F2A バッファロー
「F2A バッファロー (完成品) (童友社 1/72 塗装済み完成品 No.020 )」です
●第2次世界大戦初期におけるアメリカ海軍の艦上戦闘機「F2A バッファロー」を1/72スケールで再現した塗装済み完成品モデル
●塗装済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出すだけでディスプレイすることができます
【 「F2A バッファロー」の製品内容について 】
●アメリカ海軍の艦上戦闘機「F2A バッファロー」を再現した塗装済み完成品モデルです
・ 組立の手間なく、1/72スケールのリアルな機体をコレクションのラインナップに揃えることができます
・ 「F2A バッファロー」の機体はプラスチック製パーツを主体に構成していますので、「F2A バッファロー」独特の大きなキャノピー、太い胴体と直線的な主翼、パネルライン等の凹モールド、エッジ部分などがシャープに仕上げられており、実感溢れる完成品モデルとして楽しむことができます
●太平洋戦域では日本軍機相手に完敗しながらも、フィンランドにおいては「真珠」と賞賛された「F2A バッファロー」を再現
・ 空冷エンジンを搭載するために太い胴体を持ち、中翼配置と艦上機として運用することから頑丈な主脚機能を装備した「F2A バッファロー」の特徴あるフォルムを再現しています
●機体全体にある主なパネルラインは凹モールドで再現
・ パネルラインにはスミ入れ処理は施していません
●プロペラ(3翅)は回転させることができます
●キャノピーはワンピースのクリアパーツで再現、キャノピーの枠は機体色と同一のカラーで塗装されています
●着陸脚は展開状態となっており、「駐機状態」を再現しています
■「F2A バッファロー」の機体塗装
●「F2A バッファロー」の機体塗装は、「アメリカ海軍 3-F-18 (VF-3/1388)」を模した塗装を再現
●機体は全面銀塗装(無塗装)で、主翼上部のみを黄色、尾翼を白で塗装、赤色の円を入れた初期の国籍マークを付けた、第2次世界大戦参戦前おけるアメリカ海軍機の標準的な機体塗装パターン
・コクピット前部の防眩塗装、主翼付け根の黒色の塗装、主翼の帯、尾翼、エンジン、翼端灯、着陸灯、スピナー及びプロペラ、排気管、コクピット内部などを塗り分けにて再現しています
・ 国籍マーク、レターコード、機体番号、パーソナルマーク(Felix the Cat)などをタンポ印刷で再現しています
●空中に浮かんだ状態で展示できるネーム付きのディスプレイスタンドが付属
・ 「F2A バッファロー」の機体胴体下部にはスタンドに対応した穴が開けられており、この穴にスタンドの突起部分を差し込んで固定します
【 「F2A バッファロー」のパッケージ内容 】
・ F2A バッファロー ×1
・ ネーム入りディスプレイスタンド ×1
【 「F2A バッファロー」について 】
●1936年、アメリカ海軍は航空機性能の発達が著しいことを鑑み、次期艦上戦闘機として単葉で全金属製、引き込み脚の機体を導入することを決定、「グラマン」「セバスキー」「ブリュースター」の3社がこの海軍の要求に応えて新開発の機体を製作します
●その結果、アメリカ海軍が採用したのが「ブリュースター」社の「XF2A-1」で、1938年には最初の量産型である「F2A-1」の生産が始まりました
●第2次世界大戦が開戦したことにより、ヨーロッパ各国は軍備の増強を開始し、「F2A バッファロー」はイギリスやオランダなどが導入しています
●しかし、アメリカ海軍では「F2A バッファロー」は最新鋭機でしたが、速度性能を中心に、ドイツ空軍の戦闘機「メッサーシュミットBf.109」には敵わないことは明白であり、導入した両国では地中海やアジア方面へと配備しています
●太平洋戦争が開戦すると、これら「F2A バッファロー」は日本軍機と対峙することになりますが、飛行性能に優れ、搭乗員の技量も優れる日本軍機に一方的に撃破、撃墜されてしまいます
●更には、アメリカ海軍やアメリカ海兵隊の「F2A バッファロー」も日本海軍の「零式艦上戦闘機」を相手に苦戦、1942年の「ミッドウェー海戦」を契機に「F2A バッファロー」は第一線から退くことになりました
●ところが、1939年から始まった「第1次ソ連・フィンランド戦争」では、フィンランド軍に配備された「F2A バッファロー」は華々しい活躍を行い、その戦功から「空の真珠」とまで呼ばれ
、フィンランド軍パイロットから賞賛を浴びた機体となったのです