ボフォース 40mm 四連装機関砲 (防盾付)
「ボフォース 40mm 四連装機関砲 (防盾付) （プラモデル） (ファインモールド 1/700 ナノ・ドレッド シリーズ No.WA032 )」です
●アメリカ海軍などの艦艇に搭載された、「ボフォース 40mm 4連装機関砲」の「防盾付きタイプ」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●「ボフォース 40mm 4連装機関砲」の「防盾付きタイプ」を16基セットしています
●ファインモールド社「ナノ・ドレッドシリーズ」のフォーマットを踏襲して、プラスチックパーツの成型技術の限界に挑戦、レーザー加工によるハイディテールな彫刻を施した高い精度を持つディテールアップパーツセット
●既存のウォーターラインシリーズ等、1/700スケールの艦船モデルキットへと取り付け、より実感溢れるモデルの作製を可能にするディテールアップパーツです
【 「ボフォース 40mm機関砲」について 】
●「ボフォース」社は、スウェーデンの兵器メーカーで、鉄工所を前身として1646年に設立されました
●同社は、中立国という立場を活かし、第1次世界大戦後にはヴェルサイユ条約を逃れるためにドイツから兵器技術が流入しており、対戦車砲、高射砲、艦載砲など優秀な火砲を生み出す素地を作り上げました
●この「ボフォース」社が1932年にスウェーデン海軍向けに開発した対空機関砲が「40mm機関砲 akan M/32」です
●この砲は、初速850m/s、最大発射速度120発/分、最大射高6500mという性能を有する、非常に優れた60口径の長砲身高射機関砲でした
●また、「40mm機関砲 akan M/32」は早い初速で低伸弾道性能に秀でている上、かつ「40mm砲弾」の威力は絶大で、さらに長い射程で急降下爆撃機などが爆弾を投下する前に撃墜することが可能でした
・ 日本海軍が装備していた「25mm機関砲」は、有効射程の関係から急降下爆撃機の投弾前や戦闘機の機銃掃射前に敵機を撃墜することができず、これが原因で艦船に多大な損害を被る結果となっています
●「ボフォース 40mm機関砲」の優秀さに各国が注目するところとなり、オランダ軍を皮切りに世界各国が導入、そして、イギリス、アメリカ、ハンガリー、ポーランド、ソ連などでライセンス生産が行われました
●その中でも導入に積極的だったのがアメリカ海軍であり、同海軍は第2次世界大戦の開戦時には対空機銃として「エリコン 20mm機関砲」を使用していましたが、大戦中期以降は「ボフォース 40mm機関砲」を主軸として用い自国でライセンス生産、米国内の高い工業力を背景に大型艦艇から駆逐艦などの小型艦、さらには揚陸用の小艦艇にまで広く搭載しています
●「ボフォース 40mm 4連装機関砲」は、この「ボフォース 40mm機関砲」の連装タイプを2連平行に配置した4連装型となります
●同砲は単装でもかなり大きく、これを4連装式としたために、主にスペースと強度に余裕がある大型艦艇に装備されていました
・ 「ボフォース 40mm 4連装機関砲」は、運用当初から「防盾付きタイプ」と「防盾無しタイプ」とが存在していました
●この「ボフォース 40mm 4連装機関砲」は、合計最大発射速度480発という性能を持ち、弾幕効果及び砲弾の威力は絶大な対空迎撃能力を発揮し、「最も多くの航空機を撃墜した対空砲」と言われるほどの活躍をしています
【 「ボフォース 40mm 四連装機関砲 （防盾付）」のキット内容について 】
●このアメリカ海軍などの対空機銃「ボフォース 40mm 4連装機関砲」の「防盾付きタイプ」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●アメリカ海軍の大型艦艇に装備された対空兵装として、非常に存在感の高い「ボフォース 40mm 4連装機関砲」の「防盾付きタイプ」を再現
●4連装機関砲の銃座などの全体のフォルムを捉えながら、特徴的な砲身形状、砲身基部の駐退用のコイルスプリング、砲弾クリップ受け、照準席、フットトリガー、操作ハンドルなどを、プラスチックの成型限界まで立体的な彫刻で「ボフォース 40mm 4連装機関砲」のディテールを再現、ナノ・ドレッドシリーズのラインナップに名を連ねるにふさわしい究極のディテールアップパーツとなっています
●1/700のスケールのアメリカ海軍の艦船モデルのディテールアップに使用することで、より細かなディテールを持つモデルの製作への大いなる助けとなることでしょう
●「ボフォース 40mm 4連装機関砲 防盾付きタイプ」は、「砲身」（×2）「砲架」「ベース」「防盾」の5パーツで構成しています
●「砲身」は連装状に一体成型となったパーツで再現、これを2個並べて4連装とします
・ 砲身には、先端のフラッシュハイダー、中央部のコイルスプリング、機関部の砲弾クリップ受けを精緻なモールドで再現
・ 砲身部分には対空照門を一体成型化して再現しています
●「砲架」には、操作ハンドルを非常に微細なモールドで再現しています
●「ベース」には、装填手用の滑り止めパターン付きステップ、照準席、フットトリガー、平衡器などをナノ・ドレッドならではの精密なモールドで再現しています
●「防盾」は、展開図状のパーツとなっており、パーツ上の折り曲げラインで曲げて「コ」の字状の形を作製します
【 「ボフォース 40mm 四連装機関砲 （防盾付）」のパッケージ内容 】
・ ボフォース 40mm 4連装機関砲 防盾付きタイプ ×16
【 「ボフォース 40mm 四連装機関砲 （防盾付）」の対応艦艇 】
・ 戦艦 「ノースカロライナ級」「サウスダコタ級」「アイオワ級」 （未搭載時期や初期搭載艦で防盾未装備型と混載する例あり）
・ 航空母艦 「エセックス級」「ミッドウェー級」
・ 重巡洋艦 「ボルチモア級」
・ 大型巡洋艦 「アラスカ級」
・ フランス戦艦 「リシュリュー」 （1943年以降）
など
●製品素材 ： ABS
●2016年 完全新金型
●取り付け・塗装方法
・ パーツの切り離しにはプラモデル用精密ニッパーもしくはデザインナイフなどをご利用下さい
・ パーツの取り付けには、少量のプラスチックモデル用接着剤を底部に塗布した上、ピンセットを用いて取り付けます
・ 塗装は、精密なディテールを活かすためエアブラシを用いた吹き付け塗装をお薦めします
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【 「1/700スケール プラスチックパーツ ナノ・ドレッド シリーズ」について 】
・ 1/700スケールの艦船モデルは、縮尺が小さいため、細部の表現にはエッチングパーツが適しています
・ しかし、エッチングパーツは金属板を加工したものであり、立体物の造形としては厚みが不足するというのも事実です
・ また、エッチングパーツの加工には高度なテクニックが必要であり、これを補い手軽に精度の高いディテールアップを行うための解答とも言えるのがファインモールド社の「ナノ・ドレッドシリーズ」です
・ このシリーズは、艦船に搭載された艤装類をプラスチックパーツ（ABS）で再現、同社が所有する3次元レーザー彫刻機による金型への微細加工と、ナノテク領域を扱う工業用プラスチック部品開発・製造会社の協力とによって実現し、プラスチックパーツの成型技術の限界に挑戦するディテールで、艦船モデルの細部を表現する究極のディテールアップパーツキットなのです
