ホーカー タイフーン Mk.1B
「ホーカー タイフーン Mk.1B (完成品) (童友社 1/72 塗装済み完成品 No.013 )」です
●第2次世界大戦時におけるイギリス空軍の戦闘爆撃機「タイフーン Mk.1B」を1/72スケールで再現した塗装済み完成品モデル
●塗装済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出すだけでディスプレイすることができます
【 「タイフーン Mk.1B」の製品内容について 】
●イギリス空軍の戦闘爆撃機「タイフーン Mk.1B」を再現した塗装済み完成品モデルです
・ 組立の手間なく、1/72スケールのリアルな機体をコレクションのラインナップに揃えることができます
・ 「タイフーン Mk.1B」の機体はプラスチック製パーツを主体に構成していますので、「タイフーン Mk.1B」独特の機首のラジエターインテーク、対地攻撃用のロケット弾と20mm機関砲、パネルライン等の凹モールド、エッジ部分などがシャープに仕上げられており、実感溢れる完成品モデルとして楽しむことができます
●軽巡洋艦の片舷斉射にも匹敵する程の強力な対地攻撃能力で、ドイツ軍の地上部隊から「ヤーボ」として恐れられた「タイフーン Mk.1B」を再現
・ 機体はスマートなフォルムを持つものの、2000馬力級の大出力エンジン「ネイピア セイバーエンジン」を搭載するために、機首の下部に独特のラジエターインテークを備えた、「タイフーン Mk.1B」の特徴あるフォルムを再現しています
・ キャノピー枠を廃したバブルキャノピーへと換装した「Mk.1B」の後期型を再現しています
●機体全体にある主なパネルラインは凹モールドで再現
・ パネルラインにはスミ入れ処理は施されていません
●プロペラ(3翅)は回転させることができます
●キャノピーはワンピースのクリアパーツで再現、キャノピーの枠は機体色と同一のカラーで塗装されています
・ コクピット内部は、パイロットシート、操縦桿などを再現しています
●着陸脚は展開状態となっており、「駐機状態」を再現しています
●「タイフーン Mk.1B」の機外兵装として
・ 60ポンド ロケット弾 ×8
を装備した状態を再現しています
「タイフーン Mk.1B」の機体塗装
●「タイフーン Mk.1B」の機体塗装は、「イギリス空軍 第193飛行隊 DP-Z Zippy x」を模した塗装を再現
●上面はオーシャングレーとダークグリーンの2色迷彩のスキーム、下面はミディアムシーグレー、そして識別用に主翼と胴体の下面にインベンジョンストライプを描いた、大戦後期における標準的な機体塗装パターン
・ 主翼の前端の識別帯、胴体の帯、主翼のウォークウェイ部分、翼端灯、着陸灯、スピナー及びプロペラ、排気管、コクピット内部などを塗り分けにて再現しています
・ 国籍マーク、レターコード、機体番号、パーソナルネームなどをタンポ印刷で再現しています
●空中に浮かんだ状態で展示できるネーム付きのディスプレイスタンドが付属
・ 「タイフーン Mk.1B」の機体胴体下部にはスタンドに対応した穴が開けられており、この穴にスタンドの突起部分を差し込んで固定します
【 「タイフーン Mk.1B」のパッケージ内容 】
・ タイフーン Mk.1B ×1
・ ネーム入りディスプレイスタンド ×1
【 「ホーカー タイフーン Mk.1B」について 】
●技師「シドニー・カム」率いる「ホーカー」社の技術陣は、1937年3月頃から戦闘機「ハリケーン」に続く新型戦闘機の開発を開始、1940年2月に「タイフーン」の初号機が初飛行しました
●「タイフーン」はエンジンに問題を抱えながらも量産に踏み切り、1941年9月から部隊への配備が行われました
●「タイフーン」は、様々な欠陥を持っていましたが、当時のドイツ空軍の戦闘機「フォッケウルフ Fw190」に対抗できるのは「タイフーン」しかなく、まだ開発不十分のまま強引に部隊へと配備されたのです
●そのため、当初「タイフーン」は、戦闘で失われるよりも事故で失った機体の方が多いという時期もありました
●様々な改良、改修の結果、1942年末からようやく本格的な運用を開始、7.7mm機銃12丁を装備した「タイフーン Mk.1A」と、20mm機関砲を4丁装備した「タイフーン Mk.1B」が生産され、合計3330機が完成しています
●1943年からは、翼下に爆弾やロケット弾を搭載して地上攻撃に活躍し始めます
●1944年6月からのノルマンディ上陸作戦では「タイフーン」装備の26個の飛行隊が大活躍、ドイツ地上部隊に対して猛威を奮い、ドイツ軍にとって「タイフーン」は疫病神として忌み嫌われました
●「タイフーン」は、第2次世界大戦において最も成功した戦闘爆撃機の一つとなったのです