T-55A 主力戦車 BTU-55 ドーザー装着型
「T-55A 主力戦車 BTU-55 ドーザー装着型 (プラモデル) (SKIF 1/35 AFVモデル No.237 )」です
●1950年代後半に登場したソ連軍の主力戦車「T-55A」に「BUT-55 ドーザー」を装備した姿を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●戦車としての本来の任務の他に、簡易ブルドーザーとして障害物の撤去作業などを担う「T-55A」の「BUT-55 ドーザー装着車両」を再現、大型のドーザーブレードを車体前方に装備した迫力あるフォルムを再現した内容となっています
【 「T-55A 主力戦車 BUT-55 ドーザー装着型」のキット概要 】
●東欧系メーカーのキットとして、1/35スケールとしてはオーソドックスなパーツ構成と、素朴さを感じるモールドで「BUT-55 ドーザー装着車両」を再現
●エンジンルーム内部を含めて車体内部を再現
●ドーザーは細分化したパーツ構成、一部がレジンパーツ、完成後も可動させることが可能、
●エンジングリルの異物混入防止ネット、ライトガード、フェンダー支持架などを再現したエッチングパーツが付属し
●履帯は、「T-54/55」用のシングルピン履帯、軟質素材によるベルト式
●塗装例はソ連軍仕様1種、車体番号などを再現したデカールが付属
【 「ドーザーブレード装備のT-55A」について 】
●低速で力強い働きを行う「ブルドーザー」と、機動力を発揮して戦闘を行う「戦車」とは、同じ装軌車両でも全く異なる性格を持っています
●ただし、不整地においても高い走破性を持ち、一番低いローギアで走行した場合には「戦車」も「ブルドーザー」に準じた働きを行うことができることから、第2次世界大戦時から「戦車」にドーザーブレードを装着して簡易なブルドーザーとして用いることが行われています
・ ただし、上記のように「戦車」は機動力を重視した駆動系となっているので、ローギアでエンジンを吹かし続けるとオーバーヒートとなってしまい、エンジンを痛めてしまう原因となります
●ソ連軍では、積極的にこの「戦車のブルドーザー化」を進めており、生産当初からドーザー用のアタッチメントをつけた状態の戦車も少なくありません
●「T-54/55」も多くの車輌でこのアタッチメントを装着しており、この「T-54/55」用のドーザー装備が「BUT-55」です
●「BUT-55」を装着した「T-54/55」は、障害物の撤去や、整地などの作業を担い、戦車部隊の運用に大きく貢献しているのです
【 「T-55A 主力戦車 BUT-55 ドーザー装着型」のキット内容について 】
●このソ連軍の主力戦車「T-55A」の「BUT-55 ドーザー装着車両」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●東欧系メーカーのキットとして、1/35スケールとしてはオーソドックスなパーツ分割と、パーツ上には素朴さを感じるモールドを施し、「T-55A BUT-55ドーザー装着車両」を再現した内容となっています
●エンジンルーム内部を含めて車体内部を再現しています
●「T-55A BUT-55ドーザー装着車両」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」「BUT-55 ドーザー」の4ブロックで構成しています
【 砲 塔 】
●「D-10T2S 100mm戦車砲」の砲身は、左右に分割したパーツで再現
・ 上部の「測遠器」は3パーツで再現
・ 砲身は、完成後も上下に可動させることができます
●砲塔は上下に分割したパーツで構成
・ 上部の各「キューポラ」は別パーツにて再現
・ 「車長ハッチ」「装填手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択できます
・ キューポラに装備する「DShKM 12.7mm重機関銃」が付属、銃架を含めて11パーツに分割して再現
・ 後部のフックはエッチングパーツで再現
・ 「サーチライト」は前後に分割したパーツで再現
・ 「ペリスコープ」「手摺り」「アンテナマウント」「機銃弾薬箱」などを別パーツ化
●砲塔内部を再現、以下のパーツで構成しています
・ 砲尾
・ 機関銃の機関部
・ 各座席
など
【 車体上部 】
●車体上部は、フェンダーを含めた一体成型のパーツで再現、 エンジングリル部は別パーツとなっています
・ 「操縦手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択できます
・ 「フェンダー支持架」「ライトガード」は、エッチングパーツで再現
・ 「前照灯」は、前後に分割したパーツで再現
・ フェンダー上の「雑具箱」「予備燃料タンク」は上下に分割したパーツで再現
・ エンジングリルの異物混入防止ネットや排気管の先端部はエッチングパーツで再現
・ 後部の「予備燃料タンク」は上下及び左右に分割したパーツで再現、支持架は個別にパーツ化しています
・ 「牽引フック」「車幅灯」「予備履帯」などを別パーツ化
・ 軟弱地脱出用の「丸太」(×1)が付属
・ 「牽引ワイヤー」は、アイの部分はプラスチック製パーツ、ワイヤー本体は軟質素材製パーツで作製します
●車体内部を再現、以下のパーツで構成しています
・ エンジン
・ トランスミッション
・ ドライブシャフト
・ クラッチ
・ 最終減速器
・ 隔壁
・ 砲弾ラック
・ 操縦席
・ ペダル類
・ 操行レバー
など
【 車体下部 】
●車体下部は、各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します
・ 車体前面にはドーザーブレードのアタッチメントをモールドで再現
・ 「サスペンションアーム」は別パーツとなっています
・ 「起動輪」「誘導輪」「転輪」は前後に分割したパーツで再現、ハブキャップは別パーツ化しています
【 BUT-55ドーザー 】
●「BUT-55ドーザー」は、「ブレード」「上部アタッチメント」「アーム」「シリンダー」ののブロックに分割した構成
・ 「ブレード」は、前後に分割したパーツで再現、側面部と裏面のフレームは個別にパーツ化しています
・ 「ブレード」中央部の「接地パッド」は4パーツで再現、伸ばした状態と収納した状態とを選択できます
・ 「上部アタッチメント」は一体成型となったレジン製パーツで再現
・ 「アーム」は、1本ずつ個別にパーツ化しています
・ 「シリンダー」は、それぞれ7パーツに分割したパーツで再現
・ 「ブレード」は、完成後の可動させることができます
【 履 帯 】
●履帯は、各履板のラインに沿って滑り止めが付いた「T-54/55」用のシングルピン履帯を再現しています
・ 履帯は、軟質素材によるベルト式履帯となっています
●エンジングリルの異物混入防止ネット、ライトガード、フェンダー支持架などを再現したエッチングパーツが付属しています
【 「T-55A BUT-55ドーザー装着車両」の塗装とマーキング 】
●「T-55A BUT-55ドーザー装着車両」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されており、車体番号などを再現したデカールが付属しています
【 「T-55A 主力戦車 BUT-55 ドーザー装着型」のパッケージ内容 】
・ T-55A BUT-55ドーザー装着車両 ×1
・ エッチングシート ×1
・ レジン製パーツ ×1
・ デカールシート ×1
・ 組立て説明書 ×1
●2016年 一部新金型