ドイツ 戦車兵 アフリカ兵団 スペシャルエディション
「ドイツ 戦車兵 アフリカ兵団 スペシャルエディション (プラモデル) (ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア No.35278 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍のアフリカ軍団に所属した戦車兵5体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。
●ミニアート製「ドイツ戦車兵 アフリカコープ」のキットに「ドイツ歩兵 武器 & 装備品セット」から銃器などのアクセサリーパーツを抽出したスペシャルエディションとなります。
【 ドイツ 戦車兵 アフリカ兵団 スペシャルエディション (ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア No.35278) プラモデルの内容 】
●第2次大戦初期~中期、アフリカ方面に展開したドイツ アフリカ軍団の戦車兵5体を再現したプラスチックモデル組立キットです。
●ミニアート社の堅実なフィギュアデッサン力を下敷きに、第2次大戦下の「アフリカンコープ」所属の戦車兵を再現、正規の軍服を脱ぎ捨て、上半身裸で砲身洗浄作業などを行っているポーズを中心に、酷暑の地における厳しい状況をフィギュアに反映して再現しています。
●パッケージにも描かれているように「3号戦車(短砲身 50mm砲搭載型)」と組み合わせることで、戦車整備中のシーンを表現することができます。
・ 「3号戦車(短砲身50mm砲搭載型)」以外の戦車をベースにする場合には、腰掛や足の位置などちょっとしたポーズの修正が必要になります。
●ドイツ アフリカ軍団を表したプラスチック製のフィギュアキットは数少ない貴重なアイテムで、上述のように無改造で戦車と組合せて整備中のシーンを想定したフィギュアセットになりますが、暑さの中で緊張感を解き緩んだポーズになっていますので、戦線後方で他の車両整備をお行うシーンや休憩中のシーンなど様々な場所で応用できるフィギュアセットになっています。
●5体の戦車兵の服装は、上半身が裸で、半ズボンを着用、略帽もしくは熱帯帽を被っている姿。
・ 熱帯帽は、北アフリカ戦の初期において使用されたものであり、耐弾性がないために次第にその使用は後方部隊に限られていました。
・ この熱帯帽を使用している戦車兵は、一般的には「エル・アラメイン戦」までと考えられます。
●肌や服の皺の表現はスケールに沿った凹凸で再現、服の縫い目やポケットなどの細部は繊細なモールドで再現しています。
・ ミニアート特有の繊細なモールドで皺を表現しており、熱帯服の素材感を演出しています。
・ 筋肉質で引き締まった体の、筋肉に沿った肌の皺や胸筋や腹筋、背骨などを服の皺とは違ったタッチのモールドで表現しています。
●各フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足で分割したオーソドックスなパーツ構成、略帽や熱帯帽は別パーツ化して再現しています
【 ドイツ 戦車兵 アフリカ兵団 スペシャルエディション (ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア No.35278) フィギュアのポージング 】
●セットしているフィギュアのポーズは5体5種。
●立った姿で正面を見据えたポーズ。
・ 左手は、負傷のためか包帯を巻いています
●砲塔側面のハッチから出てきたポーズ、もしくはハッチから砲塔内に入りこむポーズ
・ 片手をハッチドアに、もう片手を砲塔上について重心の支えにしています。
●車外に立ち、クリーニングロッドを両手で持って砲身を洗浄しているポーズ。
・ クリーニングロッドのパーツは付属していません。
●戦車上において片手で砲身を持ち、片手でクリーニングロッドを持って砲身を洗浄しているポーズ。
●砲塔前部に腰を下ろし、同軸機銃の銃口部分を交換しているポーズ。
・ 防暑用のスリッパを履いています。
■ ドイツ 戦車兵 アフリカ兵団 に付属する装備品類
・ 熱帯帽 ×3
・ 略帽 ×2
(以上「ドイツ戦車兵 アフリカコープ」にランナーに含まれるもの)
・ モーゼル Kar98k ライフル ×2
・ K98k 弾薬ポーチ 1933年型 ×4
・ MP40サブマシンガン ×2
・ MP40 マガジンポーチ ×2
・ ワルサー P38 ×1
・ ワルサー P38 ホルスター (閉) ×1
・ ワルサー P38 ホルスター (開) ×1
・ 信号拳銃 ×1
・ 信号拳銃 ホルスター (IN) ×1
・ 双眼鏡 ×1
・ 双眼鏡ケース ×1
・ 銃剣 ×2
・ フラッシュライト ×1
・ マップケース ×1
・ 拳銃ケース ×1
・ 応急手当キット ×1
(以上「ドイツ歩兵 武器 & 装備品セット」にランナーに含まれるもの)
【 ドイツ 戦車兵 アフリカ兵団 スペシャルエディション (ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア No.35278) パッケージ内容 】
・ ドイツアフリカ軍団 戦車兵 ×5
・ 装備品一式
●2018年 バリエーション
●2012年 完全新金型
【 ドイツアフリカ軍団の戦車兵 について 】
●1941年初頭、エジプト方面に進攻したイタリア軍が敗北、隣国のイタリア領リビアを失うことでイタリアが枢軸同盟から離脱してしまうことを恐れた「ヒトラー」は急遽、ドイツ軍を派遣することを決定します。
●開戦前のドイツ軍は北アフリカの地における戦闘は想定していなかったため、車輌はジャーマングレーの塗装のまま、戦車兵の服装も黒い「パンツァージャケット」を着用した状態で戦線に投入されます。
●このような濃い色の塗装や服装は、同地においてカモフラージュの役割を果たせず、生地の厚い「パンツァージャケット」は気候的にも不向きで、第1次世界大戦時のアフリカ戦の服装をベースとした熱帯服が急いで生産され、同戦線用に支給されました。
●ヨーロッパ戦線において戦車兵はエリート部隊として歩兵とは異なる服装となっていましたが、北アフリカ戦線では戦車兵も歩兵も同じ服装が用いられ、識別点は上着の下襟部分に戦車兵を示す「髑髏」の徽章の有無程度になっています。
・ チュニジア戦から参戦したドイツ第10戦車師団では、台座が黒で、ローズピンクの兵科色で縁取られた戦車兵徽章が上襟につけられていました。
●砂漠では昼夜の温度差が激しく、気温が下がる夜と朝にはコートが手放せない程でしたが、日中は40度を超える灼熱となり、作業時にはシャツ姿や上半身裸の状態が多かったようです。
・ 記録フィルムで良く目にする、戦車の装甲板で「目玉焼き」を焼いているシーンは、砂漠が暑いことを演出するための「ロンメル将軍」の仕業であり、これは見えないように下からバーナーを当てて撮影されています。