イギリス SAS 4×4 小型軍用車 ヨーロッパ戦線 + 第2SAS連隊 歩兵フィギュア4体セット
「イギリス SAS 4×4 小型軍用車 ヨーロッパ戦線 + 第2SAS連隊 歩兵フィギュア4体セット (プラモデル) (サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6725 )」です
●「イギリス SAS 4×4 小型軍用車 ヨーロッパ戦線 + 第2SAS連隊 歩兵フィギュア4体セット」です
●第2次世界大戦後期におけるイギリス陸軍の特殊部隊「S.A.S.」用の「武装ジープ」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●サイバーホビー社製「イギリス SAS 1/4トン 4×4 小型軍用車輌」をベースに、ヨーロッパ戦線仕様を再現するために、ジェリカン類を省き、装甲板や後部の燃料タンクなどの新規パーツを追加したバリエーションキットとなります
●また、フィギュアとしてドラゴン社製「第2 SAS連隊 (フランス1944)」が付属しています
・ ボックスには隊員が乗車しているシーンが描かれていますが、付属のフィギュアは地面に立っているポーズとなります【 「S.A.S.の武装ジープ」について 】
●イギリス陸軍の特殊部隊「S.A.S.」は「スペシャル・エア・サービス」の略で、「デビッド・スターリング少佐」の発案により北アフリカ戦線において敵戦線後方に侵入して敵の航空機を破壊するという目的で編成されました
●当初は、空挺作戦により襲撃作戦が決行されましたが、降下地点の選定や帰路の確保などの問題点が多く、より確実性に優れた車輌を使用した作戦が採られるようになります
●この車両として選ばれたのがアメリカ製の「ウィリス MB ジープ」で、4輪駆動による不整地踏破性能を取り回しやすい小型の車体から評価が高く、同車には長躯に渡る特殊作戦用として燃料、飲料水、そして強力な武装が装備されました
●この「武装ジープ」は「S.A.S.」の手足となってその活動に従事、敵航空機の破壊だけではなく、後方の兵站の襲撃、通信網や補給路の遮断、そして威力偵察など期待に応じた活躍を果たすことになるのです
●北アフリカ戦線では、広大な土地に点在する戦力という関係から明確な戦線というものはなく、さらに内陸部は大部隊の移動が不可能な軟弱地であったため、このような「S.A.S.」の「武装ジープ」が戦線後方へと侵入するのが容易でしたが、戦場がヨーロッパ大陸へと移ると車両による戦線後方への侵入は極めて難しくなります
●このため「S.A.S.」は、従来の「武装ジープ」による襲撃方法から空挺降下を主体としたものへと作戦の変更を余儀なくされます
●ただ、一旦戦線後方に侵入することができれば「武装ジープ」を活用することも充分に可能で、グライダーによる同車両の投入が行われています
●ヨーロッパ戦線で使用された「武装ジープ」は、北アフリカ戦線での仕様とは異なり、その行動範囲から燃料と飲料水の携行量は大幅に減らされ、その代わりに車体前部に装甲板が装備されています
●武装はアフリカ戦での装備を踏襲、搭載される機関銃は3丁~5丁と通常の部隊が使用する「武装ジープ」とは比較にならないほど強力な装備が施されていました
●「武装ジープ」は、後方襲撃時の「S.A.S.」の主要車両として活躍、このような「S.A.S.」の活動はドイツ軍の戦力を確実に低下させたのでした
【 「イギリス SAS 4×4 小型軍用車 ヨーロッパ戦線 + 第2SAS連隊 歩兵フィギュア4体セット」のキット内容について 】
●このヨーロッパ戦線におけるイギリス陸軍の特殊部隊「S.A.S.」用の「武装ジープ」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●「ジープ」本体と豊富に装備された武装類が織り成す細かなディテールを、細分化したパーツ構成とエッチングパーツにより表現した内容となっています
●「S.A.S.ジープ」は、「シャーシ」「エンジン」「ボディ」の3ブロックで構成され、これに武装などの各種装備品を取り付けて完成させます
【 ボディ 】
●ボディとシャーシは別ブロック化したパーツで構成、ボンネット内のエンジン、足回りのサスペンション部なども再現され、スケールにそぐわぬ精密なパーツ構成で「ジープ」本体を再現しています
●ボディは、車体内部も含めて一体成型され、ボンネット、フロントグリル、後部パネルは別パーツとなっています
・ フロントグリルは「S.A.S.ジープ」の特徴である、中央部の2本の棒を残して切断された形状を再現
・ ラジエターカバーは装甲化されたタイプが付属
・ 運転席部分の各種レバー、ペダル類がパーツ化
・ メーター類を再現するデカールが付属しています
・ 座席は、フレームとパッドで構成されています
・ ボンネット固定具はエッチングパーツにて再現
●前方の装甲板は、本体部分と上部のシールドで構成され、シールドはクリアーパーツです
・ 本体とシールドとのヒンジはエッチングパーツで再現、シールドを可動式とすることが可能です
【 シャーシ 】
●シャーシのメインフレームは一体成型となっており、バンパーの前面板は別パーツです
・ バンパーは両端をカット加工して再現します
・ リーフ式サスペンションは各1パーツで構成
・ 前部のショックアブソーバーは別パーツ、後部のショックアブソーバーはデファレンシャル部に一体成型されています
・ デファレンシャル部は前後分割式となっています
・ ステアリングは固定式です
●タイヤは、本体と内側内部、内側のハブ、外側のハブキャップとの4分割式です
【 エンジン 】
●エンジンは、14パーツで構成され、冷却ファン、ファンベルト、クラッチなどが細かく表現されています
・ エンジンルーム内部のバッテリー、ラジエターなどがパーツ化
●前照灯のガラス部と車間表示灯、防弾シールドはクリアーパーツで再現されています
【 装備品及び武装 】
●「大型の燃料タンク」「携行缶ラック」と「携行缶」、ビッカース軽機銃などの装備品を緻密なディテールで再現
●「ビッカース軽機関銃」が5丁付属、運転席前方に1丁、助手席前方に連装式で2丁、助手席後方に連装式で2丁配置します
・ 「ビッカース軽機関銃」の銃口部分は開口処理されています
・ ドラムマガジン上部の取っ手はエッチングパーツにて再現
・ 連装式の機銃を繋ぐ上部の棒、及びその中央部に取り付けられる照門はエッチングパーツです
●車体後部に搭載された大型の燃料タンクは5パーツで構成されています
●車体の前後に装備された携行缶ラックはエッチングパーツで再現
・ 携行缶が4個付属、携行缶の把手はエッチングパーツとなります
●携行缶ラック、機関銃のディテール、ボンネット固定具などを再現するエッチングパーツが付属しています
【 フィギュア 】
●「S.A.S.」の隊員を再現したフィギュアが4体付属しています
・ フィギュアは、ドラゴン社製「第2SAS連隊 (フランス1944)」と同一です
・ 詳細は個別ページを参照して下さい
【 塗装とマーキング 】
●「S.A.S.ジープ」のマーキングとして、2種類の塗装例が説明書に記載されています
・ S.A.S. (北西ヨーロッパ戦線 / 1945年)
・ S.A.S. (北西ヨーロッパ戦線 / 1945年)
●説明書の塗装例に基づく、車台番号などを再現したデカールが付属しています
●2013年 一部新金型