平成 姫路城
「平成 姫路城 (プラモデル) (童友社 日本の名城 No.HSH-3600 )」です
●姫路の地に建つ、世界遺産となった国宝「姫路城」を1/500スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット。
●徳川方が西国への守りとして播磨の国に築城した「姫路城」を再現、漆喰の壁と漆喰で繋いだ瓦で白を基調とした「白鷺城」とも呼ばれる荘厳な姿を再現した内容となっています。
●童友社製「平成 姫路城」のタイトルを変更、パッケージアートを替えたバリエーションキットです。
【 平成 姫路城 (童友社 日本の名城 HSH-3600) プラモデルの内容 】
●「姫路城」を再現したプラスチックモデル組立てキットです。
●2015年に完了した「平成の大修理」を記念して、修理後の仕様で「姫路城」を再現、城の中核となる本丸の大天守、小天守を中心にジオラマ化して再現した内容となっています。
●ランナーごとにプラスチック成型色を変え、色分けしたパーツ構成となっていますので、塗装なしでも雰囲気あるカラーリングの姫路城を組立てることが可能です。
・ 瓦部分の成型色はライトグレーになっています。
●「姫路城」は、「大天守」「渡櫓」「ベース」の3ブロックに分割した構成。
■ 大天守
●5層式の「大天守」は、最上層から最下層までを一体成型したパネルを箱組み状に貼り合わせて作製、これに各層の屋根を取り付けて完成させます。
・ 天守閣の各層の窓、銃眼は開口した状態となっています。
・ 妻壁部分の装飾をモールドで再現。
・ 屋根は、実際の屋根の構造に沿って各層ごとにパーツ化、最上層の屋根は入母屋作りの形状を一体成型のパーツで再現しています。
・ 最上部の鯱は別パーツ化。
■ 渡 櫓
●渡櫓は各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製した壁面に、一体成型で再現した屋根パーツを取り付けて作製、これに「西小天守」「東小天守」「乾小天守」を積み上げて完成させます。
・ 各小天守は、箱組み状に各パネルと屋根とを貼り合わせて作製します。
・ 壁面には窓を開口しています。
・ 屋根は、入母屋作りを再現。
■ ベース
●ベースには、大天守、渡櫓、各櫓の土台となる石垣、入り口となる虎口、本丸の石垣などを再現しています。
・ 各石垣は、石垣の隙間部分を凹モールドで再現、石垣は各石によって形状が異なり、表面部はフラットな状態となっています。
・ 本丸部分は、二の丸部分から石垣を経て高くなっており、二の丸には本丸に上る虎口を再現しています。
・ 二の丸の堀の部分は、埋め立てた状態を再現。
●完成後に飾れる「姫路城」と記したネームプレートが付属しています。
●本キットには、パウダー、スポンジ(ターフ)などの植栽を再現する素材は付属していません。
・ 植栽を追加したい場合には、童友社製「城の樹木」などを利用して頂くと大・中・小の3種類の樹木を18本製作し追加することができます。
【 平成 姫路城 (童友社 日本の名城 HSH-3600) の塗装 】
●組立説明書内に塗装の際に使用する塗料の種類を記載しています (Mr.カラー / 水性ホビーカラー)。
・ 屋根や壁、石垣、地面など、個々の場所で使用する塗料の種類は組立説明書内の各工程中に指示をしています。
【 平成 姫路城 (童友社 日本の名城 HSH-3600) パッケージ内容 】
・ 姫路城 (平成の大修理後) ×1
・ ネームプレート ×1
・ 組立説明書 ×1
【 平成 姫路城 (童友社 日本の名城 HSH-3600) 仕様 】
●プラスチックモデル組立キット
●パーツ数 : 約160
●製品素材 : プラ
●「平成 姫路城」の成型色
・ 建物の壁面 : ホワイト
・ 屋根 : ライトグレー
・ ベース(石垣を含む) : サンドイエロー
●「平成 姫路城」の完成時の大きさ
・ 幅205mm ×奥行き155mm ×高さ120mm
●2018年 バリエーション
【 姫路城 について 】
●「姫路城」は、姫路平野の中央に位置する姫山と鷺山という2つの丘陵にまたがって築城された平山城です。
●今日、天守をはじめ、櫓、門、堀など往事の建築物の多くが保存されており、日本一の城郭遺構となっています。
●「姫路城」は、5層6階地下1階の望楼型の大天守と、東小天守、西小天守、乾小天守の3層の小天守3基で構成されており、それぞれの天守の間は2重の渡櫓で結ばれた複合天守となっています。
●白漆喰総塗籠造りの外観が白鷺の群舞のように美しいことから、白鷺城とも呼ばれており、1993年には日本初の世界遺産として、城域全体がユネスコの世界文化遺産に登録されています。
●「姫路城」の起源は、南北朝時代に「赤松貞範」が築いたのが始まりと言われ、後の戦国時代には、姫路生まれの「黒田官兵衛孝高」と、その父「黒田職隆」が城主として城を守っていました。
●1580年、「黒田官兵衛」は「羽柴秀吉」の家来となって、「姫路城」を本拠にすべきと城主の座を献上、「羽柴秀吉」はこの「姫路城」を拠点に中国攻略を進めました。
●1600年における関ヶ原の戦いによって「姫路城」は「徳川家康」の娘婿となる「池田輝政」が城主となり、1601年から9年という歳月を掛けて大規模な改修を行い、東西1.5km、南北2kmという、現在に残る壮大な城郭を築いたのです。
●以後、「本多氏」「松平氏」「榊原氏」「酒井氏」など徳川でも信用の厚い譜代大名が交代しながら城主を務め、明治維新を迎えました。
●明治政府による廃城令によって、全国の城が姿を消す中でも「姫路城」は生き残り、陸軍の施設として活用が行われ、太平洋戦争においては姫路一帯が大空襲を受けますが、奇跡的に焼失を免れたのでした。
●江戸時代からの姿をそのままにした「姫路城」は近年「平成の大修理」が行われ、2015年に修理が完了、築城時を偲ぶ真っ白い壁面と瓦に覆われた煌びやかな姿はまさに「白鷺城」と呼ぶに相応しいものとなったのです。