駆逐艦 橘 (プラモデル) (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ  No.W174 )」です


●太平洋戦争時における日本海軍の駆逐艦「橘型」のネームシップ「橘」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●戦時急造の駆逐艦として生産工程の簡略化と生存性の向上を図った駆逐艦「橘型」の1番艦「橘」を再現、建造工程を大幅に短縮し、直線と面を基調とした、従来の日本海軍駆逐艦とは異なったシルエットを再現した内容となっています

●「橘」の同型艦となる「楡」「蔦」「萩」「柿」「椎」「梨」の艦名表示のデカールも付属、この中の1艦を選択して作製することができます

●ピットロード社製「日本海軍駆逐艦 橘型 橘」をベースに、フルハルモデル用の船底パーツ、ディスプレイスタンド、「回天」とその搭載装置などの新規パーツを追加したバリエーションキットです


【 日本海軍 橘型駆逐艦 橘 (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ W174) プラモデルの内容 】


●日本海軍の駆逐艦「橘型」の1番艦「橘」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●ピットロード社が長年培ってきた小型艦を中心とした艦船モデル技術により駆逐艦「橘」を再現、直線を基調とした船体形状、真っ直ぐになった艦尾、面構成の艦橋、独特の武装配置など、全体のシルエットを捉えながら、同社らしいシャープでメリハリのある彫刻で「橘型」のディテールを再現した内容となっています

●太平洋戦争末期、「橘型」は一部の艦が「回天」搭載艦へと改装が行われており、これを再現可能な「回天」や滑走台などの搭載装置を再現したパーツが付属、「回天」搭載艦として製作することができます

●「橘」の同型艦となる「楡」「蔦」「萩」「柿」「椎」「梨」の艦名表示のデカールも付属、この中の1艦を選択して作製することができます
 ・ この表示は、太平洋戦争時には秘匿のために消していました

●また、復員船として運用が行われた際の艦名表示を再現したデカールも付属、「楡」「蔦」「萩」「柿」「椎」は復員船として作製することもできます

●艦体喫水線以下の部分も再現したフルハルモデルと、喫水線までを再現した洋上モデルとを選択して作製することができます

日本海軍 橘型駆逐艦 橘 (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ W174) の商品画像

●「橘」は、「船体」「上甲板」「艦橋などの構造物」「主砲を含めた艤装類」の各ブロックに分割した構成となっています
●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、上甲板、構造物と艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます


●船体は、上甲板と船体部とを一体成型化したパーツで再現
 ・ 斜めに切り欠いたような直線ラインの艦首形状を再現
 ・ 船底部は、 洋上モデルとしての船体下を塞ぐ平らな船底パーツと、フルハルモデル用の船底を再現したパーツの2種をセット、作製したい状態に合わせて選択して使用します
 ・ フルハルモデル用のビルジキール、推進軸(2軸)、スクリュー、舵を別パーツ化して再現しています

●甲板上には、後部構造物、主砲台座、波除けなどの基本構造の他、リノリウム押さえ、滑り止め、魚雷運搬用レール、ボラード、アンカーチェーン、リールなどのディテールをモールドで再現しています


「橘」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成しています
●艦橋
 ・ 艦橋は、3層で構成、トップの測距儀は別パーツです
 ・ 艦橋窓枠は、窓の部分を一段凹んだ状態で再現し、立体感を演出しています
 ・ 艦橋部に装備する、「25mm 3連装機銃」(×1)が別パーツ化

●メインマスト、後檣
 ・ メインマストと後檣は三脚檣型で、前後に分割したパーツで再現
 ・ メインマストに装備する「22号電探」(×1)、後檣に装備する「13号電探」(×1)を別パーツ化しています

● 第1煙突・第2煙突
 ・ 各煙突は、本体とトップの2パーツで再現
 ・ 副管はモールドで再現しています

●機銃座
 ・ 中央の機銃座は一体成型のパーツで再現
 ・ 機銃座に装備する、「25mm 3連装機銃」(×2)を別パーツ化して再現

●後部構造物
 ・ 後部構造物は甲板部に一体成型しており、機銃座のスポンソンは別パーツ化しています
 ・ 後部構造物に装備する、「25mm 3連装機銃」(×1)、「25mm単装機銃」(×1)、「探照灯」(×1)を別パーツ化しています

●主砲塔 「40口径 89式 12.7cm単装高角砲」 ×1、「40口径 89式 12.7cm連装高角砲」 ×1
 ・ 砲塔は砲身部分と砲架、もしくは砲身とシールド部との2パーツで構成

●魚雷発射管 「92式 61cm 4連装魚雷発射管」 ×1
 ・ 魚雷発射管は一体成型のパーツで再現

●対空機銃 「25mm3連装機銃」 ×4、「25mm単装機銃」 ×12
 ・ 3連装機銃は銃身部と銃架の2パーツで構成、単装機銃は1パーツで再現しています

●内火艇、カッター及びボートダビッド
 ・ 10m特型運貨船 ×2
 ・ 6mカッター ×2

日本海軍 橘型駆逐艦 橘 (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ W174) の商品画像

●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 艦首、艦尾旗竿
 ・ 錨
 ・ 吸気筒
 ・ 爆雷投下軌条
 ・ 爆雷装填台
 ・ 爆雷発射機
 ・ 各種ダビット
 などをセットしています

日本海軍 橘型駆逐艦 橘 (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ W174) の商品画像

●「回天」搭載艦再現用の以下のパーツが付属しています
 ・ 人間魚雷「回天」 ×3
 ・ 滑走台
 ・ 投下台


●フルハルモデル用のディスプレイスタンドが付属しています

●艦尾の軍艦旗、艦首の日章旗、駆逐隊番号、舷側部の艦名表示(「橘」「楡」「蔦」「萩」「柿」「椎」「梨」)などを再現したデカールが付属


【 日本海軍 橘型駆逐艦 橘 (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ W174) パッケージ内容 】


 ・ 駆逐艦 橘 ×1 (同型艦「楡」「蔦」「萩」「柿」「椎」「梨」製作可能)
 ・ ディスプレイスタンド ×1
 ・ 人間魚雷 回天 ×3
 ・ デカールシート ×1
 ・ 組立て説明書 ×1


●2015年 一部新金型


【 日本海軍 駆逐艦 橘型 について 】


●日本海軍では、太平洋戦争を短期決戦で決着せしめるものと構想していましたが、戦局は長引き、日米双方が総力を持って挑む総力戦となり、戦線の拡大化により長期化が免れない状況となりました

●1942年中頃から開始されたガダルカナル島を巡る戦いでは消耗戦となり、特に駆逐艦は夜間における艦隊戦だけではなく物資輸送にも用いられたことから損害は甚大で、その損耗率は日本海軍の予想を遥かに上回るものでした

●日本海軍では、艦隊戦用の高性能艦「甲型駆逐艦」、対空能力を重視した「乙型駆逐艦」、速度性能を重視した大型の駆逐艦「丙型駆逐艦」を建造していましたが、どれも高性能で高コスト艦であり、さらにその建造期間は長い時間を必要としていました

●このため、それらの艦を急ぎ建造してもこれまでの駆逐艦の喪失を補うことができず、日本海軍は戦時簡易生産型として「丁型駆逐艦」(「松型」「橘型」)の建造を計画、1943年の中頃より建造を開始しています

●この「丁型駆逐艦」では、船体を大幅にコンパクト化、武装も従来の駆逐艦の半分程度として、主砲には高角砲を設置しました
●この主砲として搭載した高角砲は、対空能力を重視したものですが、発射速度の早さから砲火力として従来の駆逐艦の主砲よりも高い性能を持っており、砲の数は少なくなったものの、火力を補うことができました
●速度も、従来の駆逐艦が最高速度35ノット程度だったものを28ノットへと引き下げて生産性を向上、最高速度は低下しましたが、2基の機関をシフト配置することで生存性を高め、それまでの駆逐艦が脆さを持っていたのに対して、被弾に強い艦となりました

●この「丁型駆逐艦」は護衛駆逐艦と艦隊型駆逐艦との中間的な存在で、実際にも船団護衛及び艦隊の直衛艦として活躍、戦争末期の日本海軍の駆逐艦戦力の主力として、粘り強い戦いを展開したのでした

【 日本海軍 駆逐艦 橘 について 】


●駆逐艦「橘」は、駆逐艦「橘型」(「改松型」)の1番艦として1945年1月に竣工しました

●竣工後、駆逐艦「橘」は瀬戸内海へと回航が行われ、人間魚雷「回天」の目標艦として訓練任務に従事します
●1945年5月、駆逐艦「橘」は青森県の大湊へと移動し、津軽海峡方面の警戒任務に就きます

●1945年春頃からは、日本沿岸部はアメリカ海軍の機動部隊の艦載機の空襲に曝されるようになり、アメリカ艦隊は徐々に日本北部へと移動、1945年7月には東北、北海道方面への徹底的な空襲が行われました

●駆逐艦「橘」はこの空襲時、港で停泊していましたが、空襲を受けて外洋に出る際に爆弾を被弾、船体が切断し、その身を波間に消したのでした

ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ 「日本海軍 橘型駆逐艦 橘」
販売価格

2,200円 1,980円(税込)

購入数



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

この商品のカテゴリー

これまで見た商品