グランドパワー 2014年7月号
グランドパワー 2014年7月グランドパワー 2014年グランドパワー 3号突撃砲グランドパワー2014年5月発売模型関係月刊誌3号突撃砲 資料Sd.Kfz.142/1 3号突撃砲F型3号突撃砲F/8型3号突撃砲G型Sd.Kfz.142 3号突撃砲
「グランドパワー 2014年7月号 (雑誌) (ガリレオ出版 月刊 グランドパワー No.242 )」です
(2014年5月27日発売)
【 「グランドパワー 2014年7月号」について 】
■3号突撃砲長砲身型 (1)
●「3号突撃砲」は、歩兵直協用の戦闘車両として開発が行われ、フランス戦頃から戦線に投入されました
●この「3号突撃砲」は、「3号戦車」をベースとしながら、砲塔を撤去して戦闘室に直接主砲を搭載したレイアウトを採用、砲塔が省かれた分、前面装甲が強化され、攻撃力、防御力共に優秀な車両でした
●独ソ戦が開始されると、ドイツ軍はソ連軍の大量の戦車と対峙、「3号突撃砲」は歩兵直協の任務だけではなく、その攻撃力と防御力、そして砲塔が無い低シルエットから対戦車兵器としても有効な車両として認められます
●当初「3号突撃砲」は、24口径の短砲身「75mm 突撃カノン砲 StuK37」を装備していましたが、この対戦車兵器としての有効性からより装甲貫通能力が高い長砲身の「75mm 突撃カノン砲 StuK40」へと変更した「3号突撃砲F型」が登場、歩兵を支援するという突撃砲本来の任務から戦車キラーの道へと進むこととなります
●この「3号突撃砲F型」は、従来の「3号突撃砲」の車体をそのまま使用した関係から長砲身の砲尾部分の干渉を防ぐために天板に膨らみが付けられていましたが、1942年12月からは長砲身砲用の専用の車体となった「3号突撃砲G型」が登場します
●「3号突撃砲G型」は、「3号突撃砲」シリーズの完成形として大戦中期から後の突撃砲部隊の主力を務め、戦車不足の戦車部隊にも戦車の代わりとして配備、ドイツ軍にとって機甲戦力として欠かせない存在となりました
●攻撃力と防御力が高く、低シルエットという対戦車車両としての優位性は大戦を通じて崩れず、ベルリン戦が開始された1945年4月においても「3号突撃砲G型」の生産と、部隊での運用は続けられ、「3号突撃砲」の姿は常にドイツ軍と共に在ったのです
●「グランドパワー 2014年7月号」では、この「3号突撃砲 長砲身型」を特集、その登場までの経緯と構造、そして仕様の変遷などを詳しく解説します
●後半には「3号突撃砲 長砲身型」の戦場写真集を収録、貴重な車内写真や部隊での運用の様子などが収められ、「3号突撃砲 長砲身型」の姿とその詳細に迫る一冊となっています
【 「グランドパワー 2014年7月号」の内容目次 】
●07式機動支援橋の架橋作業
●第1師団創立記念行事 2014
●3号突撃砲長砲身型 (1)
●3号突撃砲長砲身型写真集 (1)
・ 3号突撃砲G型内部写真
・ 3号突撃砲F型 (43口径型)
・ 3号突撃砲F型 (48口径型)
・ 3号突撃砲F/8型
・ 3号突撃砲G型極初期型
・ 3号突撃砲G型 (突撃砲シャーシ)
・ 3号突撃砲G型 (3号戦車M型シャーシ)
・ 3号突撃砲G型 (3号戦車L型シャーシ)
●第2次世界大戦イタリア軍の弾薬 (2)
【 「グランドパワー 2014年7月号」の内容について 】
■巻頭カラーページ (16ページ)
●前半は、2014年4月に実施された、陸上自衛隊新町駐屯地における「07式機動支援橋」の架橋作業の訓練の様子を収録
●後半は、2014年4月に行われた練馬駐屯地における第1師団の創立記念行事を紹介、観閲行進の様子の他に「野外手術システム」の展示も掲載されています
■3号突撃砲長砲身型 (1) (28ページ)
●対戦車能力を大幅に向上させるために主砲を従来の短砲身「75mm 突撃カノン砲 StuK37」から長砲身の「75mm 突撃カノン砲 StuK40」へと変更した「3号突撃砲F型」の計画と生産、「75mm 突撃カノン砲 StuK40」の43口径型と48口径型、そして「8/ZWシャーシ」を使用した「3号突撃砲F/8型」の詳細を解説
●従来の「3号突撃砲」のデザインをそのまま使用した「3号突撃砲F型」に対して、長砲身の主砲を搭載するために専用の車体が採用された「3号突撃砲G型」について解剖
●生産の途中による仕様変更やフェンダー形状の変遷まで詳細に解説します
■3号突撃砲長砲身型写真集 (1) (88ページ)
●「3号突撃砲G型内部写真」「3号突撃砲F型(43口径型)」「3号突撃砲F型(48口径型)」「3号突撃砲F/8型」「3号突撃砲G型極初期型」「3号突撃砲G型(突撃砲シャーシ)」「3号突撃砲G型(3号戦車M型シャーシ)」「3号突撃砲G型(3号戦車L型シャーシ)」と項目を区分して戦場写真を中心に掲載
●「3号突撃砲G型内部写真」では、戦闘室の天板を外して整備しているシーンや、戦闘状態時における戦闘室内部の写真を掲載、車内の様子や塗装、装備品の状況や乗員の配置状況などを把握することができます
●他の項目では、「3号突撃砲F型」と「3号突撃砲G型」の戦場写真を収録、直協車両として歩兵と行動を共にする様子や、徐々に対戦車車両としての特徴を濃くし、予備履帯などにより防御力を増して行く姿、各部隊における装備品類や後部ラックの取り付け状況、そして部隊のマーキングなど、3号突撃砲長砲身型が描画された内容となっています
■第2次大戦イタリア軍の弾薬 (2) (6ページ)
●1953年に刊行された「ITALLIAN AND FRENCH EXPLOSIVE ORDNANCH」から、第2次世界大戦中のイタリア軍の弾薬図版の部分を収録しています
●掲載弾薬は、突撃自走砲用「75mm砲弾」、対空砲用「45mm砲弾」、対戦車砲用「53mm砲弾」、対戦車砲用「90mm砲弾」等を諸元とともに掲載
●中口径の火砲の構造と性能が理解できる図面及び諸元集です
【 「グランドパワー 2014年7月号」の仕様 】
●版型 : B5版
●全144ページ / モノクロ写真199枚、カラー写真35枚収録
●発行日 : 2014年7月1日
●コード : 4910135010743