ドイツ タイガー 1 戦車 初期型 ミハエル・ヴィットマン
「ドイツ タイガー 1 戦車 初期型 ミハエル・ヴィットマン (プラモデル) (フジミ 1/72 ミリタリーシリーズ No.72M-016 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の重戦車「タイガー 1」の「初期型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●戦車エース「ミハエル・ヴィットマン」が乗車した車両を、付属のデカールで再現した内容となっています
●ドイツ戦車技術の粋を結集し、当時としては破格の強力さを誇った重戦車「タイガー 1」を再現、避弾経始ではなく分厚い装甲でその身を守った、重厚なスタイルを再現した内容となっています
●フジミ社製「タイガー1型戦車 初期型」をベースとして、「ミハエル・ヴィットマン」の乗車車両を再現するために、デカールを変更したバリエーションキットです
【 「ミハエル・ヴィットマンのタイガー 1」について 】
●ドイツ軍は1935年の再軍備化に伴って「1号戦車」~「4号戦車」という4車種の戦車を開発、配備を進めました
●これらの戦車は総じて火力、防御力共に非力であり、ドイツ軍では優れた作戦と戦術によりその性能をカバーしましたが、強力な連合軍戦車に対して苦戦したことから、それまでの戦車とは一線を画した重戦車の開発を1941年5月から開始します
●その結果登場したのが重戦車「タイガー1」で、当時のドイツの工業技術力と戦車開発技術力を結集したことにより、当時の戦車の概念を覆すような強力さを誇りました
●一方、ドイツ武装親衛隊の戦車兵「ミハエル・ヴィットマン」は、第2次世界大戦が開戦すると8輪重装甲車「Sd.kfz.231」や「3号突撃砲」に乗車して活躍しますが、独ソ戦において部隊がモスクワ前面まで達すると負傷して本国へと送還、負傷が回復すると将校への途を進み、新たに部隊に追加されたSS第1装甲擲弾兵師団「ライプシュタンダルテ・アドルフヒトラー」の重戦車中隊の小隊長として復帰します
●「タイガー1」に乗車するようになった「ミハエル・ヴィットマン」は、戦車キラーとして頭角を現し、戦功により騎士十字章、柏葉付き騎士十字章を受章します
●ノルマンディ戦に転戦した「ミハエル・ヴィットマン」は戦線へと深く進出したイギリス戦車部隊に対して単騎で戦いを挑み大きな戦果を挙げ、剣柏葉付き騎士十字章を受章、ドイツ軍きっての戦車エースとなったのです
【 「ドイツ タイガー 1 戦車 初期型 ミハエル・ヴィットマン」のキット内容について 】
●このドイツ軍の重戦車「タイガー1 初期型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●ミニスケールながら1/35スケールのキット並みに細分化したパーツ構成により、「タイガー1 初期型」の細部再現に重きを置いた内容となっています
●1/72スケールの戦車モデルとしてはパーツ数が多く、また繊細なパーツも多いので、「上級者向き」(フジミ社表示)のキットです
●「タイガー1 初期型」は、「砲塔」「車体」「車体天板部」「後部パネル」の4ブロックで構成しています
【 砲 塔 】
●砲身は前後に分割したパーツ構成で、マズルブレーキは別パーツ化しています
・ マズルブレーキは一体成型のパーツで再現、スライド金型により砲口を開口処理しています
・ 砲尾部分も再現、防危板、薬莢受けもパーツ化して再現しています
●防盾は前後に分割したパーツで再現、同軸機銃は別パーツ化しています
・ 防盾は完成後も上下方向に可動とすることができます
●砲塔は左右に分割したパーツで再現、これに天板パーツを取り付けて作製します
・ 天板パーツには溶接跡をモールドしています
・ 後部の脱出ハッチ、ピストルポートは別パーツ化です
・ 車長キューポラは下部が左右に分割したパーツで構成、上部のリング部は別パーツ化しています
・ 車長ハッチ、装填手ハッチは別パーツ化、開閉状態を選択することができます
・ 後部のゲベックカステンは上下に分割したパーツで再現、蓋は別パーツ化しています
・ スモークディスチャージャーは、1本ずつ個別にパーツ化、ステー部分へと取り付けます
【 車体天板部 】
●車体天板部は、天板本体と戦闘室前面パネルで構成
・ 車体上に装備している工具類は、天板パーツにモールドにて再現
・ 牽引ワイヤーは別パーツ化
・ 操縦手、前方機銃手ハッチは別パーツ化しており、開閉状態が選択できます
・ ボッシュライト、Sマイン発射器は別パーツとなっています
・ 戦闘室前面パネルの操縦手用の装甲バイザーと機銃マウント部は別パーツ化、機銃マウント部は4パーツで構成しています
【 後部パネル 】
●後部パネルは一体成型のパーツで再現
・ 排気管は、上下に分割した本体と、上部の消炎用の蓋との3パーツで構成
・ ジャッキは5パーツで構成、ジャッキ固定具は4パーツで再現しています
・ 排気管カバーと後部のフェンダーは個別にパーツ化
●エアフィルターは本体は前後に分割したパーツで再現、パイプは3パーツで構成しています
・ パイプ先端部は開口処理しています
【 車 体 】
●車体はバスタブ状に一体成型となったパーツで再現
・ 車体側面パネルは別パーツ化しており、内側を成型した車体パーツに貼り付けて作製します
・ エンジングリル下の冷却ファン部がパーツ化
・ サイドスカートは左右各1パーツで再現
・ 履帯交換用ワイヤーは別パーツ化しています
●サスペンションアームは車体とは別パーツとなっており、1本ずつ個別にパーツ化しています
・ 起動輪は前後に分割したパーツで再現
・ 転輪は1枚ずつ個別にパーツ化しています
【 履 帯 】
●履帯は、一部連結式履帯が付属しています
・ 履帯上下の直線部は繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は1枚ずつに分割したパーツで構成
【 「タイガー戦車 1型 初期型」の塗装とマーキング 】
●説明書には、東部戦線における「ミハエル・ヴィットマン」乗車車両の3種の塗装例(3色迷彩、2色迷彩、冬季迷彩)を記載しており、国籍マーク、部隊マーク、戦術マーク、3種類の車体番号(S21、S04、1331)、騎士十字章受章時における砲身のキルマークなどを再現したデカールが付属しています
【 「ドイツ タイガー戦車1型 初期型 ミハエル・ヴィットマン」のパッケージ内容 】
・ 重戦車 タイガー1 (ミハエル・ヴィットマン乗車車両) ×1
・ デカールシート ×1
・ 組立て説明書 ×1
●2015年 バリエーションキット (デカール変更)