陸上自衛隊 90式戦車
「陸上自衛隊 90式戦車 (プラモデル) (ピットロード 1/72 スモールグランドアーマーシリーズ No.SG013 )」です
●戦後第3世代にあたる陸上自衛隊の主力戦車「90式戦車」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。
●北海道を中心に配備されている「90式戦車」を再現、複合装甲を採用した角張ったフォルムに120mm滑腔砲を装備した姿を再現した内容になっています。
●ピットロード社製「陸上自衛隊 90式戦車 第7師団」をベースにデカール内容を一部変更した、品番変更バリエーションキットになります。
【 陸上自衛隊 90式戦車 (ピットロード 1/72 スモールグランドアーマーシリーズ SG13) 概要 】
●1/35スケールに準ずるパーツ分割と、パーツ上にもディテールを施したパーツで「10式戦車」の車体を再現。
●砲塔のサイトやスモークディスチャージャー、バスケットなどを始め、車載工具類やリアパネルのスリット等、1/72スケールでも高い密度のディテールで再現。
●車長・砲手ハッチと操縦手ハッチは開閉状態を選択可能。
●渡河用のカニングタワーを再現したパーツが付属。
●車長と砲手のフィギュアが付属。
●履帯は接地パッドの無いダブルピン履帯、ラバー製のベルト式履帯パーツ。
●塗装例は陸上自衛隊の迷彩仕様1種、マーキング例は「71戦車連隊」「72戦車連隊」「73戦車連隊」所属車輛を網羅する内容。
●組立説明書とは別にカラーでプリントした「塗装&マーキングガイド」及び「冬季迷彩図」が付属。
【 陸上自衛隊 90式戦車 について 】
●陸上自衛隊の国産戦車は、「74式戦車」の誕生を機に世界の一級レベルの戦車と肩を並べるようになりましがた、1960年代の後半になると防御力に優れた複合装甲が開発され、1970年代後半にはこの複合装甲を装備した第3世代戦車「レオパルド2」などが誕生しました。
●陸上自衛隊でもこのような世界的な潮流を補足しており、「74式戦車」の生産が開始された直後の1977年には「74式戦車」の後継となる車両の開発を開始、この新型戦車は、複合装甲を装備し、主砲も当時の西側諸国の主力となりつつあったラインメタル製の「120mm滑腔砲」の搭載を予定していました。
●この新型車輌は、数々のテストと改良を繰り返しながら1990年に「90式戦車」として制式採用されることになります。
●「90式戦車」は、50tの重量の車体に1500馬力のエンジンを装備、最高速度は70km/hに達し、非常に優れた機動力を備えています。
●また、「74式戦車」で採用された油圧式懸架装置を前部と後部に搭載、車体を前後に傾けることができ、稜線上での戦闘などで有利なポジションを取れるようになっています。
●主砲には自動装填装置を搭載、これにより装填手は不要となり、3名の乗員で「10式戦車」を操作できるようになっています。
●この「90式戦車」は「富士教導団」を筆頭に、北海道の部隊への配備を進めていましたが、調達価格が高いために本土での配備は行なわれないようで、本土用の主力戦車には「10式戦車」が充てられています。
【 陸上自衛隊 90式戦車 (ピットロード 1/72 スモールグランドアーマーシリーズ SG13) プラモデルの内容 】
●この陸上自衛隊の戦後第3世代戦車「90式戦車」を再現したプラスチックモデル組立てキットです。
●ピットロード社のフォーマットにのっとり、ミニスケールながら1/35スケールキットに準じて細分化したパーツ構成で「90式戦車」を再現した内容になっています。
●ピットロード製「陸上自衛隊 90式戦車 第7師団」をベースに、「第71戦車連隊」「第72戦車連隊」「第73戦車連隊」などの各部隊のマーキングを収録したデカールの内容を一部変更したバリエーションキットになります。
●「90式戦車」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックに分割したパーツ構成。
■ 砲塔
●砲身は一体成化したパーツで再現、砲身先端部分は別パーツ化して再現しています。
・ 砲口部分に装着する砲口蓋も別パーツ化、装着の有無を選択できます。
・ 防盾は前後に2分割したパーツで再現、照準口と機銃口に装着する蓋も別パーツ化していますので装着の有無を選択することができます。
・ 防盾上部の防塵カバーを別パーツ化して再現。
・ 防盾(砲身)は、完成後も上下に可動させることができます。
●砲塔は、上下に分割したパーツ構成。
・ 車長サイト、砲手用照準サイト、レーダー感知器などを別パーツ化して再現しています。
・ 車長キューポラは別パーツ化して再現。
・ 車長ハッチと砲手ハッチも別パーツ化しており、開閉状態を選択することができます。
・ 後部のバスケットは一体成型のパーツで再現していますが、網カゴ上の形状を立体的に成型したパーツになっています。
・ スモークディスチャージャーは、1本1本それぞれを個別にパーツ化しています。
・ 工具箱ラックは、ラックと工具箱本体に分割して再現。
・ ジェリカンラックは、ラックとジェリカンに分割して再現、ジェリカンは鋼製タイプとポリ製タイプとを選択して使用することができます。
・ 「M2 重機関銃」は3パーツに分割して再現。
・ アンテナ基部ガードと、風向センサーのガードも別パーツ化。
・ 渡河用のカニングタワーのパーツが付属しています。
■ 車体上部
●車体上部は、サイドスカートを含めた一体成型化したパーツで再現。
・ 前部のマッドフラップ、後部パネルは別パーツ化しています。
・ 操縦手ハッチも別パーツ化して再現、開閉状態を選択することができます。
・ 前照灯、ウィンカー、ホーン、管制灯、ライトガード、車載工具類は別パーツ化して再現しています。
・ 排気管部分はグリル状のパーツと円筒状のパーツが用意されており、選択して使用します。
・ 後部パネル周辺に装備する「ワイヤーロープ」を再現可能な「紐」が付属しています。
■ 車体下部
●車体下部はバスタブ状に一体成型化したパーツで再現。
・ サスペンションアームはひとつひとつ別パーツ化しています。
・ 転輪、起動輪、誘導輪は前後に分割したパーツで再現しています。
■ 履帯
●履帯は、ラバー製のベルト状のパーツで再現、ベルトの両端を瞬間接着剤でつなげてループ状にして使用します。
・ 履帯は通常時に使用するラバーパッドの付いていない状態を再現しています。
■ フィギュア
●車長と砲手を再現した2体のフィギュアが付属しています。
・ 車長、砲手ともに全身像、キューポラから上半身を出し両手を置いたポーズです。
・ 服装は「迷彩服」を着用、「戦車ヘルメット」を被った姿です。
・ フィギュアは頭部から足先まで一体成型化したパーツになっています。
【 陸上自衛隊 90式戦車 (ピットロード 1/72 スモールグランドアーマーシリーズ SG13) 塗装とマーキング 】
●「90式戦車」のマーキングとして、陸上自衛隊の迷彩仕様となる1種類の塗装例と、「71戦車連隊」「72戦車連隊」「73戦車連隊」のマーキング例をカラーの「塗装&マーキングガイド」の記載しています。
・ 第71戦車連隊 本部管理中隊所属車両 (71戦-本)
・ 第71戦車連隊 第1中隊所属車両 (71戦-1)
・ 第71戦車連隊 第2中隊所属車両 (71戦-2)
・ 第71戦車連隊 第3中隊所属車両 (71戦-3)
・ 第71戦車連隊 第4中隊所属車両 (71戦-4)
・ 第71戦車連隊 第5中隊所属車両 (71戦-5)
・ 第72戦車連隊 第1中隊所属車両 (72戦-1)
・ 第72戦車連隊 第2中隊所属車両 (72戦-2)
・ 第72戦車連隊 第3中隊所属車両 (72戦-3)
・ 第72戦車連隊 第4中隊所属車両 (72戦-4)
・ 第72戦車連隊 第5中隊所属車両 (72戦-5)
・ 第73戦車連隊 第1中隊所属車両 (73戦-1)
・ 第73戦車連隊 第2中隊所属車両 (73戦-2)
・ 第73戦車連隊 第3中隊所属車両 (73戦-3)
・ 第73戦車連隊 第4中隊所属車両 (73戦-4)
・ 第73戦車連隊 第5中隊所属車両 (73戦-5)
●「塗装&マーキングガイド」の指示に対応した、自衛隊マーク、部隊マーク、部隊表記、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています。
●「第72戦車連隊 第3中隊」所属車両に見られた冬季迷彩例として、ホワイトを基調としたドット式のデジタル迷彩パターンを再現したデカールシートが付属、キットの各部分に合わせてカットして使用します。
【 陸上自衛隊 90式戦車 (ピットロード 1/72 スモールグランドアーマーシリーズ SG13) パッケージ内容 】
・ 90式戦車 ×1
・ 戦車兵 ×2
・ 紐 ×1
・ デカールシート ×1
・ 組立説明書 ×1
・ 塗装&マーキングガイド ×1 (カラー)
・ 冬季迷彩図 ×1 (カラー)
●2019年 デカール内容を一部改めたバリエーション。