イリューシン IL-102 試作攻撃機
「イリューシン IL-102 試作攻撃機 (プラモデル) (A&A MODELS 1/72 プラスチックモデル No.7211 )」です
●「イリューシン IL-102 試作攻撃機」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。
【 イリューシン IL-102 試作攻撃機 (A&A MODELS 1/72 プラスチックモデル No.7211) について 】
●「IL-102 試作攻撃機」はイリューシンにより設計されたジェット地上攻撃機の実験機です。
●1967年にソ連空軍がジェット機版シュトルモビクといえる重装甲地上攻撃機の開発をスホーイとイリューシンに要請しました。
●これに対しスホーイは単座型の「Su-25」を提案し、イリューシンは1953年に製造した複座型の「IL-40」の改良版を「IL-42」の名称で提案しました。
●「IL-42」はソ連空軍により却下されましたが、イリューシンはこの機体を「IL-102」と名を変え開発を続け、1982年に初飛行してから1984年にエンジン寿命が尽きて飛行停止になるまで250回の試験飛行を行いました。
●この機体のエンジンは2基の「クリーモフ RD-33B/NB 非装着版ターボファン」を搭載し、緩やかな後退角度(30度)の主翼を持った低翼単葉機でした。
●主翼の後縁辺りのコクピットに座る銃手により遠隔操作される尾部銃塔という当時の地上攻撃機としては異例の武装を装備し、搭乗員のコクピットとエンジン、燃料タンクは対空砲火に備え装甲が施されていました。
●開発は1984年に放棄されましたが、「IL-102」の試作機は輸出市場での受注を目的として1992年にジュコーフスキーで催された「モスクワ航空宇宙ショー」にて公開展示されました。
【 イリューシン IL-102 試作攻撃機 (A&A MODELS 1/72 プラスチックモデル No.7211) プラモデルの内容 】
●本キットには塗装マスクシールとエッチングパーツ、フル装備(ロケットポッド、爆弾、増槽、ミサイル)と1種のデカールが付属しています。
●主翼内爆弾倉まで再現されています。
●完成時は全高約243mm、全幅235mmになります。