スミ入れ筆
「スミ入れ筆 (筆) (モデルカステン モデルカステン マテリアル No.RB-004 )」です
●パネルラインやディテールの隅、フィギュアの凹部などのスミ入れ作業をしやすくするよう、穂先を細く長くしたセーブル毛の面相筆です
【 「スミ入れ筆」の製品仕様 】
●毛質 : セーブル
●毛丈 : 約8.0mm
●口径 : 約1.5mm
●軸の長さ : 140mm
【 「スミ入れ筆」の製品内容について 】
●「スミ入れ」作業用の面相筆です
●穂先には塗料の含みの良いセーブルを採用、穂先の細さと塗料の含みを両立し、セーブルならではの最適なコシを持ち、いつも使う面相筆とは異なった快適な「スミ入れ」作業を行うことができます
●ナイロン製の筆と異なり、毛先を対象面に当てた際に塗料が一気に流れ出ないため、狙った場所にピンポイントにスミ入れを行うことができます
●ピンポイントに塗料を落とすことができるため、パーツ同士の隙間に塗料が流れこみづらく、キャラクターメカへのスミ入作業にも最適です
【 「スミ入れ筆」について 】
●プラモデルを組み立てた後、そのままの状態で眺めたり、指定されたカラーだけで塗装をした状態だと、どうもメリハリが少なく立体感に乏しい印象を受けるときがあります
●どうしてもっと立体的に見えないのでしょうか?実物もしくは設定上の大きさを縮小したのがプラモデルですから、パネルラインや凹の部分も当然縮小さく(浅く)なっているため、凸面と凹面との光の当たり方の差異がなくなってしまい、影が出にくくなってしまうからです
●このようなのっぺりとした状態をなくし、立体感を強調する塗装技法が「スミ入れ」で、パネルラインや凹部に暗色を塗るだけで、完成品は一気に輪郭のクッキリとした状態に変わります
●この「スミ入れ」は、通常の場合、ラッカー系塗料やアクリル系塗料で塗った下地の塗膜を侵しにくく、塗料の伸びが良い「エナメル系塗料」を使用し、溶剤の性質を違いを利用して「スミ入れ」時にはみ出した「エナメル塗料」は、溶剤を含ませた筆や綿棒で拭き取るという方法が一般的です
●しかし、実はエナメル系塗料をエナメル溶剤によって完全に除去することはできず、あくまでも「見た目」では除去されたように見えるだけです
●これは、下地がツヤ消しであった場合には顕著で、「スミ入れ」を拭き取り作業をしたら、下地の色味が変わってしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか?
●このため「スミ入れ」作業は、できるだけ塗料をはみ出させないのが望ましく、
・ 穂先が細い
・ 塗料の含みが良い
・ 毛先に一定の弾力がある
という3つの要件が揃った筆が「作業効率が良く」「失敗の少ない」ベストな筆と言えます
●この「スミ入れ筆」は、上記の3つの要件を考慮し、調整した面相筆で、穂先は塗料の含みが良く、弾力を持ち、毛先の広がりが少ない「セーブル毛」を使用しています
●また、穂先の細さと塗料の含みを両立させることができるよう、「8mm」という長めの毛丈を設定、細い穂先を狙った場所へピンポイントで落とし、塗料をスーッと凹部分に流し込むことができます
●「スミ入れ筆」は、「スミ入れ」作業に特化した面相筆として、模型のジャンルを問わずに作業性効率を大きく高めてくれる筆となっています
【 「スミ入れ筆」のパッケージ内容 】
・ スミ入れ筆 ×1本入