BMC彫刻刀 丸 刃先幅 1.2mm
「BMC彫刻刀 丸 刃先幅 1.2mm (彫刻刀) (スジボリ堂 BMC彫刻刀 No.cyoko020 )」です
●「BMC彫刻刀 丸 幅1.2mm」です
【 「BMC彫刻刀 丸 幅1.2mm」について 】
●キャラクターモデル、フィギュアの改造加工に極小の彫刻刀が必要な時がありませんか?
・ 市販の精密マイナスドライバーの先端を研ぎ、極小のノミを自作している方も多いかと思います。
・ ただ、材質が刃物用ではないため、少ない使用で切れ味が悪くなり、その度に研ぎ直すことは非常に労力を必要とし、モデリングの効率化がはかれません。
・ 切れ味と耐久性は相反する作用があり、切れ味を良くするには刃を薄く鋭利に研ぎますが、その代償として刃がもろくなり、耐久性に劣ります。
・ その問題を解決するため、多くのモデラー様から要望のあった、BMCタガネの素材 タングステン を使用した BMC彫刻刀 を紹介します。
・ 刃先幅は1.2ミリです。
【 「BMC彫刻刀 丸 幅1.2mm」の製品内容について 】
●タングステンは純度の高い日本製を使用しています。
・ (海外製の超硬やタングステンと言われるものは混ぜものが多く、本来の強度が出ていない
もの多くありますのでご注意下さい。)
・ BMC彫刻刀は切れ味をさらに重視し、刃先にはBMCタガネよりも硬いタングステンを
採用しています。
(BMCタガネより太さがあるため、ねじれの脆さより硬さを優先しました。)
●一般的な刃物に使用されるSK材の10倍近い硬度を誇ります。
・ 素材だけで鋭い切れ味を誇るBMC彫刻刀ですが、そこにBMCタガネ職人の技術が加わると、最大の切れ味を得ることとなります。
・ タングステンの刃に鋭い切れ味を生み出すには、高度な技術が要求され、機械で自動化することはできず、職人が1本1本手作業で行います。
●BMC彫刻刀の切れ味はなぜ良いのか?
・ それは職人による最後の一手間にあります。
・ 最終仕上げで“企業秘密”を使用して刃の表面を磨きます。
・ この磨きにより、限界まで鋭くした究極の刃先を作ります。
・ さらに刃の表面がきめ細かくなり、摩擦による抵抗を減らすことができます。
・ これがあの、プラスチックをまるで柔らかいものと錯覚するような、ヌルっとした切れ味を可能にします。
・ その切れ味はプラスチックをカンナがけのごとく、薄く削ることが可能です。
・ 一般的な彫刻刀で彫る場合、ある程度の力でざっくり刃先を入れるため、削りカスが厚くなりがち
・ ですが、BMC彫刻刀は切れ味が鋭いため、力を入れずとも刃先がスーッと入り、薄削りが可能です。
●BMC彫刻刀 丸 使用例
(1) ダクトをディティールアップパーツに置き換えるため開口します。
(2) 刃先がアイスクリームをスプーンですくうような感じになるよう彫り下げます。
(3) 切れ味が良いため力を入れずとも削ることが出来るので、周囲を傷つけることなく開口できました。
(4) 丸いモールドを丸く抜くとき、刃先が円周に追随するので、周囲を傷つけることなく開口できます。
・ ダクトの仕上げに直線部はテーパーダイヤモンドヤスリをご使用下さい。
・ アールの付いた部分は極細ダイヤモンドヤスリ丸で軽くさらってやると、より綺麗に仕上がります。
●BMC彫刻刀がどれだけ硬く切れ味が良いのか検証しました。
・ BMC彫刻刀 丸 を使用し、パーフェクトバイスの側面を彫ってみました。
・ さすがに金属は硬く、プラスチックのように軽く彫ることはできませんが、ある程度力を入れて、数回に分けて彫り込むと削ることが出来ました。
※検証のため、金属を削りましたが、BMC彫刻刀はプラスチック・レジン等を削る模型用です。
・ 刃が欠けて、怪我をする恐れがあるため、金属は削らないで下さい。
●スジボリ堂の模型の格言で、この格言を覚えているでしょうか?
「切れないデザインナイフは力が入るので、勢い余って指はよく切れます・・・スジボリ堂 店長」
ケガの危険を考えると、切れ味の良い刃物を使用することが、一番の安全です。
●力を入れなくても切れる彫刻刀 BMC彫刻刀をご検討下さい。
【 「BMC彫刻刀 丸 幅1.2mm」仕様 】
●素材:タングステン