日本海軍輸送艦 二等輸送艦 第101号型 旗・旗竿・ネームプレート エッチング付き 限定版
「日本海軍輸送艦 二等輸送艦 第101号型 旗・旗竿・ネームプレート エッチング付き 限定版 (プラモデル) (ピットロード 1/350 スカイウェーブ WB シリーズ No.WB005NH )」です
●太平洋戦争時における日本海軍の輸送艦「二等輸送艦」を1/350スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。
●太平洋戦争後期に登場した日本の戦車揚陸艦「二等輸送艦」を再現、戦時建造の艦らしくシンプルな輪郭の船体、艦首に揚陸用のランプを装備した独特のシルエットを再現、船底・スクリュー部まで再現したフルハルモデルです。
・ 角型の煙突を装備したディーゼル機関搭載の101号艦を再現した内容になっています。
●ピットロード製「日本海軍輸送艦 二等輸送艦 第101号型」のキットをベースに、エッチング製の艦首・艦尾の旗、ネームプレートをセットしたSPパッケージです。
・ エッチング製の「艦首の国籍旗」「艦尾の軍艦旗」「ネームプレート(40×8mm)」は下記のキットパーツに置き換えて使用することができます。
・ エッチング製の旗は手で力を加えて曲げることで、風になびくさまに加工することができます。
【 日本海軍輸送艦 二等輸送艦 第101号型 旗・旗竿・ネームプレート エッチング付き 限定版 (ピットロード 1/350 スカイウェーブ WBシリーズ WB05NH) パッケージ内容 】
・ 日本海軍 二等輸送艦 ×1
・ アクセサリーパーツ (積載車両)
・ デカールシート ×1
・ ディスプレイ台 ×1
・ エッチングシート ×1
・ ネームプレート ×1
・ エッチング取付説明書 ×1
・ 組立説明書 ×2
【 日本海軍輸送艦 二等輸送艦 第101号型 旗・旗竿・ネームプレート エッチング付き 限定版 (ピットロード 1/350 スカイウェーブ WBシリーズ WB05NH) プラモデルの内容 】
●日本海軍の輸送艦「二等輸送艦」の「第101号型」を再現したプラスチックモデル組立キットです。
●ピットロード社が長年培ってきた小型艦のフォーマットに沿って「二等輸送艦」を再現、各パーツにピットロード社らしいスケール感を損なわぬメリハリのついたモールドを施しながら、パーツ数を抑えた内容になっています。
●「二等輸送艦」に積載されていた戦車や車両などを再現したアクセサリーも付属、車両類を積載した状態や、揚陸時のシーンなど様々な演出を楽しむことができます。
■ 日本海軍輸送艦 二等輸送艦 第101号型 全体構造
●「二等輸送艦」は「船体」「上甲板」「ボート・機銃などの艤装類」の各ブロックごとに分割して構成、甲板を船体に取り付けた後、艤装類を船体ブロックへと取り付けて組み立てます。
●「二等輸送艦」の船体は左右に分割したパーツで構成、艦首部分の双胴式の艦底部分及びランプハッチは別パーツ化して再現しています。
・ 船底には舵を一体成型化して再現、側面には舷窓、喫水線ラインなどをモールド化して再現しています。
・ 推進軸、スクリューは別パーツ化して再現。
●上甲板は、「前部甲板」「ボート甲板」「後部甲板」の3分割のパーツで構成
・ 上甲板には、高角砲と機銃の台座、滑り止めパターン、格納部分の木甲板表現、ボラード、ボート架台、アンカーチェーンなどをモールドで再現しています。
●艦首部分は揚陸シーンを再現できるようランプハッチを別パーツ化して再現、船体の内壁部も再現しています。
・ 上甲板から降車するスロープ(斜路)を展開した状態と、天蓋でスロープ部を覆った状態を選択することができます。
●喫水線以下も再現したフルハルモデルです。
■ 日本海軍輸送艦 二等輸送艦 第101号型 艦上構造物
●艦橋
・ 艦橋は箱組み状にパネルを貼り合わせて組み立てます。
・ 艦橋の窓枠部分を凸モールド化してスケールに沿った立体感を演出しています。
・ 艦橋下部の台座部分は機銃用のブルワークも含めて一体成型のパーツで再現。
・ 艦橋を構成する25mm3連装機銃(×2)、双眼鏡(×2)を別パーツ化して再現しています。
●上部構造物
・ 上部構造物は煙突も含めた左右に分割したパーツで構成、天板部分と煙突のトップは別パーツ化しています。
・ 煙突の副管は別パーツ化して再現。
●前檣、後檣
・ 前檣と後檣は三脚檣型の形状、それぞれ前後に分割したパーツ構成。
●高角砲「40口径 3年式 8cm高角砲」 ×1
・ 高角砲は砲身と砲架を一体成型化したパーツになっています。
●対空機銃「25mm3連装機銃」 ×2、「25mm単装機銃」 ×2
・ 3連装機銃は3連状に一体成型した銃身部と銃架の2分割したパーツで構成。
・ 単装機銃は一体成型のパーツで再現。
●内火艇、カッター及びボートダビッド
・ 10m特型運貨船 ×1
・ 9mカッター ×1
●その他の艤装を再現したパーツとして
・ 艦首旗竿
・ 主錨、艦尾錨
・ 通気筒
・ ランプ巻上げ機
・ リール
などを個別にパーツ化して再現しています。
■ ディスプレイ台
●完成後に見栄え良く飾ることができるプラスチック製の「ディスプレイ台(展示台)」が付属、完成した艦体をそのまま載せてディスプレイすることができます。
・ ディスプレイ台は、ネームプレートの両端に2つの飾り脚を設けたプラスチック製パーツ。
■ アクセサリーパーツ
●「二等輸送艦」に積載した車両類などを再現した以下のアクセサリーパーツが付属しています。
・ 95式軽戦車 ×2
・ 97式中戦車 ×2
・ 97式中戦車改 ×2
・ 3式中戦車 ×2
・ 1式砲戦車 ×2
・ 特2式内火艇 ×2
・ 97式自動貨車 ×2
・ 大発動機艇 ×2
・ 戦車類は、砲塔、車体上部、車体下部、左右の走行装置の5パーツで構成。
・ 「特2式内火艇」は、砲塔、車体上部、車体下部、左右足周り、前後フロート、カニングタワー、給排気口の9パーツで構成。
・ 「97式自動貨車」は左右に分割したパーツ構成、荷台部分は別パーツ化しています。
・ 「大発動機艇」は各パネルを箱組状に貼り合せるパーツ構成、7パーツで再現。
【 日本海軍輸送艦 二等輸送艦 第101号型 旗・旗竿・ネームプレート エッチング付き 限定版 (ピットロード 1/350 スカイウェーブ WBシリーズ WB05NH) 塗装とマーキング 】
●「二等輸送艦」の塗装図はパッケージ裏面にカラーで記載、「積載車輛」の塗装図は組立説明書内にカラーで記載しています。
・ 塗装の際に使用する塗料の種類も記載しています (Mr.カラー)。
●後檣に掲げられる軍艦旗、旗竿に掲げられる日章旗、戦車類の国籍マークなどを再現したデカールが付属しています。
【 日本海軍 輸送艦 二等輸送艦 について 】
●1942年8月、アメリカ軍は対日反攻作戦の一環としてソロモン海域のガダルカナル島に上陸、以後、しばらくの間、この島を巡り日米の激戦が繰り広げられます。
●日本陸海軍はこのガダルカナル島を奪還しようと兵力を投入しますが、制空権を握るアメリカ軍からの攻撃で低速の輸送船は甚大な被害を被り、輸送任務は防空能力のある駆逐艦が担うようになります。
●当然のことながら、輸送船と比べると駆逐艦の輸送能力は著しく劣るもので、輸送量は少なく、輸送任務専用艦の必要性が高まり、急ぎ建造を開始します。
●この輸送専用艦は、排水量1,500tの「一等輸送艦」と、排水量870tの「二等輸送艦」の2種を建造、「一等輸送艦」は速度を、「二等輸送艦」は戦車を輸送する能力を重視していました。
●「二等輸送艦」の建造については、他諸国の同種の艦艇を参考にし、低いコストと生産性を重視して徹底したブロック工法と直線を基調にした簡略化した船体構造を採用、開発と建造については艦の任務性から陸軍と海軍との協力体制が組まれています。
●同艦の船内構造は、2段式の格納スペースを備え、下段は格納庫方式、上段は上甲板として露天式に車両類を搭載するようになっており、「九七式中戦車」なら9両、「九五式軽戦車」は14両、「特二式内火艇」なら7両を搭載することができました。
●艦首部分には揚陸用の平面構造のランプを装備、可動式のスロープを展開して格納庫と上甲板の両方から直接移動する揚陸を可能にしています。
●また、同艦は敵の勢力下における揚陸任務にも配慮し、対空兵装に加え爆雷も装備、「艦」の名のとおり攻撃能力も備えていました。
●「二等輸送艦」は、1943年の秋に完成、ブロック工法を採用しただけに生産も進み、終戦まで63隻が完成しました。
●しかし、建造当初の6隻は予定していたタービン式の機関が間に合わず、ディーゼル式の機関を搭載、このディーゼル機関タイプが「第101号型」(SB(D)艇)、タービン機関式が「第103号型」(SB(T)艇)と呼ばれています。
●この「二等輸送艦」は、レイテ島のオルモックへの逆上陸作戦や各地の輸送任務などに投入、持てる輸送能力を発揮した活躍をしますが、一方で過酷な任務や低速のために損害も大きく、「第101号型」は6隻全てが戦没しています。
【 日本海軍輸送艦 二等輸送艦 第101号型 旗・旗竿・ネームプレート エッチング付き 限定版 (ピットロード 1/350 スカイウェーブ WBシリーズ WB05NH) 製品仕様 】
●プラスチックモデル組立キット。
・ 各パーツ類はランナー状に成型していますので、パーツを切り離すのに「ニッパー」などの切断工具が必要になります(別売り)。
・ パーツの固定には「プラモデル用接着剤」などの接着剤をご利用下さい(別売り)。
●製品素材 : PS
●パーツ成型色 : ライトグレー
●「二等輸送艦 第101号型」の完成時のサイズ
・ 全長:約230mm
●2020年 バリエーション / スポット生産品
●2009年 新金型