日本陸軍 九五式 小型乗用車 くろがね四起
「日本陸軍 九五式 小型乗用車 くろがね四起 （プラモデル） (ピットロード 1/35 グランドアーマーシリーズ No.G038 )」です
●太平洋戦争時における日本陸軍の小型野戦乗用車「95式小型乗用車（くろがね4起）」を1/35のスケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●後部に座席を設けた3座タイプを再現しています
●4輪駆動の小型野戦乗用車として、偵察や連絡、輸送任務などで活躍した「95式小型乗用車（くろがね4起）」を再現、民間用車両を彷彿させる丸みを帯びたボディに、後部座席を1席のみとした、独特のフォルムを再現した内容となっています
●スライド金型を使用して一体成型化を進め、小型のソフトスキン車輌らしくパーツ数を抑えてそのフォルムとディテールを再現しており、「95式小型乗用車」の特徴的な姿を気軽に楽しめる内容となっています
●助手席部分に機銃を装備した車両と、機銃を装備していない車両とを選択して作製が可能、幌も展開した状態と畳んだ状態とを選択して作製することができます
●操縦席と助手席に収まる、日本陸軍の兵士のフィギュアが2体付属しています
【 「95式小型乗用車（くろがね4起）」について 】
●1934年、日本陸軍は偵察、連絡、人員輸送などに運用できる小型車両の開発を国内の自動車メーカー4社に指示します
●この4社ではそれぞれ試作車を開発、比較検討の結果「日本内燃機」の試作車が制式採用され、「95式小型乗用車」として1936年から生産を開始します
・ 「日本内燃機」は、商標名として「くろがね」という名称を用いており、このことから「95式小型乗用車」は「くろがね4起」とも呼ばれています
●「95式小型乗用車」は、不整地でも走破性の高い4輪駆動の足周りを採用、当時のスポーツクーペらしい流麗な外見が特徴でした
●この「95式小型乗用車」は、後に登場するアメリカ軍の「ジープ」のような小型車両の先駆けとなった先進的な車両で、機動力と使い勝手の良い大きさから、偵察、連絡はもとより、スタッフカーとしても活躍、将兵達から高い評価を獲得します
●もっとも、「95式小型乗用車」は人員が乗る乗用車として設計が行われたことから、積載能力には劣り、この点では「ジープ」よりも後塵を拝していました
●「95式小型乗用車」は、2座席と3座席のタイプが存在し、その他に後部を荷台にした小型トラックも作られ、1944年までに4775両を生産、各戦線において将兵の足として活躍したのです
【 「日本陸軍 九五式 小型乗用車 くろがね四起」のキット内容について 】
●この日本陸軍の小型野戦乗用車「95式小型乗用車（くろがね4起）」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●「95式小型乗用車」は、「ボディ」「シャーシ」の2ブロックで構成しています
【 ボディ 】
●ボディは一体成型のパーツで再現、前部フェンダー部と「フロントグリル」、「ボンネット」の天板は別パーツ化して再現しています
・ 前部フェンダー部と左右のフェンダーを一体成型化して再現しています
・ 側面の「ドア」はモールドにて再現
・ 「前照灯」は、本体とガラス部の2パーツで構成、ガラス部はクリアパーツで再現しています
・ 「フロントウィンド」は、メーターパネルを含めた一体成型のパーツで再現、ウィンド部分は付属のクリアフィルムを貼って作製します
・ 「ワイパー」は別パーツ化
・ 「フロントグリル」の星章は別パーツ化しています
●車体内部は以下のパーツで構成しています
・ 操縦席、助手席
・ 後部座席
・ ハンドル
・ 各種レバー
●「96式軽機関銃」をセット、装備の有無を選択して作製することができます
・ 「96式軽機関銃」は助手席部分に装備することができ、装備する場合は、助手席部分のウィンドを跳ね上げた状態とします
●「幌」は、展開した状態と畳んだ状態の2種をセット、装着の有無を選択して作製することができます
・ 「幌」は一体成型のパーツで再現、ウィンド部分は付属のクリアフィルムを貼って作製します
・ 「幌」の支柱を別パーツ化
【 シャーシ 】
●シャーシは一体成型のパーツで再現
・ 「前部デファレンシャル」は3パーツ、「後部デファレンシャル」は一体成型のパーツで再現しています
・ 「コイルスプリング」と「リーフサスペンション」はそれぞれ一体成型のパーツで再現
・ 前輪のステアリングは直進向きに固定した状態となります
・ 「排気管」は別パーツ化して再現しています
●エンジンを再現、5パーツで構成しています
●タイヤはそれぞれ一体成型のパーツで再現、接地部分にラインが入るトレッドパターンを深めのモールドで再現しています
【 フィギュア 】
●日本陸軍の兵士のフィギュアが2体付属しています
・ ドライバーのフィギュアは、操縦席に座って両手でハンドルを握ったポーズ、もう1体は助手席に座り、機関銃を持って構えているポーズです
・ 服装は、「98式軍衣」を着用、「ゲートル」を巻き、ヘルメットを被った姿です（「略帽」を被った姿へと変更が可能です）
・ 服の皺の表現はスケールに沿った凹凸モールドで再現、服の縫い目などの細部は繊細なモールドで再現しています
・ フィギュアは、「頭部」「上半身」「下半身」「両腕」「両足」に分割したオーソドックスなパーツ構成となっています
●付属している装備品類
・ ヘルメット ×2
・ 略帽 ×2
【 アクセサリーパーツ 】
●アクセサリーパーツが付属しています
・ 将棋盤 ×1
・ 駒箱 ×1
・ 一升瓶 ×1
・ ぐい飲み ×2
【 「95式小型乗用車」の塗装 】
●説明書には、「95式小型乗用車」の日本陸軍仕様となる1種類の塗装例を記載しています
【 「日本陸軍 九五式 小型乗用車 くろがね四起」のパッケージ内容 】
・ 95式小型乗用車（くろがね4起） ×1
・ 日本陸軍兵士フィギュア ×2
・アクセサリーパーツ 一式
・ 組立て説明書 ×1
●2015年 再販に伴う品番換え・価格改定
