フェイスフィニッシャー
「フェイスフィニッシャー (筆) (モデルカステン モデルカステン マテリアル No.RB-002 )」です
●1/35スケールなどのフィギュアのフェイス(顔)の塗装に対応するように調整された、幅1.3mmの極細の「平筆」です
【 「フェイスフィニッシャー」の製品仕様 】
●毛質 : ナイロン
●毛丈 : 4.0mm
●毛幅 : 1.3mm
●厚み : 1.3mm
●軸の長さ : 140mm
【 「フェイスフィニッシャー」について 】
●AFVモデルのジャンル内では、1/35スケールは標準的なスケールとして把握されていますが、フィギュア単体を楽しむヒストリカルフィギュアやキャラクターなどの他ジャンルのフィギュアと比較すると、フィギュアモデルとしては非常に小さなスケールに分類されます
●このフィギュアの塗装は、おおまかに「肌の部分」と「服の部分」とに区分することができ、陰影の付け方など表現方法がそれぞれ異なり、また個性を発揮する部分でもあるため、各人が様々な技法を用いて塗装をしています
●また、フィギュアの塗装では陰影を付け立体感を出すために色を重ねていくことが一般的な塗装方法で、さらに服の部分などには凹凸があるので「筆ムラ」も目立ちにくく、1/35スケールのフィギュアでは「筆」を用いた塗装が主体となっています
●1/8スケールや1/12スケールなどの大きさになると、入手しやすいサイズの筆やエアブラシなどを駆使して塗装を行うことができるのですが、1/35スケールのフィギュアとなると、顔の大きさは5mm程度となり、この筆も「超」極細の面相筆を入手しないと、塗料がはみ出たり、余分についたりと、肌の色を上手に塗ることができません
●ところが、この「超」極細の面相筆はピンポイントで色を置くため(ブレンディングなどには具合が良いのですが)、頬や額の部分などをどうしても効率よく塗装することができません
●この「フェイスフィニッシャー」は、「肌の部分」の「顔」や「腕」などを塗装するために、独自の研究によってモデルカステンが提案する極細の「平筆」です
●「顔」の部分に「平筆」と聞いて驚かれるモデラーも多いとは思いますが、上記のとおり「頬」などの平たい部分には、極細サイズの「平筆」は重宝します
●一般的に「肌の部分」の塗装は、概して「服の部分」よりも細かなテクニックを要し
・ 肌の平坦な部分は柔らかな陰影
・ 目、鼻、耳、口などの部分はポイント的な強いライン
を必要とします
●この「フェイスフィニッシャー」は、「柔らかな陰影」を表現するための平筆で、極細サイズですので、顔の細かな部分に筆が届き、平たい面では塗装の境界をボカす「ブレンディング技法」などを行いやすくなっています
●また、「フェイスフィニッシャー」を立てた状態で横方向に筆を運ぶと細いラインも引くことができ、目、鼻、耳、口などの部分の塗装も行うことが可能です
・ ただし、あくまでも平筆ですので、瞳などの点状の細かな部分にはモデルカステン製「アイフィニッシャー」の方が適しています
【 「フェイスフィニッシャー」の製品内容について 】
●1/35スケールのフィギュアの顔などを塗装するための極細サイズの「平筆」
●平筆としては毛丈が長く、柔らかいのにコシがあり、塗料も含みすぎぬような毛の量となっていますので、面相筆のように扱うことができます
●平筆ですので、筆先の部分の面積が広く、塗料の境界をボカすブレンディングなどにも適した造りとなっています
【 「フェイスフィニッシャー」のパッケージ内容 】
・ フェイスフィニッシャー ×1本入