日本陸軍 九七式側射付 自動二輪車 陸王
「日本陸軍 九七式側射付 自動二輪車 陸王 (プラモデル) (ピットロード 1/35 グランドアーマーシリーズ No.G050 )」です
●太平洋戦争時における日本陸軍のサイドカー「97式側車付自動二輪車」を1/35のスケールで再現したプラスチックモデル組立キット。
●偵察や連絡、警備などで活躍したサイドカー「97式側車付き自動二輪車」を再現、「ハーレーダビットソン モデルVL」の血を受け継いだ、力強いフォルムを再現した内容となっています。
●ピットロード社製「日本陸軍 九七式側車付 自動二輪車 陸王」の品番替え、シリーズ再編キットになります。
【 日本陸軍 九七式側射付 自動二輪車 陸王 の概要 】
●一体成型を多用したパーツ構成と、モールドを主体としたディテール再現でパーツ数を抑えています。
●スポークはパーツ上のモールドで再現。
●側車(サイドカー)は、機銃を装備した状態と風防を装着した状態を選択可能。
●側車に装備する「11年式軽機関銃」は精密に再現、機銃装備の有無を選択可能。
●前照灯のガラス部、風防などはクリアパーツで再現。
●「97式側車付自動二輪車」を運転し疾走している姿を再現した乗員のフィギュアが2体付属。
●塗装例は日本陸軍1種、ナンバープレート上の星章などを再現したデカールが付属。
【 日本陸軍 九七式側射付 自動二輪車 陸王 (ピットロード 1/35 グランドアーマーシリーズ G50) プラモデルの内容 】
●日本陸軍のサイドカー「97式側車付自動二輪車」を再現したプラスチックモデル組立キットです。
●一体成型を多用したパーツ構成と、モールドを主体としたディテール再現でパーツ数を抑えており、「97式側車付自動二輪車」の姿を気軽に楽しめる内容となっています。
●「97式側車付自動二輪車」は「前輪フォーク部」「本体」「側車」の3ブロックに分割したパーツ構成。
■ 前輪フォーク部
●左右のフォークは一体成型のパーツで再現、これに「フェンダー」「前輪」「前照灯」などを取り付けて作製します。
・ 「フェンダー」は、ナンバープレートを含めて一体成型のパーツで再現。
・ 「コイルスプリング」「前照灯」「ホーン」は一体成型のパーツで再現、「前照灯」はクリアパーツで再現しています。
・ 「ハンドル」も一体成型のパーツで再現、「メーターパネル」「ブレーキハンドル」はハンドルパーツと一体成型化して再現しています。
■ 陸王本体
●本体のフレームは左右に分割したパーツで構成。
・ 「エンジン」は左右に分割したパーツで再現、右側はフレームパーツに一体成型化しています。
・ 「フェンダー」は尾灯を含めた一体成型化したパーツで再現。
・ 「駆動チェーン」「燃料タンク」「座席」「排気管」をそれぞれ個別にパーツ化して再現。
・ 「ペダル」なども別パーツ化しています。
・ 「荷台」は、フレーム状になった各パネルを貼り合せて作製します。
■ 97式側車
●「97式側車」は上下に分割したパーツで構成、下部パーツには「リーフサスペンション」を一体成型化して再現しています。
・ 側車は、機銃を装備した状態と風防を装着した状態とを選択して作製することができます。
・ 「シャーシ」は2パーツで構成。
・ 「サーチライト」はクリアパーツで再現しています。
・ 装備する「11年式軽機関銃」をセット、機関銃は、機関銃本体、弾薬ホッパー、脚、機銃架などの5パーツに分割して再現しています。
・ 「風防」は一体成型のクリアパーツで再現。
■ タイヤ・予備タイヤ
●タイヤ及び予備タイヤは、それぞれ一体成型化したパーツで再現、スポーク部分も含めてパーツ化しており、スポーク間はヌケた状態で成型しています。
■ フィギュア
●「陸王」のドライバーと97式側車の乗員の、日本陸軍の兵士のフィギュアが2体付属しています。
・ フィギュアのポーズは疾走中の勇ましい姿で再現。
・ ドライバーのフィギュアは、ハンドルを握って屈んで疾走しているポーズ、側車乗員のフィギュアは、機関銃を持って構えているポーズになっています。
・ 服装は、「98式軍衣」を着用、「ゲートル」を巻き、ヘルメットを被った姿です。
・ 服の皺の表現はスケールに沿った凹凸モールドで再現、服の縫い目などの細部は繊細なモールドで再現しています。
・ フィギュアは、「頭部」「上半身」「下半身」「両腕」に分割したオーソドックスなパーツ構成になっています。
●付属している装備品類
・ ヘルメット ×2
・ ゴーグル ×2 (クリアパーツ)
・ 拳銃ホルスター ×2
・ 水筒 ×2
・ 雑嚢 ×1
など。
【 日本陸軍 九七式側射付 自動二輪車 陸王 (ピットロード 1/35 グランドアーマーシリーズ G50) の塗装とマーキング 】
●パッケージ裏面には「97式側車付自動二輪」の日本陸軍仕様となる1種類の塗装例が記載されており、ナンバープレートの星章などを再現したデカールが付属しています。
・ 塗装の際に使用する塗料の種類は塗装例に記載しています (Mr.カラー/水性ホビーカラー)。
●塗装例に対応したデカールが付属、「星章」「日本軍旗」などをデカールにプリントしています。
【 日本陸軍 九七式側射付 自動二輪車 陸王 について 】
●現在の日本からは想像し難いことですが、1930年代における日本の自動車及びオートバイの生産技術はまだ未熟な段階にあり、特にオートバイの製造に関しては高い技術が必要であったため、当時の国内のオートバイの多くは海外から輸入したものでした。
●アメリカのオートバイメーカー「ハーレーダビットソン」社のオートバイも積極的に輸入を行っていましたが、関税が高く設定されていたため、日本の製薬会社「三共」の傘下に「日本ハーレーダビッドソン モーターサイクル」社を設立、日本国内で「ハーレーダビットソン」の生産、販売を行うようになりました。
●1935年、「日本ハーレーダビッドソン モーターサイクル」社は「三共内燃機」に社名を変更、この「三共内燃機」社が「ハーレー・ダビットソン モデルVL」をベースとして国産化したのがオートバイ「陸王」です。
●日本陸軍は、偵察及び連絡用の車両として、この「陸王」をベースとしたサイドカー「97式側車付自動二輪車」を1937年に制式化します。
・ 「97式側車付自動二輪車」は、「陸王」(1200cc)をベースとしていましたが、この「陸王」は「ハーレーダビットソン」社製のオートバイの特徴として地上高が低くかったため、悪路での走行を考慮して地上高を高くしていました。
・ また、側車を取り付けて運用するためにエンジン排気量も1292ccへと拡大しています。
・ そして、「97式側車付自動二輪車」の最大の特徴が、側車側のタイヤも駆動する方式を採用したことで、この駆動方法のおかげで悪路での走行性能は従来のサイドカーを凌駕するものになりました。
●「97式側車付自動二輪車」は、日本陸軍のみならず日本海軍でも使用、偵察、連絡、警戒などの他に、要人警護などの任務で用いられ、軽便で機動性の高い車両として各地において活躍したのです。
【 日本陸軍 九七式側射付 自動二輪車 陸王 (ピットロード 1/35 グランドアーマーシリーズ G50) の製品仕様 】
●プラスチックモデル組立キット
・ 各パーツ類はランナー状に成型していますので、パーツを切り離すのに「ニッパー」などの切断工具が必要になります(別売り)。
・ パーツの固定には「プラモデル用接着剤」などの接着剤をご利用下さい(別売り)。
●パーツ数 :
●製品素材 : PS
●パーツ成型色 : ライトブラウン
●「日本陸軍 九七式側射付 自動二輪車 陸王」の完成時のサイズ
・ 全長:78mm
●中国製
●2020年 シリーズ再編、価格変更
●2008年 完全新金型
【 日本陸軍 九七式側射付 自動二輪車 陸王 (ピットロード 1/35 グランドアーマーシリーズ G50) パッケージ内容 】
・ 97式側車付自動二輪車 ×1
・ 日本陸軍乗員フィギュア ×2
・ デカールシート ×1
・ 組立説明書 ×1