ピットロード ドイツ海軍 アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦 アドミラル ヒッパー 1941 1/700 スカイウェーブ W シリーズ W219 プラモデル

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ドイツ海軍 アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦 アドミラル ヒッパー 1941

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「ドイツ海軍 アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦 アドミラル ヒッパー 1941 (プラモデル) (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ  No.W219 )」です


●第2次世界大戦時におけるドイツ海軍の「重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー級」の1番艦、「重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット。

●通商破壊戦活動時、大型艦として最も活躍した「重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー」を再現、他の国の重巡洋よりも一回り大きな船体と、戦艦、巡洋戦艦に似たシルエットをした、均整の取れた姿を再現した内容となっています。

【 ドイツ海軍 アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦 アドミラル ヒッパー 1941 (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ W219) プラモデルの内容 】


●ドイツ海軍の「重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー」の1941年時の姿を再現したプラスチックモデル組立キットです。

●ピットロード製「ドイツ海軍 アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦 アドミラル ヒッパー 1941 (W157)」の品番替えバリエーションキット。

●ピットロード社の外国艦シリーズのフォーマットに従い「重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー」を再現、艦橋を初めとする上部構造物は各パネルごとに細分化したパーツ構成で、船体上のディテール表現に重きを置いた内容になっています。

●艦体喫水線から上の部分を再現した洋上モデルと、喫水線から下の艦底部も再現したフルハルモデルとを選択して組み立てることができます。

■ ドイツ海軍 重巡洋艦 アドミラル ヒッパー 1941 全体構造
●「アドミラル・ヒッパー」の船体は上下にブロック分けしたパーツ構成、これに上甲板、上部構造物、各艤装類を取り付けて作製します。

●上甲板上の構築物となる「艦橋部」「シェルター甲板部」「主砲部」「煙突部」「後部構造物」「マスト部」などを個別にブロック化して構成、それぞれを上甲板上に取り付けてます。

●船体は、喫水線の部分で上部と下部とに分割したパーツ構成になっています。
 ・ 船体下部は、洋上モデル用の船体下を塞ぐ平らな船底パーツと、フルハルモデル用の艦底部を再現したパーツが付属、再現したい状態により選択して使用します。
 ・ 船体側面には、バルジが表現され、舷側の舷窓、ホースパイプなどをモールド化して再現しています。
 ・ フルハルモデル用の船体下部のシャフト、プロペラ(スクリュー)、舵を別パーツ化して再現。

●上甲板は、鎖錨甲板も含めて一体成型のパーツで再現しています。
 ・ 甲板上には、木甲板表現、波除け、主砲塔台座などの基本構造の他、ボラード、アンカーチェーン、天窓、昇降口などの細かなディテールを再現。

■ ドイツ海軍 重巡洋艦 アドミラル ヒッパー 1941 艦上構造物について
●艦橋
 ・ 艦橋は7層に分割したパーツ構成、各層は各パネルを箱組み状に貼り合わせる階層と、ブルワークとで形作ります。
 ・ 「艦橋窓」は窓ガラスにあたる部分を一段凹んだ状態で再現し立体感を演出しています。
 ・ 主砲射撃指揮装置は、独立した一体成型のパーツで再現。
 ・ 艦橋を構成する各パネル面には窓、扉などを繊細なモールドで再現しています。
 ・ 艦橋に装備される、レーダー(×1)、20mm単装機銃(×2)、37mm連装機銃(×2)などを別パーツ化して再現。

●シェルター甲板部
 ・ シェルター甲板部は、側面部分をパネル化したパーツ構成、これに主砲台座を一体成型したシェルター甲板を取り付けます。
 ・ シェルター甲板を構成するパネル面には窓、扉などを繊細なモールドで再現しています。
 ・ シェルター甲板部に装備する、10.5cm連装高角砲(×4)、20mm単装機銃(×2)などを別パーツ化して再現。

●メインマスト、後檣
 ・ 艦橋部分のメインマストは、一体成型化したパーツで再現。
 ・ 後檣は、上下に分割したマスト本体に、下部の支柱、見張り台、フラットなどを取り付ける構成になっています。
 ・ 後檣に装備する、探照灯(×2)などを別パーツ化して再現しています。

● 煙突
 ・ 煙突はフラットの部分で分割した、上部と下部にブロック分割したパーツ構成。
 ・ 各ブロックは左右に分割したパーツ構成となっており、煙突のトップは別パーツ化しています。
 ・ 煙突に装備する、20mm4連装機銃(×2)、探照灯(×2)を別パーツ化して再現しています。

●後部構造物
 ・ 後部構造物は、各面のパネルを箱組み状に貼り合わせるパーツ構成。
 ・ 構造物を構成するパネル面には、窓、梯子、扉などを繊細なモールドで再現しています。
 ・ 後部構造物上部に設置した後部艦橋は2層に分割したパーツ構成。
 ・ 後部艦橋上部の主砲射撃指揮装置は、一体成型のパーツで再現、マストは別パーツ化しています。
 ・ 後部構造物に装備する、37mm連装機銃(×4)、20mm単装機銃(×2)などを別パーツ化して再現。

●カタパルト
 ・ カタパルト本体は一体成型化したパーツ、台座は3層に分割したパーツで再現しています。

●主砲塔部 「60口径 20.3cm連装砲」 ×4
 ・ 砲塔は、上下に分割したパーツ構成、連装状に一体成型した砲身パーツを砲塔内部から差し込むようにして取り付けます。
 ・ 測距儀と砲塔上の機銃座は別パーツ化して再現。
 ・ 砲塔外面には、リベット、梯子などのディテールを繊細なモールドで再現しています。
 ・ 砲塔は取付後も旋回させることが可能、砲塔からの凸軸と船体側の軸受けのみを接着することで旋回させることができます。

●魚雷発射管 「533mm 3連装魚雷発射管」 ×4
 ・ 魚雷発射管は一体成型のパーツで再現しています。

●高角砲 「65口径 10.5cm連装高角砲」 ×6
 ・ 高角砲は、連装状に一体成型した砲身と砲架に分割したパーツ構成。

●対空機銃 「37mm連装機銃」 ×6
 ・ 機銃は、連装状に一体成型した銃身部と銃架の2パーツに分割して再現。

●対空機銃 「20mm単装機銃」 ×8
 ・ 機銃は一体成型のパーツで再現しています。

●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ ラッタル
 ・ リール
 ・ 主錨、副錨
 ・ クレーン
 ・ 内火艇、カッター類
 ・ ボートダビット
  などを独立したパーツで再現しています。

■ ドイツ海軍 重巡洋艦 アドミラル ヒッパー 1941 付属の艦載機
●艦載機
 ・ 艦載機は、機体本体、プロペラ、フロートに分割したパーツで再現しています。
 ・ 艦載機はクリアー成型のパーツになっています。

●艦載機内容
 ・ アラド Ar196 水上偵察機 ×2

■ ディスプレイ台
●完成後に見栄え良く飾ることができるプラスチック製の「展示台 (ディスプレイベース)」が付属。
 ・ 展示台は飾り脚を含めた一体成型のプラスチック製パーツ、黒色の成型色です。
 ・ 台座部分に8列の凸状の飾り脚を成型した一体成型のパーツになっています。
 ・ 展示台のサイズ : 52mm × 140mm

●艦名をモールド化したネームプレートも付属しています。

【 ドイツ海軍 アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦 アドミラル ヒッパー 1941 (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ W219) 塗装及びマーキング 】


●カラープリントの「塗装図・マーキングガイド」が付属。
 ・ 塗装の際に使用する塗料の種類も記載しています (Mr.カラー)。

●艦首と艦尾の甲板部分に描かれたハーケンクロイツの記号(赤色の部分は無し)、ドイツ海軍旗(直線タイプとなびいている状態の2種)、艦載機用の国籍マークなどを再現したデカールが付属しています。


【 ドイツ海軍 アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦 アドミラル ヒッパー 1941 (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ W219) パッケージ内容 】


 ・ ドイツ海軍 重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー ×1
 ・ アラド Ar196 水上偵察機 ×2
 ・ ディスプレイスタンド ×1
 ・ ネームプレート ×1
 ・ デカールシート ×1
 ・ 組立説明書 ×1
 ・ 塗装図・マーキングガイド ×1


●2018年 バリエーション
 ・ 「ドイツ海軍 アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦 アドミラル ヒッパー 1941 (W157)」の品番替えバリエーションキット。
●2010年 完全新金型


【 ドイツ海軍 アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦 について 】


●第1次世界大戦後のドイツ海軍は、ベルサイユ条約によってその保有艦艇を厳しく制限されており、1929年にようやく艦齢が古くなった艦の代替として装甲艦「ドイッチュラント級」の建造が開始されました。

●装甲艦「ドイッチュラント級」に続いて建造が計画されたのが重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー級」で、計画時にはベルサイユ条約破棄が予定されていたため、様々な制限の下で建造された「ドイッチュラント級」とは異なり、制限のない状態で設計、建造が行われました。

●一方、通商破壊艦としての性格が濃い「ドイッチュラント級」に対して、「アドミラル・ヒッパー級」では他の国の海軍の重巡洋艦よりも性能的に凌駕することを求められ、そのために船体は大型化、最大満載時の排水量は20,000t弱という巡洋艦としては巨大な艦になりました。

●「アドミラル・ヒッパー級」の主砲は、20.3cm連装砲を4基装備、この20.3cm連装砲は最先端の火砲技術を持つドイツらしく60口径という長砲身により33kmの最大射程を擁し、対艦攻撃だけではなく対地攻撃用としての能力も持ち合わせています。
●また、「アドミラル・ヒッパー級」は、後の巡洋戦艦「シャルンホルスト級」、戦艦「ビスマルク級」とほぼ同じ艦影を持ち、このことは海戦時において対峙する連合軍に混乱を招く結果となっています。

●重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー級」は、「アドミラル・ヒッパー」「ブリュッヒャー」「プリンツ・オイゲン」の3隻が竣工、他に「ザイドリッツ」「リュッツオ」が建造されましたが、「リュッツオ」は建造途中でソ連へと売却(独ソ戦の開始前)され、「ザイドリッツ」は航空母艦へと改装工事が行われています。

●竣工した3隻の重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー級」は、数少ないドイツ海軍の大型艦として活躍、ただし、戦力的には世界最大の海軍力を持つイギリス海軍に対抗することはできず、本格的な海戦が発生することはありませんでした。
●そして、重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー級」は、航続距離の関係で通商破壊には向いていないことからノルウェー方面とバルト海沿岸での作戦行動が中心となり、更に総統「ヒトラー」はドイツ艦隊の活動が消極的と見て大型艦艇の行動を制限、このため本来の能力を発揮する機会は少なくなりましたが、砲撃能力によって地上支援などで活躍しています。

【 ドイツ海軍 重巡洋艦 アドミラル ヒッパー 1941 について 】


●「重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー」は、「重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー級」の1番艦として1939年4月に竣工しました。

●第2次世界大戦開戦後、「重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー」はノルウェー進攻作戦に参加します。
●このノルウェー進攻では、陸上での戦闘は連合軍側が脆弱なことから順調に進みましたが、海上においては強大なイギリス海軍が立ち向かい、両軍が甚大な被害を被り、ドイツ海軍は多くの駆逐艦を失いました。
●「重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー」は、商船などを撃沈する戦果を挙げ、イギリス海軍の「駆逐艦 グローウォーム」も沈めましたが、この「グローウォーム」には体当たり攻撃によって損害を受けています。

●1940年11月、「重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー」は通商破壊戦として大西洋へと進出、輸送船団を発見し、攻撃を加えます。
●しかし、船団に随伴していた護衛艦隊から反撃を受け、イギリス海軍の「重巡洋艦 ベリック」を中破させる戦果を挙げるものの、自身も損傷し、ブレスト港へと帰還しました。

●1941年2月、修理が完了した「重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー」は、再び大西洋へと出撃、護衛が随伴していない輸送船団を発見し、19隻の内、7隻を撃沈する戦果を挙げています。

●1941年3月、「重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー」はノルウェー方面に配備され、ソ連に向けた輸送船団の迎撃任務に就きます。
●しかし、ドイツ海軍の動きを察知したイギリス海軍は、この方面に航空母艦を含む強力な艦隊を派遣しており、輸送船団への攻撃は難行、ドイツ海軍の活動は「Uボート」が中心となってしまいました。

●さらに1942年12月の「バレンツ海海戦」では、「重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー」は「装甲艦 リュッツオー」と駆逐艦を率いて輸送船団を迎撃するために出撃しますが、護衛艦隊の反撃を受けて撤退、輸送船を取り逃がしてしまう結果となります。
●この海戦の結果を知った、総統「ヒトラー」は激高し、ドイツ海軍の大型艦艇の運用を停止させる命令を出します。

●このため、以後は「重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー」の活動は低調となり、練習艦として運用されます。
●しかし大戦末期、ドイツ領内にソ連軍が進攻、このソ連軍の足を止めるために「重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー」はバルト海の沿岸部に展開してソ連軍の地上部隊を砲撃、甚大な損害を与えることに成功します。

●キール軍港に寄港した「重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー」でしたが、1945年5月にイギリス空軍の爆撃によってドック内で大破、そのまま放棄され終戦を迎えています。

ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ 「ドイツ海軍 アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦 アドミラル ヒッパー 1941」
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