イギリス 空挺部隊兵士 戦闘シーン B
「イギリス 空挺部隊兵士 戦闘シーン B (プラモデル) (ブロンコモデル 1/35 AFVモデル No.CB35131 )」です
●第2次世界大戦時におけるイギリス軍の空挺部隊兵5体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●空挺部隊用の「デニソン・スモック」を着用し、携行する小火器を構え、もしくは指示を与えている、戦闘中のシーンを再現しています
【 「イギリス 空挺部隊兵士 戦闘シーン B」のキット概要 】
●現行のフィギュアとしては珍しくなった、戦闘中のシーンを再現、イギリス軍の空挺部隊兵のフィギュアの定番とも言えるキット
●デッサン、ポージング、服の皺の表現、ディテールなど、フィギュアキットとしてハイレベルな内容
●「デニソン・スモック」は1941年後半からの支給となるため、以後の時期のシーンに使用が可能
●ただし「PIAT」は1942年、「ステン Mk.5 サブマシンガン」は1944年より生産が始まったことから、これを携行するフィギュアは以降のシーンに使用可能
●イギリス空挺部隊兵の特徴である、偽装網、偽装布付きヘルメットは、側面部分の細かなディテールもしっかりと再現
●各フィギュアは、ベレー帽を被った姿とヘルメットを被った姿とを選択可能
●ヘッドフォンのバンドの部分や、PIATのディテールなどを再現したエッチングパーツが付属
●階級章や空挺部隊章などを再現したデカールが付属
【 「イギリス軍の空挺部隊」について 】
●「空挺部隊」は、1930年代後半頃から「ドイツ」「ソ連」「イタリア」の3カ国で研究と戦力化が進められました
●「イギリス軍」では、当初は空挺部隊に対し懐疑的な意見が大きかったのですが、「西方電撃戦」においてドイツ軍が空挺部隊を有効活用し大きな戦果を挙げており、この影響を受けイギリス軍は「空挺部隊」の戦力化を積極的に進めます
●また、「西方電撃戦」と続く「ギリシャ戦」を終えるとヨーロッパ大陸からイギリス軍が駆逐されてしまい、イギリス軍の活動はノルウェーからフランスにかけての沿岸部に対し少人数によって奇襲攻撃を加えることが中心となり、このような特殊作戦には空挺降下が適していたことから、「空挺部隊」の技量と装備が急速に発展します
●イギリス軍の「空挺部隊」には、正規部隊となる「空挺部隊」と、特殊作戦を主とする「コマンド部隊」、そして北アフリカ戦線で登場した「SAS」という3つの部隊が存在していました
●そして、空挺部隊そのものも、空挺降下を行う「空挺隊員」と、グライダーによって降下する「グライダー兵」とに分かれており、1個「空挺師団」は空挺隊員で編成された連隊と、グライダー兵で編成された連隊との混合編成となっていました
・ 空挺隊員とグライダー兵の服装は同一で、徽章が異なっていました
●イギリス軍の「空挺部隊」は、北アフリカ戦後期から徐々に実戦に参加、その当初の活動は、奇襲や拠点の防御など、特殊作戦が中心でした
●ノルマンディ上陸作戦からイギリス軍は師団単位で「空挺部隊」を戦線へと投入、ノルマンディ戦に参加した「イギリス 第6空挺師団」は緒戦における拠点確保に大きな働きをします
●ノルマンディ戦が終結すると、連合軍の地上戦力が進撃を続けたため、空挺部隊を活用する機会がなくなる一方、アメリカ軍とイギリス軍の空挺部隊は増員によって規模を拡大しており、この蓄積された強大な兵力を活かすために行われたのが、オランダ解放への大規模な空挺作戦「マーケット・ガーデン作戦」です
●この作戦では、これまでの空挺部隊運用の常識を打ち破る、日中における空挺降下が行われ、アメリカ軍2個師団、イギリス軍1個師団、ポーランド軍1個旅団(イギリス軍装備)の3個師団強の空挺部隊を投入、これらの部隊が確保した橋梁をイギリス軍の第30軍団が突き進むという作戦でした
●イギリス軍の「第1空挺師団」は、作戦全体の目標地点である「アルンヘム」へと降下しましたが、降下当初よりドイツ軍の反撃にあって苦戦、1週間という長期間持ち応えたものの、2/3の兵員を失って味方の戦線へと退きました
●この「マーケット・ガーデン作戦」は失敗に終わりましたが、その後もイギリス軍の空挺部隊の作戦投入は続き、「ライン川渡河作戦」でも1個師団が参加、連合軍の勝利に大きく貢献したのです
【 「イギリス 空挺部隊兵士 戦闘シーン B」のキット内容について 】
●この第2次世界大戦時におけるイギリス空挺部隊兵を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ブロンコ社のフィギュア造型力をもってイギリス軍の空挺部隊兵士を再現、デッサンを確実に捉えながら細部を繊細なモールドで再現しており、インジェクション成型によるフィギュアキットとしてハイレベルな内容となっています
●携行する小火器を構えたり、指示を出したりしている戦闘中のシーンを再現しています
●フィギュアの内訳は、「下士官」1体、「PIAT射手」1体、「機関銃手」1体、「小銃手」1体、「無線手」1体の合計5体です
●服装は、「野戦服」の上から空挺部隊用の「デニソン・スモック」を着用、「ベレー帽」もしくは偽装網、偽装布を付けたヘルメットを被った姿です
・ 全てのフィギュアの頭部は、「ベレー帽」を被った状態と、ヘルメット装着用の上部をカットした状態の2種のパーツをセット、選択して使用します
●服の皺の表現はスケールに沿った凹凸モールドで再現、服の縫い目などの細部は繊細かつシャープなモールドで再現しています
●フィギュアは、「頭部」「胴体」「両腕」「両足」に分割したオーソドックスなパーツ構成となっています
・ スモックの裾の部分は別パーツ化し、立体感を演出しています
【 「イギリス 空挺部隊 兵士5体 戦闘シーン Bセット」のフィギュアのポージングについて 】
●セットしているフィギュアのポーズは5体、5種類
・ 下士官は、立った姿勢で、片手を後方に指差して、指示を与えているポーズ
・ PIAT射手は、伏せた姿勢で、「PIAT」を構えているポーズ
・ 機関銃手は、機関銃を構えながら、姿勢を若干低くして歩いているポーズ
・ 小銃手は、片膝を付いた姿勢で、ライフルを構えて待機しているポーズ
・ 無線手は、片膝を付いた姿勢で、マイクを持って通話しているポーズ
【 付属している装備品類 】
・ リー・エンフィールド ライフル ×1
・ ステン Mk.5 サブマシンガン ×1
・ ブレン軽機関銃 ×1
・ 拳銃ホルスター ×1
・ エンフィールド No.2 Mk.1拳銃 ×1
・ PIAT対戦車火器 ×1
・ 無線機 ×1
・ 偽装網、偽装布付き空挺部隊用ヘルメット (ハーネスは別パーツ化) ×5
・ マガジンポーチ ×10
・ 背嚢 ×5
・ トレンチツール ×5
・ 水筒 ×5
など
●ヘッドフォンのバンドの部分や、PIATのディテールなどを再現したエッチングパーツが付属
●階級章や空挺部隊章などを再現したデカールが付属しています
【 「イギリス 空挺部隊兵士 戦闘シーン B」のパッケージ内容 】
・ イギリス 空挺部隊兵士 ×5
・ フィギュアの装備品類 一式
・ エッチングシート ×1
・ デカールシート ×1
・ 組立て説明書 ×1
●2016年 フィギュアランナー完全新金型