ドイツ sWS ハーフトラック 装甲タイプ 2cm 4連装 対空機関砲搭載型
「ドイツ sWS ハーフトラック 装甲タイプ 2cm 4連装 対空機関砲搭載型 (プラモデル) (ブロンコモデル 1/35 AFVモデル No.CB35213 )」です
●第2次世界大戦後期におけるドイツ軍の自走対空機関砲「sWS 装甲タイプ 4連装20mm機関砲 Flak38搭載型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●連合軍の戦闘爆撃機パイロットから「地獄の4連装」と呼ばれた「4連装20mm機関砲 Flak38」を搭載した「sWS」の派生車両である「sWS 装甲タイプ 4連装20mm機関砲 Flak38搭載型」を再現、幅広の履帯を装備した、重厚なスタイルを再現した内容となっています
●ブロンコモデル社製「ドイツ sWS 15cm パンツァーベルファー42 ロケット自走砲」をベースに、「sWS 装甲タイプ 4連装20mm機関砲 Flak38搭載型」を再現するために荷台部分を新規パーツへと変更、「ドイツ 2cm 4連装 対空機関砲 Flak38 w/Sd.Ah.52 トレーラー」の機関砲のランナーを追加したバリエーションキットです
【 「sWS 装甲タイプ 4連装20mm機関砲 Flak38搭載型」について 】
●「4連装20mm機関砲 Flak38」は、高い発射速度を持つ「20mm機関砲 Flak38」を4連装状としたもので、その最大発射速度は900発/分という絶大な能力を有していました
●もっとも、この数値は装填スピードを考慮しないものであり、4連装に束ねたことにより、2門ずつ射撃することで持続的に射撃と装填を行うことができるのが、この「4連装20mm機関砲 Flak38」の大きな長所でした
●この「4連装20mm機関砲 Flak38」は、射程が長く、砲弾の威力が大きい「37mm機関砲 Flak36/37」や「37mm機関砲 Flak43」などと比べると対空能力が劣るのも事実でしたが、高い発射速度を活かして弾幕射撃に効果を発揮、連合軍パイロットから「地獄の4連装」と呼ばれ、忌み嫌われています
●「4連装20mm機関砲 Flak38」はその大重量から早々に自走化が進んでおり、始めに「8tハーフトラック」に搭載した車両「Sd.kfz.7/1」を開発、次いで戦訓から同車を装甲化したタイプが登場しています
●また、対空戦車の搭載砲としても用いられ、対空戦車「メーベルワーゲン」の試作車、そして対空戦車「ヴィルベルヴィント」にも搭載されています
●ただし、コストの関係から対空戦車の生産数は少なく、「Sd.kfz.7/1」の生産は継続、「3tハーフトラック」及び「5tハーフトラック」の後継車である「sWS」にもこの「4連装20mm機関砲 Flak38」を搭載したタイプ「sWS 装甲タイプ 4連装20mm機関砲 Flak38搭載型」が登場します
●「sWS 装甲タイプ 4連装20mm機関砲 Flak38搭載型」は、「sWS」自体の生産数が少なかったことから少数生産にとどまりましたが、地上部隊を空からの脅威から守る対空車両として活躍、大戦後期のドイツ軍にとって欠かせない車両の一つとなったのです
【 「ドイツ sWS ハーフトラック 装甲タイプ 2cm 4連装 対空機関砲搭載型」」のキット内容について 】
●このドイツ軍の自走対空機関砲「sWS 装甲タイプ 4連装20mm機関砲 Flak38搭載型」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ブロンコモデル社ならではの細部に渡るディテール表現を施して「sWS 装甲タイプ 4連装20mm機関砲 Flak38搭載型」を再現、細分化したパーツとエッチングパーツを交えた構成により、ディテール再現に重きを置いた内容となっています
●「sWS 装甲タイプ 4連装20mm機関砲 Flak38搭載型」は、「キャビン」「荷台」「機関砲」「エンジン」「車体下部」の5ブロックで構成しています
【 キャビン 】
●角ばった面で構成され、フェンダーが突き出した「sWS 装甲タイプ」の車体上部レイアウトを再現、ボルトやパネルライン、ヒンジなどを繊細なモールドで再現しています
●キャビンは一体成型のパーツで再現、天板、前面パネルなどは別パーツとなっています
・ 「クラッペ」「上部ハッチ」「エンジン点検ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます
・ 「フェンダー」はキャビンのフロアパネルを含めた一体成型のパーツで再現
・ 「ボッシュライト」「ノテックライト」「車幅ポール」などを別パーツ化
・ 「ナンバープレート」はエッチングパーツで再現
・ 車載工具類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています
・ 車載工具類の固定具は、付属のエッチングパーツへと変更することができます
●キャビン内部を再現、以下のパーツで構成しています
・ フロアパネル
・ メーターパネル(メーターを再現するデカールが付属)
・ 各座席
・ レバー類
・ ペダル類
・ MP40 サブマシンガン×1
・ 無線機
・ 変圧器
など
【 荷 台 】
●展開可能な金網を張ったパネルを側面に装備した荷台構造を再現、フロアパネルには細かな滑り止めパターンを繊細なモールドで再現しています
●荷台は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します
・ 側面パネルは、フレーム状に成型したプラパーツに、エッチングパーツのメッシュを貼り付けて作製します
・ 荷台後部の収納箱の「蓋」は、プラパーツとエッチングパーツとをセット、選択して使用します
・ 「ナンバープレート」はエッチングパーツで再現
【 機関砲 】
●「4連装20mm機関砲 Flak38」は、細分化したパーツ構成で細かな構造を再現しています
●機関砲の砲身は一体成型のパーツで再現、機関部上部は別パーツとなっています
・ 機関砲の砲身は開口しています
・ 「揺架」は一体成型のパーツで再現
・ 「揺架」に取り付ける「防盾」も一体成型のパーツで再現しています
●砲架は左右に分割したパーツで再現、「操作ハンドル」などは別パーツとなっています
・ 「照準手席」は4パーツで構成、「照準器」は一体成型のパーツで再現しています
・ 「照準器」用の防盾は2パーツで構成、「扉」は開閉状態を選択することができます
●台座は一体成型のパーツで再現
・ 「予備弾倉ラック」は台座に一体成型化、仕切り板はエッチングパーツで再現しています
・ 「予備弾倉ラック」に搭載する、「弾倉」(×16)が付属しています
・ 「装填手席」は各3パーツで構成
●防盾は左右各2パーツで構成しています
・ 防盾は、展開した状態と、畳んだ状態とを選択することができます
【 エンジン 】
●細分化したパーツ構成でエンジン部を詳細に再現、トランスミッション、クラッチ、ラジエターなどの基本構造をはじめ、排気管、冷却ファン、ファンベルト、キャブレターなどの補器類も細かく再現しています
・ 「エンジン」は33パーツ、「トランスミッション」は4パーツ、「クラッチ」は2パーツ、「ラジエター」は5パーツで構成
【 シャーシ 】
●シャーシのメインフレームは一体成型のパーツで再現、「サスペンションアーム」やサスペンションの内部構造部は別パーツ化して再現しています
・ 車体下部内部の「デファレンシャルギア」「ドライブシャフト」「燃料タンク」などを個別にブロック化して再現しています
・ 前輪の「ステアリングゲージ」は18パーツで構成
・ 前輪のステアリングは可動させることができます
・ 「起動輪」は前後方向に分割した3パーツで再現、中央部の足掛けはエッチングパーツを丸めて再現します
・ 「誘導輪」は2種のタイプをセット、選択して使用します
・ 「誘導輪」は前後に分割したパーツで構成
・ 「転輪」は各1パーツで再現
●タイヤは、ホイールとゴムの部分とに分割しており、ホイールは前後に分割したパーツで構成、ゴムの部分は輪切り状に6分割したパーツで再現しています
・ ホイールは形状が異なる2種をセット、選択して使用することができます
【 履 帯 】
●履帯は、接地部分にハの字状の滑り止めパターンが付いた「sWS」用の履帯を再現しています
・ 履帯は、1枚ずつに分割した接着連結式履帯となっています
【 アクセサリーパーツ 】
●以下のアクセサリーパーツが付属しています
・ 予備砲身ケース ×2
・ 弾倉ケース ×4
●荷台側面のメッシュ、ナンバープレート、起動輪の滑り止め、各部のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属しています
【 「sWS 装甲タイプ 4連装20mm機関砲 Flak38搭載型」の塗装とマーキング 】
●「sWS 装甲タイプ 4連装20mm機関砲 Flak38搭載型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されており、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています
【 「ドイツ sWS ハーフトラック 装甲タイプ 2cm 4連装 対空機関砲搭載型」」のパッケージ内容 】
・ sWS 装甲タイプ 4連装20mm機関砲 Flak38搭載型 ×1
・ エッチングシート ×1
・ デカールシート ×1
・ 組立て説明書 ×1
●2015年 一部新金型