艦船模型スペシャル No.46 航空母艦 雲龍・天城・葛城
「艦船模型スペシャル No.46 航空母艦 雲龍・天城・葛城 (本) (モデルアート 艦船模型スペシャル No.046 )」です
●「艦船模型スペシャル No.46 航空母艦 雲龍・天城・葛城」です
(2012年11月15日発売)【 「艦船模型スペシャル No.46 航空母艦 雲龍・天城・葛城」の内容について 】
■特集「雲龍型 雲龍 天城 葛城」
●「航空母艦 雲龍型」は太平洋戦争開戦以前に計画が進められていましたが、建造の直接要因となったのは「ミッドウェー海戦」での敗北でした
●「ミッドウェー海戦」での敗北によって航空母艦の戦力が不足、それを補完するためと将来的な航空決戦を想定して急ピッチで建造が開始されたのが「航空母艦 雲龍型」であり、戦時生産として各部を簡略化しながらも、戦訓から防御力が強化され、これまでの帝国海軍の航空母艦建造技術の粋を集めた艦となります
●ところが、当時の日本の工業生産力は低く、「雲龍型」の1番艦である「雲龍」が竣工したのは戦争後期の1944年8月まで遅延、この直前に発生した「マリアナ沖海戦」において艦隊航空隊のほとんどを喪失したため、肝心の航空機の搭載が事実上不可能となってしまいます
●航空母艦に搭載する航空隊を揃える事ができない以上、建造が進んでいた「雲竜型」4番艦~6番艦「笠置」「阿蘇」「生駒」は建造作業を中止、2番艦「天城」、3番艦「葛城」も竣工したものの、航空隊の搭載は目途が立たない状態でした
●本来、この「雲龍型」は機動部隊の主力として帝国海軍の中心的存在となるはずでしたが、当時わが国が置かれていた戦局の厳しさのため本来の役割を果たすことができず、悲運の航空母艦としてその生涯を閉じています
●今号の「艦船模型スペシャル」では、この「雲龍型 航空母艦」を特集、ニューキットなどの作例に実艦の写真と解説を交え、「航空母艦 雲龍型」の実像に焦点を当てます
■特集作例
・ 「日本海軍 航空母艦 雲龍 SP」 (アオシマ 1/700)
・ 「日本海軍 航空母艦 葛城」 (アオシマ 1/700)
・ 「航空母艦 天城」 「日本海軍 航空母艦 雲龍 SP」 (アオシマ 1/700)改造
・ 「日本海軍 航空母艦 雲龍 竣工時」 (フジミ 1/700)
・ 「日本海軍 航空母艦 雲龍 終焉時」 (フジミ 1/700)
・ 「日本海軍航空母艦 雲龍」 (ピットロード 1/700)
・ 「日本海軍航空母艦 雲龍型 天城」 (ピットロード 1/700)
・ 「日本海軍航空母艦 葛城」 (ピットロード 1/700)
■特集記事
・ 航空母艦「雲龍」「天城」「葛城」の迷彩塗装
・ 日本海軍 航空母艦「雲龍型」
■ニューキットセレクション
・ 「日本海軍 戦艦 山城 1942 (リテイク)」 (アオシマ 1/700)
・ 「日本海軍 戦艦 扶桑 1941」「日本海軍 戦艦 山城 1942 (リテイク)」 (アオシマ 1/700)改造
・ 「日本海軍戦艦 扶桑 昭和16年」 (フジミ 1/700)
・ 「日本海軍戦艦 山城 昭和16年」 (フジミ 1/700)
・ <記事>開戦時の戦艦「扶桑」「山城」 ~ フジミ、アオシマのニューキットを斬る
・ 「日本海軍 航空母艦 龍鳳 1945年 (昭和20年)」 (フジミ 1/700)
・ 「海上保安庁 巡視船 PL-31 いず」 (ピットロード 1/700)
・ 「海上保安庁 巡視船 PL-61 はてるま 」 (ピットロード 1/700)
・ 「海上保安庁 巡視船 つがる型 PLH-06 ちくぜん」 (ピットロード 1/700)
■特別記事
・ 「日本海軍 戦艦 日向」 「日本海軍航空戦艦 伊勢 (初回特典付)」 (フジミ 1/350)改造
■連載記事
・ 日本海軍の観艦式の歴史
・ 「紀元2600年特別観艦式を作ろう!」 : 「山城」「金剛」「榛名」
・ ラーベル・アーカイブス : 「ガトー級潜水艦」
●内容目次 ~ 下記画像をご参照下さい【 「艦船模型スペシャル No.46」の奥付 】
●版型 : A4版 / ソフトカバー
●全136ページ / うちカラー72ページ
●発行日 2012年12月15日
●ISBNコード : 4910123191225