ロシア DTR 重機関銃搭載型
「ロシア DTR 重機関銃搭載型 (プラモデル) (Ummt 1/72 ミリタリー No.662 )」です
●第2次世界大戦時におけるソ連軍の装甲列車「DTR 装甲軌道車」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●鉄道線路の警備用として運用された「DTR 装甲軌道車」を再現、車体を装甲板で覆い、上部に銃塔を装備した、独特のフォルムを再現した内容となっています
【 「DTR 装甲列車」について 】
●第2次世界大戦時までのソ連は、鉄道が交通手段の中心となっていました
●このため、鉄道輸送はソ連軍の人員や物資の輸送、そして補給に大きな役目を果たし、鉄道の維持はソ連軍の重要な任務の一つでした
●「DTR 装甲軌道車」は、鉄道軌道上で警備活動を行う軌道車として1934年に開発されました
●車体はフレーム構造で、これに4mm~8mm厚の装甲板を貼っており、全周に渡って小火器射撃に耐えうる程度の防御力を持っています
●車体には、全周をカバーするように「デグチャレフ DT機関銃」を6丁装備、車体上部に設けられた銃塔には「マキシム重機関銃」を装備していました
●また、「DTR 装甲列車」には通信用の大型無線機を搭載、車体には無線用のフレームアンテナを装備しているのが外観上の特徴です
●「DTR 装甲列車」は1935年から1941年まで生産、ヨーロッパ方面だけではなく、極東方面にも配備され、鉄道の維持に大きな役割を果たしたのでした
【 「ロシア DTR 重機関銃搭載型」のキット内容について 】
●このソ連軍の装甲列車「DTR 装甲列車」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●細分化したパーツ構成と、車体表面のディテールをエッチングパーツで再現するユニモデル社の装甲列車シリーズのフォーマットを踏襲して「DTR 装甲軌道車」を再現、繊細なエッチングパーツを多く含んでおり、中級者以上のユーザーを対象とした内容となっています
●「装甲軌道車 DTR」は、「銃塔」「車体」の2ブロックで構成しています
【 銃 塔 】
●「マキシム重機関銃」の銃身は一体成型のパーツで再現
●銃塔は上下に分割したパーツで構成
・ 銃塔上部の「ハッチ」、表面の「視察口」などはエッチングパーツで再現します
【 車 体 】
●車体は、左右に分割したパーツで構成
・ 前後の機銃マウントは、機銃銃身、マウント、ベースの3パーツで再現
・ 車体側面の機銃マウントは、機銃銃身、マウントの2パーツで再現しています
・ 側面の「ドア」はモールドにて再現
・ 側面のグリルはエッチングパーツで再現、一体成型のパーツで再現しています
・ 「連結装置は」、軸の部分がプラパーツ、ベースと先端部はエッチングパーツで再現します
・ 表面の「視察口」「フック」などはエッチングパーツで再現
・ 「フレームアンテナ」は、アンテナ本体を付属の金属線で作製、アンテナを支える支柱はエッチングパーツとなっています
●車体分の長さの線路のパーツが付属
●アンテナの支柱、グリル、銃塔のハッチ、フックなどを再現するエッチングパーツが付属しています
【 「DTR 装甲軌道車」の塗装とマーキング 】
●「DTR 装甲軌道車」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されており、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています
【 「ロシア DTR 重機関銃搭載型」のパッケージ内容 】
・ DTR 装甲軌道車 ×1
・ エッチングシート×1
・ 金属線×1
・ デカールシート ×1
・ 組立て説明書 ×1
●2016年 一部新金型 (線路や車輪などは既存のキットのパーツから流用)