C-367 ブルーグレー FS35189 (つや消し)
「C-367 ブルーグレー FS35189 (つや消し) (塗料) (GSIクレオス Mr.カラー No.C-367 )」です
●第2次大戦下のアメリカ海軍機体色、1941年に指定された2色迷彩の1色を再現したのが「FS35189 ブルーグレー (つや消し)」です。
■ ブルーグレー FS35189 の概要
・ 色名 : FS35189 ブルーグレー (ノンスペキュラー ブルーグレイ) (アメリカ海軍機 機体塗装色)
・ ツヤ加減 : つや消し
・ 品番 : C367
・ 内容量 : 10ml
・ 種類 : ラッカー塗料
●GSIクレオス製「アメリカ海軍機 WW2 標準塗装色」にセットしていた「C-367 ブルーグレー (3/4つや消し) (FS35189)」を単品化し、Mr.カラーへと編入した塗料です。
【 ブルーグレー FS35189 (つや消し) (GSIクレオス Mr.カラー C-367) について 】
●「ブルーグレー FS35189」は第2次大戦時のアメリカ海軍機の機体色として使用されていた塗装色です。
●1941年にアメリカ海軍は艦載機を含む軍用機の塗装を、上から見える部分を「ノンスペキュラー ブルーグレイ」、それ以外の部分を「ノンスペキュラー ライトグレー」へと変更しました。
●これに続き1943年には新たな塗装パターン「トライカラー スキーム」が制定され、「ノンスペキュラー シーブルー」「セミグロス シーブルー」「インターミディエイトブルー」「ノンスペキュラー インシグニア ホワイト」の使用を指定しました。
●そして、1944年以降になると全面「グロスシーブルー」へと変更されることになります
●「F4F ワイルドキャット」「F6F ヘルキャット」「TBF アヴェンジャー」「F4U コルセア」「SBD ドーントレス」「SB2C ヘルダイバー」などの機体にこの塗装パターンが適用されています。
●この「ブルーグレー FS35189」は、実機のカラーを忠実に再現していますので、小さい模型に塗ると暗く仕上がってしまいます、スケールに応じて「ホワイト(C-1)」または「ライトグレー(C-324)」を少量加えて明るめに調整して下さい
●「Mr.カラー」のラインナップでは
・ 「ノンスペキュラー ライトグレー」に対応する色はMr.カラー「グレー FS26440 (C-325)」
・ 「ノンスペキュラー インシグニア ホワイト」に対応する色はMr.カラー「ホワイト FS17875 (つや消し) (C-316)」
になります。
●他の色調とバランスをとるためにマットでリアルなツヤ消しで仕上げたい場合には、デカール貼付後に「Mr.プレミアムトップコート つや消し」などを吹きつけて、車体全体のツヤを整えて下さい。
【 ブルーグレー FS35189 (つや消し) (GSIクレオス Mr.カラー C-367) 使用方法 】
●「ブルーグレー FS35189」はMr.カラーシリーズに属するバリエーション塗料、色の・ツヤのバランスを両立してプラモデルにリアルな質感を与える事ができる塗料です。
●いわゆる「ラッカー系塗料」ですから、溶剤(うすめ液)に「Mr.カラー うすめ液」などのラッカーシンナーを使用する塗料と互換性があり、混色したり、足りない色調を補完することができます。
(水性ホビーカラーとは混ぜ合わせて調色を行うことができません)
■ ブルーグレー FS35189 と互換性のある塗料の例
・ Mr.カラー
・ Mr.カラー GX
・ Mr.カラー 色の素
・ Mr.クリアカラー GX
・ Mr.カラー 40th Anniversary
・ Mr.カラー ラスキウス
・ ガンダムカラー (単色)
・ ガイアカラー
・ ガイアカラー Ex
・ ガイアカラー ミリタリー
・ ガイアカラー 鉄道模型用カラー
・ ボトムズカラー
・ ダグラムカラー
・ エヴァンゲリオンカラー
・ サイバーフォーミュラーカラー
・ 電脳戦機バーチャロンカラー
・ メカトロウィーゴカラー
・ フレームアームズガールカラー (一部)
・ フレームミュージックガールカラー
・ N.A.Z.C.A (ナスカ) シリーズ (一部)
など。
●筆塗りはもちろん、エアブラシにも使用する事ができます。
●エアブラシによる吹き付け塗装の際には、溶剤が空気中で蒸発してくれるため、塗料粒子のみが対象にのり、調合されたカラーどおりの鮮やかな発色をさせることが可能です。
●塗料の希釈(薄め)・洗浄には、溶剤として「Mr.カラー うすめ液」などの「ラッカーシンナー」を使用しますので、「水性アクリル塗料」や「エナメル塗料」よりも乾燥時間が早いのが特徴です。
●塗料の希釈(薄め)の目安
・ エアブラシによる吹き付け塗装の際は、塗料「1」に対して「Mr.カラーうすめ液」などの溶剤を「2~3」の割合で希釈するのが目安になります。
・ 筆塗り塗装の際には塗料「1」に対して「Mr.カラーうすめ液」などの溶剤を「1」の割合で希釈するのが目安になります。
・ 乾燥スピードが早いので、筆塗りの際には「Mr.リターダーマイルド」をご利用されることをおすすめします。
・ 希釈濃度はひとつの目安です、いずれの場合も、気温、湿度、ビンに残った残量、各人の好みなどに応じて変化しますので、上記をスタートにして各自で調整し、お好みの希釈濃度でご利用下さい。
■ ツヤ目の調整 - 光沢・半光沢・ツヤ消し・オーバーコート
●「光沢色」を「つや消し」にしたい場合には、「つや消し剤 (フラットベース) (C-30)」「フラットベース あらめ・ラフ (C-188)」「フラットベース なめらか・スムース (C-189)」を「10~20パーセント」を目安に、「半光沢」を「つや消し」にしたい場合には「つや消し剤 (フラットベース) (C-30)」「つや消し剤 (フラットベース) (C-30)」「フラットベース あらめ・ラフ (C-188)」「フラットベース なめらか・スムース (C-189)」を「5~10パーセント」を目安にして混ぜて下さい。
●クリアー、フラットクリアーなどでオーバーコートも可能です。
・ 塗装を行い乾燥した後、ラッカー系の「スーパークリアー 3 光沢 (GX-100)」「スーパークリアー 3 UVカット 光沢 (GX-112)」「スーパークリアー 3 UVカット つや消し (GX-113)」、水性系の「プレミアムクリアー 光沢」「プレミアムクリアー つや消し」などのクリアー系塗料を塗り重ねてでツヤ加減を調整することができます。
・ ラッカー系塗料ならではの強い塗膜で研ぎ出しも可能、クリアー加工の前後で研ぎ出し作業を行うことが可能です。
■ 塗料の希釈・使用後の洗浄
●溶剤・洗浄には必ず模型用に調整された専用の「薄め液 (溶剤)」をご利用下さい。
●塗料を希釈する(薄める)際には
・ Mr.カラー うすめ液 ・ Mr.レベリング うすめ液
・ G-color 溶剤シリーズ (T-01 ラッカー系溶剤)
・ G-color 溶剤シリーズ (T-06 ブラシマスター)
・ G-color 溶剤シリーズ (T-07 モデレイト溶剤)
・ G-color 溶剤シリーズ (T-09 メタリックマスター)
・ N.A.Z.C.A (ナスカ) シリーズ (一部)
・ タミヤ ラッカー溶剤
・ 「ピュアシンナー(110cc)」「ピュアシンナー (250cc)」などのフィニッシャーズ系溶剤
など、溶剤はGSIクレオスを始め各社のものを使用することが可能です。
●塗装後に筆やエアブラシなどを洗浄する専用の溶剤として
・ 「Mr.ツールクリーナー 改 (T-116)」「Mr.ツールクリーナー 改 (T-113)」
・ 「ツールウオッシュ(特大) (T-04h)」「ツールウオッシュ(大) (T-04m)」「ツールウオッシュ(中) (T-04s)」「マイルドツールウオッシュ(大) (T-13m)」
・ 「エアーブラシクリーナー (87089)」
などを使用することが可能です。
●ただし、GSIクレオス製以外の溶剤を使用するのはメーカーさん非推奨です、使用する場合には必ず事前にテストをして頂き、自己責任の上でご利用下さい。
【 ブルーグレー FS35189 (つや消し) (GSIクレオス Mr.カラー C-367) の製品仕様 】
●商品名 : FS35189 ブルーグレー (C-367)
●内容量 : 10ml
●塗り面積の目安 : 0.11平方メートル (3回塗り)
●品名 : 合成樹脂塗料(いわゆる「ラッカー系塗料」に分類されます)
●成分 : 合成樹脂(アクリル)、顔料、有機溶剤
●第4類第1石油類 (火気厳禁)
●用途
・ プラスチックモデルなどの各種模型工作
・ アート・工作
など
●適応素材
・ スチロール
・ アクリル
・ 塩化ビニール樹脂
・ 木
・ 石膏
など
●日本製
●ABS製パーツに使用すると、塗料の浸透によりパーツが割れる事がございます、ご注意下さい。
●ご利用の前には容器に記載されている取り扱い説明をよくお読み頂いた上、ご使用になって下さい。