フランス歩兵 (1916)
「フランス歩兵 (1916) (プラモデル) (ICM 1/35 ミリタリービークル・フィギュア No.35691 )」です
●第1次世界大戦中期以降におけるフランス軍歩兵4体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●「アドリアンヘルメット」とホリゾンブルーの「野戦服」を着用した第1次大戦中期以降の姿で、下士官による号令の下、砲火を受けながら前進を行っているシーンを再現しています
【 「フランス歩兵 (1916)」のキット概要 】
●後の歩兵戦術の元となった、軽機関銃を持った戦場におけるフランス軍の歩兵を再現
●ICM社ならではの、かっちりとした射出成型、自然なポージングのフィギュア
●大きな口髭を蓄えた、当時のフランス人らしい顔立ち
●ホリゾンブルーの「野戦服」に、ゲートルを巻き、ヘルメットを被った、大戦中期以降の服装
●4体をセットで使用することで、戦場でのワンシーンを再現可能
●歩兵携行品のパーツのほか、「WW1 フランス歩兵 ウェポン&装備」のランナーもセット
【 「第1次世界大戦時のフランス軍」について 】
●第1次世界大戦の開戦当初、戦争は短期間で終わるものと想定されていましたが、当時の最新鋭兵器であった水冷式の重機関銃が戦場を支配し、突撃する敵歩兵を容赦なくなぎ倒し、戦争は消耗戦の様相を呈し、膠着化します
●そこで、両軍は共に塹壕を掘り進め、スイス国境から北海に至る遠大な塹壕線を構築、この塹壕線を巡って激戦が繰り広げられることになります
●塹壕戦の主力はあくまでも重機関銃であり、攻撃側はこの重機関銃を沈黙させるために、大量の砲弾を使って砲兵による入念な攻撃準備射撃を実施しますが、防御側は堅牢な陣地を構築していたことから、全ての機関銃陣地の破壊は不可能であり、突撃する歩兵は重機関銃によって常に著しい被害を蒙りました
●この重機関銃が支配する膠着した戦場を打開するために開発されたのが「戦車」ですが、フランス軍では歩兵による重機関銃に対する戦術研究も行っていました
・ これは、軽機関銃を用いるもので、砲兵による入念な攻撃準備射撃の後に歩兵が前進、残存した敵の重機関銃による銃撃を一旦受けます
・ この銃撃により敵の重機関銃の位置を確認した歩兵は、軽機関銃を持った機関銃手が隠れながら射撃位置へと前進、この軽機関銃の掃射により、敵の重機関銃を沈黙させます
・ もちろん、この軽機関銃の掃射は、あくまでも銃弾によるものなので、重機関銃や防御陣地そのものを破壊する能力はなく、掃射によって敵が怯んだ隙に、味方の歩兵が躍進を開始、敵との距離を徐々に詰め、最終的には歩兵による占領によって敵の重機関銃の沈黙と、敵の塹壕線の制圧を達成するというものでした
●フランス軍のこの軽機関銃を用いた歩兵の新戦術は、かなりの有効性が認められ、連合国の各軍が採用、これは後に世界各国の歩兵戦術の基礎ともなりました
●第1次世界大戦は、凄惨な塹壕戦となりましたが、このような歩兵の新戦術や戦車などの新兵器は、後の第2次世界大戦に大きな影響を与えたのです
【 「フランス歩兵 (1916)」のキット内容について 】
●第1次世界大戦中期以降におけるフランス軍兵士4体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●高いフィギュア造型力を持つICM社の手によるフィギュアセット、第1次世界大戦時のフランス軍兵士を再現し、口髭を蓄えた顔付き、戦場での緊張感ある表情、コート状となった野戦服の質感と皺の表現、ベルトやサスペンダーなどの立体的な造型など、フィギュアキットとしてハイレベルな内容となっています
●フィギュアの内訳は、下士官1体、機関銃手1体、弾薬手1体、小銃手1体の合計4体です
●フィギュアの服装は、ホリゾンブルーの「野戦服」を着用、ゲートルを巻き、「アドリアンヘルメット」を被った姿です
・ 第1次世界大戦中期以降におけるフランス軍歩兵の代表的な姿となります
●服の皺の表現はスケールに沿った凹凸あるモールドで再現、服の縫い目などの細部は繊細かつシャープなモールドで再現しています
●フィギュアは、「頭部」「胴体」「両腕」「両足」に分割したオーソドックスなパーツ構成となっています
・ 上着の裾の部分は別パーツ化し、立体的な表現を施しています
【 「フランス歩兵 (1916)」のフィギュアのポージングについて 】
●セットしているフィギュアのポーズは4体、4種類
・ 下士官は、片手に持ったライフルで方向を示しながら、大声で指示を与えているポーズ
・ 機関銃手は、両手で軽機関銃を持って、ゆっくりと前進しているポーズ
・ 弾薬手は、片手に保弾板を持ちながら、もう一方の手でヘルメットを押さえて、若干身を屈めて前進しているポーズ
・ 小銃手は、片手にライフルを持ちながら、前進しているポーズ
となっています
【 付属している装備品類 】
●フィギュアランナーに付属している装備品類
・ 背嚢 ×2
・ 雑嚢 ×4
・ ガスマスクケース ×4
・ 機関銃用マガジンポーチ ×1
●ICM社製「WW1 フランス歩兵 ウェポン & 装備 」のランナーが付属、フィギュアの小火器、装備品類の一部は同ランナーを使用します
●「WW1 フランス歩兵 ウェポン & 装備 」ランナーの内容は
・ ホチキス Mle1909機関銃 ×1
・ ショーシャ CSRG Mle1915 機関銃 ×1
・ ショーシャ CSRG Mle1915 機関銃マガジン ×1
・ ショーシャ CSRG Mle1915 機関銃マガジンポーチ ×1
・ ルベル Mle1916 ライフル ×3
・ ルベル Mle1916 ライフル(着剣タイプ) ×3
・ ルベル Mle1916 ライフルマガジンポーチ ×9
・ 拳銃ホルスター ×1
・ ルビー拳銃 ×1
・ F-1 手榴弾 ×3
・ OF-15 手榴弾 ×3
・ 銃剣 ×3
・ 銃剣挿し ×6
・ アドリアン M1915 ヘルメット ×4
・ 斧 ×1
・ ワイヤーカッター ×1
・ ワイヤーカッターケース ×1
・ 携帯シャベル ×3
・ ガスマスクケース 2種 ×各3
・ コーヒーミル ×1
・ 双眼鏡 ×1
・ 双眼鏡ケース ×1
・ マグカップ ×3
・ ナベ ×3
・ 携帯用の酒用水筒 ×3
など、となっています
【 「フランス歩兵 (1916)」のパッケージ内容 】
・ フランス軍歩兵 ×4
・ フィギュアの装備品類 一式
・ 「WW1 フランス歩兵 ウェポン & 装備 」のランナー ×1
・ 組立て説明書 ×1
●2016年 フィギュアランナー完全新金型