アメリカ M1A2 SEP エイブラムス TUSK 1/ TUSK 2 /M1A1 TUSK (3in1)
「アメリカ M1A2 SEP エイブラムス TUSK 1/ TUSK 2 /M1A1 TUSK (3in1) (プラモデル) (ライ フィールド モデル 1/35 Military Miniature Series No.RM-5004 )」です
●現用アメリカ軍の主力戦車「M1A1/M1A2 SEP エイブラムス」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●「M1A1 TUSK」「M1A2 SEP TUSK 1」「M1A2 SEP TUSK 2」の3種の中から1種を選択して作製することができるコンバーチブルキットです
●市街戦用強化キット「TUSK」を装備した「M1A1/M1A2 SEP エイブラムス」を再現、視察能力と防御力を兼ね備えたキューポラと、車体側面に追加装甲を装備した、迫力あるスタイルを再現した内容となっています
【 「アメリカ M1A2 SEP エイブラムス TUSK 1/ TUSK 2 /M1A1 TUSK (3in1)」のキット概要 】
●細分化したパーツと、エッチングパーツ、クリアパーツという構成で細部再現に重きを置いた内容
●「M1A1 TUSK」「M1A2 SEP TUSK 1」「M1A2 SEP TUSK 2」の3種の中から1種を選択して製作可能
●車体の爆発反応装甲部は一体成型化を進めパーツ数を抑えて再現、砲塔の爆発反応装甲は1枚ずつに分割して再現
●防弾ガラス、ペリスコープ、各サイトのガラス部などはクリアパーツで再現
●クリアパーツは、クリアグリーンで成型したランナーと、クリアーで成型したランナーをセット、選択して使用可能
●装備する「M2重機関銃」は細分化したパーツ構成で再現、銃口及び放熱筒を開口
●砲塔バスケットのメッシュ、吸気口のメッシュなどを再現したエッチングパーツが付属
●「T158型」履帯を再現、履板1枚ずつに分割した連結可動式
●塗装例はアメリカ陸軍仕様3種、部隊マーク、車両番号などを再現したデカールが付属
【 「M1A1/M1A2 SEP エイブラムス」の市街戦用装備について 】
●1981年に制式化された第3世代の主力戦車「M1 エイブラムス」はその後進化を続け、「M1A1」では「120mm滑腔砲」に換装、「M1A2」では能力向上と車輌間の情報共有システムの導入、「M1A2 SEP」ではさらに情報共有システムが戦闘団レベルまで引き上げられています
●「M1A1」と「M1A2」は、「湾岸戦争」「イラク戦争」に参加し、実戦での高い戦闘能力を発揮、イラク軍の「T-72」などの戦車に対して極めて有利に戦い、その能力は「レオパルド2A5」「レオパルド 2A6」と並び世界最高レベルにまで達しています
●また、現在の戦闘では各兵科との情報共有能力が重要視されており、この能力を高めた「M1A2 SEP」の総合戦闘能力はさらに高いものになっていると推測できます
●このように、野戦において無類の強さを誇る「エイブラムス」ですが、「イラク戦争」後は対テロ戦闘が主体となり、市街地では至近距離において仕掛け爆弾や「RPG-7」など携帯対戦車火器でその装甲の弱い箇所を狙われる場合が多く、エイブラムスにとって大きな脅威となりました
●そこで防御力強化と戦車周囲の監視能力向上を目的として、2004年頃から市街戦用強化キット「TUSK (Tank Urban Survival Kit)」の開発が始められるようになります
●2007年頃、最初に登場した「TUSK 1」は車体側面にブロック状の爆発反応装甲、車体下面には対地雷用の追加装甲を装着、主砲には同軸の「M2重機関銃」を追加、さらに車長及び装填手用の防弾シールド、各乗員用の熱線カメラ、車外連絡用電話なども装備されました
●そして、発展型の「TUSK 2」では、「TUSK 1」をベースとして瓦状の爆発反応装甲を車体側面と砲塔側面に追加装着しています
●これらの「TUSK 1」「TUSK 2」は、現地工場において約12時間ほどかければ装着することが可能であり、現地部隊の実情に合わせ、車輌によって様々な装備の組み合わせが見られました
●同装備を取り付けた「M1A1/M1A2 SEP エイブラムス」は、強固な装甲と監視能力、そして歩兵部隊との情報の共有化によりイラク国内での治安維持活動に活躍、随伴歩兵からは高い信頼を受け、作戦遂行に貢献したのです
【 「アメリカ M1A2 SEP エイブラムス TUSK 1/ TUSK 2 /M1A1 TUSK (3in1)」のキット内容について 】
●このアメリカ軍の主力戦車「M1A1/M1A2 SEP エイブラムス」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●細分化したパーツと、エッチングパーツ、各色のクリアパーツという構成により、「M1A1/M1A2 SEP エイブラムス」のディテール再現に重きを置いた内容となっています
●パーツ構成、エッチングパーツ、連結可動式履帯など、これまで発売された「M1A1/M1A2 SEP エイブラムス」のキットを下敷きにしながら、よりモールドのクオリティを向上させ、パーツの細分化を進めた構成となっています
●クリアパーツは、クリアグリーンで成型したランナーと、クリアーで成型したランナーをセット、選択して使用することができます
●「M1A1/M1A2 SEP エイブラムス」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」「車体両側面追加装甲」の5ブロックで構成しています
【 砲 塔 】
●台形状の「M1A1/M1A2 SEP エイブラムス」の砲塔形状を再現、溶接跡を強弱を付けたモールドで再現しており、表面には独特の滑り止めを繊細なモールドで再現しています
●「120mm滑腔砲 M256」の砲身は、前後方向に5分割したパーツで構成
・ 砲身先端の「センサー」は別パーツ化
・ 「防盾」は、各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します
・ 「同軸機銃」は先端部分を開口しており、内側のフィンはモールドで再現しています
・ 「防盾」は、完成後も上下に可動させることが可能です
●防盾上に増設された「M2重機関銃」は銃架を含めて14パーツで構成
・ 機銃は、左右に分割した機関部、銃身、上部の蓋、コッキングハンドルの5パーツで再現
・ 「銃身」の銃口は開口しており、機関部の「放熱筒」は各放熱口をヌケた状態で開口しています
・ 「照準用カメラ」は、本体とレンズの2パーツで再現、レンズはクリアパーツで再現しています
●砲塔は上下に分割したパーツ構成
・ 「装填手ハッチ」は別パーツ化しており、開閉状態を選択できます
・ 「装填手ハッチ」部分の追加装甲は、各パネルを貼り合せて作製します
・ 「砲手用サイト」の「扉」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます
・ 「砲手用サイト」のガラス部はクリアパーツで再現
・ 「車長用サイト」は8パーツで再現、ガラス部分はクリアパーツとなっています
・ 上部の「配線カバー」は別パーツ化して再現
・ 砲塔後部バスル上部パネルは2種をセット、選択して使用することができます
・ 「砲塔バスケット」は、フレーム状となった各パネルを貼り合せて作製します
・ 「砲塔バスケット」下部のメッシュを再現したエッチングパーツが付属
・ 「スモークディスチャージャー」は基部と本体との2パーツで構成
・ 側面の「雑具箱」は、前後及び天板の3パーツで再現
・ 「M1A2 SEP」用の「空調装置用熱交換器」は4パーツで構成しています
●「TUSK 2」用の砲塔側面の爆発反応装甲は、1枚ずつ個別にパーツ化、固定ベースへと取り付けます
●車長キューポラは、キューポラ本体の上部に防弾シールドを取り付ける構成となっています
・ 「防弾シールド」は左右ブロックごとにパーツ化され、クリアパーツの防弾ガラス部を挟むように成型色のフレームを取り付けます
・ 「車長ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択できます
・ キューポラ上部の「カメラ」は4パーツで再現、レンズ部分はクリアパーツで再現しています
・ 「ペリスコープ」もクリアパーツで再現
・ 「M2重機関銃」は銃架を含めて15パーツで再現
・ 機銃は、左右に分割した機関部、銃身、上部の蓋、コッキングハンドルの5パーツで再現
・ 「銃身」の銃口は開口しており、機関部の「放熱筒」は各放熱口をヌケた状態で開口しています
・ 「防盾」は、本体と防弾ガラス部の2パーツで再現、防弾ガラスはクリアパーツとなっています
●装填手ハッチの防弾シールドは、ターレット部分に取り付ける構成となっています
・ 各「防弾シールド」は、本体と防弾ガラス部の2パーツで再現、防弾ガラスはクリアパーツとなっています
・ 装備する「M240機関銃」は、銃架を含めて11パーツで再現、弾薬箱は装着した状態と外した状態とを選択することができます
・ 機銃上部の「スコープ」はクリアパーツで再現
【 車体上部 】
●車体上部は、各溶接跡やフック、パネルラインなどを強弱を付けたモールドを施して再現、表面には独特の滑り止めを繊細なモールドで再現しています
●車体上部は一体成型のパーツで再現、「前部フェンダー」「エンジンデッキ」などは別パーツとなっています
・ 「操縦手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択できます
・ 「操縦手ハッチ」の「ペリスコープ」はクリアパーツで再現
・ 後部の吸気口のメッシュはエッチングパーツで再現
・ 「前部フェンダー」の跳ね上げ用のポールを別パーツ化して再現
・ 「前照灯」は各3パーツで再現、ガラス部はクリアパーツで再現しています
【 「TUSK 1」「TUSK 2」用の追加装甲部 】
●「TUSK 1」の爆発反応装甲は、一体成型のパーツで再現、固定ベースへと取り付けます
・ 固定ベース上部の各パネルは、エッチングパーツで再現します
●「TUSK 2」の爆発反応装甲は、列ごとに一体成型となったパーツで再現、「TUSK 1」の爆発反応装甲へと取り付けます
【 車体下部 】
●車体下部はバスタブ状に一体成型になったパーツで再現
・ 「サスペンションアーム」は別パーツ化、「トーションバー」を取り付けることができます
・ 「起動輪」は形状が異なる2種をセット、選択して使用することができます
・ 「起動輪」は、前後方向に3分割したパーツで再現
・ 「転輪」は、前後に分割したパーツで再現、ハブキャップは別パーツ化しています
・ 後部パネルの「排気グリル」は、各グリルごとに分割した3パーツで再現
・ 表面のグレーチング部は別パーツ化しています
・ 「尾灯」はクリアパーツで再現
【 履 帯 】
●履帯は、接地部分にパッドが付いた「M1 エイブラムス」用のダブルピン履帯「T158」を再現しています
・ 履帯は、履板1枚ずつに分割した連結可動式履帯となっています
・ 履板は、左右及び表裏に4分割したパーツで構成、これを履帯ピンとエンドコネクターを一体成型したパーツを挟み込むように接着して連結可動式とします
【 アクセサリーパーツ 】
●味方識別用の「戦闘識別パネル」が4個付属、装着の有無を選択することができます
●牽引用「ドローバー」を再現したのパーツが付属、車体前部へと取り付けることができます
●アクセサリーパーツが付属しています
・ コンテナ 2種 ×各1
・ 12.7mm機銃用 弾薬箱 ×2
・ 機銃用 大型弾薬箱 ×2
・ ポリ製ジェリカン ×2
・ 鍋 ×2
・ 保冷ケース ×1
・ ペットボトル(クリアパーツ)×18
●ペリスコープ、防弾ガラス、各サイトのガラス部、前照灯のガラス部などを再現したクリアパーツが付属
●吸気口のメッシュ、砲塔バスケットのメッシュ、戦闘識別パネルなどを再現したエッチングパーツが付属しています
【 「M1A1/M1A2 SEP エイブラムス」の塗装とマーキング 】
●「M1A1/M1A2 SEP エイブラムス」のマーキングとして、アメリカ軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 第4歩兵師団 第1旅団 第22歩兵連隊 第1大隊所属車輌 (バクダッド / 2008年) ~ 「M1A2 SEP TUSK2」
・ 第4歩兵師団 第1旅団 第68機甲連隊所属車輌 (イラク) ~ 「M1A2 SEP TUSK1」
・ 第35機甲連隊 第1大隊所属車輌 ~ 「M1A1 TUSK1」
●説明書の塗装例に基づく、部隊マーク、所属表示、車台番号などを再現したデカールが付属しています
【 「アメリカ M1A2 SEP エイブラムス TUSK 1/ TUSK 2 /M1A1 TUSK (3in1)」のパッケージ内容 】
・ M1A1/M1A2 SEP エイブラムス ×1 (「M1A1 TUSK」「M1A2 SEP TUSK 1」「M1A2 SEP TUSK 2」の3種の中から1種を選択可)
・ エッチングシート ×1
・ アクセサリーパーツ 一式
・ デカールシート ×1
・ 組立て説明書 ×1
●2016年 完全新金型