ガリレオ出版 マーダー対戦車自走砲 Vol.1 (マーダー1/マーダー2) グランドパワー別冊 L-03/26 別冊

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マーダー対戦車自走砲 Vol.1 (マーダー1/マーダー2)

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「マーダー対戦車自走砲 Vol.1 (マーダー1/マーダー2) (別冊) (ガリレオ出版 グランドパワー別冊  No.L-03/26 )」です


●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の対戦車自走砲「マーダー1」「マーダー2」を解説した資料集です

●本書は、グランドパワー2000年2月号、同2002年月号、同2010年10月号、同2011年3月号に収録していた、「マーダー1」と「マーダー2」関連の記事を再編集した内容となっています

【 「マーダー対戦車自走砲 Vol.1 (マーダー1/マーダー2)」の概要 】


●ドイツ軍は、大戦中、世界で最も対戦車自走砲を有効活用した軍隊でした

●ドイツ戦車と言えば、「強力」という印象が強いのですが、それはあくまでも大戦中期以降に登場した重戦車「タイガー 1」や、中戦車「パンター」などの重量級車両の登場後であって、大戦初期から中期にかけてのドイツ戦車は、連合軍戦車と比べて火力と防御力に劣っていました

●しかしながら、ドイツは「ラインメタル」や「クルップ」というような優秀な兵器メーカーが存在しており、徐々にではありましたが、強力な火力を持つ火砲が戦線に投入されています

●ただし、牽引式の火砲は機動力に乏しく、威力の大きな火砲程、大きく、重量もかさ張るためにドイツ軍では早々に自走化を図り、戦車の火力不足を補っていました

●中口径の対戦車砲としては、ソ連軍から鹵獲した「76.2mm師団砲 F-22」をドイツ軍仕様とした「76.2mm対戦車砲 Pak36」が登場、次いで全く別の設計となる「75mm対戦車砲 Pak40」が登場しています
●この2つの対戦車砲は、コンパクトなシルエットと強力な装甲貫通能力によって対戦車部隊(戦車猟兵)の主力対戦車砲となり、終戦時までその威力を発揮しました
●しかし、この砲は重量が1t以上にもなることから、自走化が進められ、「2号戦車」の車台の車両として「マーダー2」を開発、他に「ロレーヌ牽引車」の車体の「マーダー1」、「38(t)戦車」の車体の「マーダー3」が登場しています

●これら「マーダー」シリーズは、主に性能的には旧式化した戦車の車体を利用したもので、長砲身の対戦車砲に比べて小型の車体は如何にも貧弱さを覚えますが、搭載した強力な火力で連合軍戦車を数多く撃破、そのコンパクトな車体は待ち伏せ攻撃に適しており、大戦中期以降は防御戦闘が主体となったドイツ軍にとって極めて有用な車両であったのです

●本書「マーダー対戦車自走砲 Vol.1 (マーダー1/マーダー2)」では、この「マーダー」シリーズの「マーダー1」と「マーダー2」を中心に、ドイツ軍の対戦車自走砲にスポットを当てた資料集です

●実車の解説はもとより、ジオラマソースや単品作品の演出に役立つ戦場写真、ディテールアップに欠かせない実車、実砲のモデラー目線による細部写真など、「マーダー1」や「マーダー2」のモデリングの際に極めて参考になります

●模型製作の傍らに、そして実車の資料にと、役立つ一冊となっています


【 「マーダー対戦車自走砲 Vol.1 (マーダー1/マーダー2)」の内容目次 】


●76.2mm対戦車砲塔載 「マーダー2」
●75mm対戦車砲搭載 「マーダー2」
●アバディーン博物館の75mm対戦車砲搭載 「マーダー2」
●「76.2mm対戦車砲 Pak36」 
●アバディーン博物館の「76.2mm対戦車砲 Pak36」
●ドイツ76.2mm対戦車砲搭載自走砲
●「マーダー1」と「ロレーヌ牽引車」改造車輌

【 「マーダー対戦車自走砲 Vol.1 (マーダー1/マーダー2)」の内容について 】


■76.2mm対戦車砲塔載 「マーダー2」 (12ページ)
●ソ連軍から捕獲した「76.2mm師団砲 F-22」をドイツ軍用に改造した「76.2mm対戦車砲 Pak36」を「2号戦車D型」の車台に搭載した「Sd.Kfz.132 マーダー2」を解説
●開発経緯、車体構造と搭載主砲、車体名称の変遷、生産状況、編成と配備などを解説します
●後半は、「Sd.Kfz.132 マーダー2」の戦場写真集を収録、大戦中期のみならず大戦後期まで運用された様子などを収めています

■75mm対戦車砲搭載 「マーダー2」 (30ページ)
●「75mm対戦車砲 Pak40」を「2号戦車」の車台に搭載した「Sd.Kfz.131 マーダー2」を解説
●開発経緯、名称変更、技術的特長、生産状況、改造型の「マーダー2」、生産中の変遷、部隊配備状況、部隊編成などを解説します
●後半は「Sd.Kfz.131 マーダー2」戦場写真集を収録、各戦線においての「Sd.Kfz.131 マーダー2」の姿を収めており、「動く対戦車砲」として重用されていた様子が活き活きと伝わります

■アバディーン博物館の75mm対戦車砲搭載 「マーダー2」 (8ページ)
●展示車輌の車体細部を写真で解説、自走砲化時の改造部分とPak40の搭載部の写真も収録しています

■「76.2mm対戦車砲 Pak36」 (6ページ)
●ソ連軍の「76.2mm師団砲 F-22」をドイツ軍用に改造した「76.2mm対戦車砲 Pak36」の改造部分と性能を解説
●使用弾薬も当時のマニュアル図を交えて解説します

■アバディーン博物館の「76.2mm対戦車砲 Pak36」 (5ページ)
●自走砲用の車載型ではない、牽引式の「76.2mm対戦車砲 Pak36」の細部を収録
●ソ連軍の「76.2mm師団砲 F-22」をドイツ軍用に改造した部分の写真も掲載しています

■ドイツ76.2mm対戦車砲搭載自走砲 (7ページ)
●応急的にソ連軍の「76.2mm師団砲 F-22」を改造しないで、「5tハーフトラック」に搭載した対戦車自走砲「Sd.Kfz.6/3」を解説
●北アフリカ戦線に送られて戦闘に参加した状況や戦場写真を交えて詳しく解説します

■「マーダー1」と「ロレーヌ牽引車」改造車輌 (26ページ)
●ドイツ軍は、フランス軍から捕獲した「ロレーヌ牽引車」を改造して多数の自走砲を運用しました
●「75mm対戦車砲 Pak40」を搭載した対戦車自走砲型の「マーダー1」とともに、「ロレーヌ牽引車」の構造、「15cm重榴弾砲搭載型」「10.5cm軽榴弾砲搭載型」「装甲観測車型」を実車写真を交えて解説します


【 「マーダー対戦車自走砲 Vol.1 (マーダー1/マーダー2)」の奥付 】


●版型 : A4版 / ソフトカバー
●全96ページ / モノクロ写真229点収録
●発行日 : 2016年2月1日
●ISBNコード : 4910135020261



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