モデルアート 帝国海軍 重巡洋艦 総ざらい 総ざらいシリーズ 897 本

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帝国海軍 重巡洋艦 総ざらい

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「帝国海軍 重巡洋艦 総ざらい (本) (モデルアート 総ざらいシリーズ  No.897 )」です


●1/700スケールにおける条約以降の帝国海軍の重巡洋艦に的を絞った資料集及び模型解説・作例集です

【 「帝国海軍 重巡洋艦 総ざらい」 概要 】


■長い航続力と重武装をもって大海を駆け回った狩猟者
●制海権の奪取や防衛を海軍の一義とするならば、保有数に制限の多い戦艦だけでは臨機応変な対応が出来ません

●また、「戦艦」は操作する乗員が多く、その航行には大量の燃料を必要とするため、戦艦のような大型艦が様々な任務をこなすのは効率が悪く、経済的でもありません

●第1次世界大戦までは「戦艦」の下のクラスとして「装甲巡洋艦」、さらにその下のクラスとして装甲が薄い「防護巡洋艦」という艦種が存在していましたが、1930年のロンドン軍縮条約において「巡洋艦」の定義付けが行われ、以後「重巡洋艦」と軽「巡洋艦」の2つの艦種に統一化されました

●この軍縮条約を批准によって、日本を含む列強各国は「巡洋艦」を始めとする戦闘艦各種の艦艇の保有に上限が定まり、列強各国は定められた保有数を守りながらその個別の戦闘艦の性能向上に励むことになります

●帝国海軍は、個別の戦闘艦の性能向上に最も熱心に励んだ国で、条約制限下に登場した重巡洋艦「妙高型」は攻撃力の高さから世界に注目される艦となりました

●この「妙高型」の改良型として建造されたのが重巡洋艦「高雄型」ですが、一方で条約制限回避の方策として「軽巡洋艦」の制限内で建造され、その後の改修により「重巡洋艦」へと艦種変更されたのが重巡洋艦「利根型」と「最上型」です

●この帝国海軍の「重巡洋艦」の艤装は、基本的な兵装を統一化し、主砲や魚雷発射管などは艦型が異なっていても同一となっているものを少なくありませんでした


●本書「帝国海軍 重巡洋艦 総ざらい」では、この条約以降建造された「重巡洋艦」にターゲットを絞り、模型製作に役立つ観点から各艦種ごと、兵装ごとに線図のイラストやキットパーツの写真を交えて解説

●重巡洋艦1艦1艦ごと個別に項目を設け、線図イラストを中心に個々の艦の特徴と時代ごとに改装された諸点を解説する「重巡洋艦の艦型別解説」から始まり、各艦に装備されていた兵装類を線図イラスト及びパーツ写真とともに解説した「重巡洋艦の兵装」、そして重巡洋艦の各艦艇の作例を集めた「プラキットの製作術」などに章立てをしています

●条約以降の「帝国海軍 重巡洋艦」の変遷をコンパクトにまとめ、模型製作時に役立つ資料とハウツーをあわせて掲載した、重巡洋艦総括本としての内容となっており、艦船モデラーならば常に手元で参照しておきたい1冊となっています


【 「帝国海軍 重巡洋艦 総ざらい」 内容目次 】


●第1章 重巡洋艦の艦型別解説
 ・ 古鷹型重巡洋艦 「古鷹」
 ・ 古鷹型重巡洋艦 「加古」
 ・ 青葉型重巡洋艦 「青葉」
 ・ 青葉型重巡洋艦 「衣笠」
 ・ 妙高型重巡洋艦 「妙高」
 ・ 妙高型重巡洋艦 「足柄」
 ・ 妙高型重巡洋艦 「那智」
 ・ 妙高型重巡洋艦 「羽黒」
 ・ 高雄型重巡洋艦 「高雄」
 ・ 高雄型重巡洋艦 「愛宕」
 ・ 高雄型重巡洋艦 「摩耶」
 ・ 高雄型重巡洋艦 「鳥海」
 ・ 最上型重巡洋艦 「最上」
 ・ 最上型重巡洋艦 「三隈」
 ・ 鈴谷型重巡洋艦 「鈴谷」
 ・ 鈴谷型重巡洋艦 「熊野」
 ・ 利根型重巡洋艦 「利根」
 ・ 利根型重巡洋艦 「筑摩」

●第2章 重巡洋艦の兵装
 ・ 60口径 3年式 15.5cm 3連装砲塔
 ・ 50口径 3年式 20cm単装砲塔 A型
 ・ 50口径 3年式 20cm連装砲塔 C型
 ・ 50口径 3年式 20cm連装砲塔 D型
 ・ 諸説ある妙高型の砲塔について
 ・ 50口径 3年式 20cm連装砲塔 E型
 ・ 50口径 3年式 20cm連装砲塔 E3型
 ・ 40口径 8cm高角砲
 ・ 45口径 10年式 12cm高角砲 B2型
 ・ 40口径 89式 12.7cm連装高角砲 A1型
 ・ 40口径 89式 12.7cm連装高角砲 A1型改1 (シールド付き)
 ・ 89式連装発射管
 ・ 90式 3連装発射管 1型
 ・ 92式 4連装発射管 1型
 ・ 92式 4連装発射管 1型 (シールド付き)
 ・ 1号3型 電波探信儀
 ・ 2号1型 電波探信儀
 ・ 2号2型 電波探信儀
 ・ 重巡洋艦艦載兵器 SPEC INDEX
 ・ 「高雄」「鳥海」艦橋フォトグラフ
 ・ 精密イラストで見る「高雄」の艦橋ディテール
 ・ 砲戦指揮装置あれこれ
 ・ 重巡洋艦 各型 艦橋コレクション

●第3章 プラキットの製作術
 ・ 帝国海軍 重巡洋艦1/700プラキット総合ガイド
 ・ 1/700キットで検証!高雄型竣工時の相違点
 ・ アオシマ1/700キットで検証!高雄型の年時違いを作り比べ
 ・ 高雄型1/700キットの特徴を見る
 ・ 高雄型重巡洋艦 「摩耶」 1944 (フジミ 1/700)
 ・ 青葉型重巡洋艦 「青葉」 1945 (ハセガワ 1/700)
 ・ 鈴谷型軽巡洋艦 「熊野」 (タミヤ 1/700)
 ・ 最上型重巡洋艦 「最上」 1942 (タミヤ 1/700「三隈」改造)
 ・ 鈴谷型重巡洋艦 「鈴谷改」 (タミヤ 1/700改造)
 ・ 利根型重巡洋艦 「筑摩」 (アオシマ 1/700)
 ・ 用語解説


【 「帝国海軍 重巡洋艦 総ざらい」 各章内容紹介 】


■第1章 重巡洋艦の艦型別解説
 ・ 重巡洋艦を個々の艦ごとに項目を設け、線図のイラストと写真とともに装備された兵装の種類と改装ごとの変遷を解説します
 ・ それぞれの項目において、各重巡洋艦の建造経緯と戦歴をコンパクトに紹介します

■第2章 重巡洋艦の兵装
 ・ 重巡洋艦では各艦型が異なっても兵装類は共通のものを装備していましたので、キットに付属している兵装パーツが何かしっくりしない場合でも、他のキットからの流用や、別売のパーツを利用することにより、より良いイメージへと変更させることができます
 ・ このような、兵装に互換性があるのが艦船モデルの特徴であり、それを利用したイメージアップやディテールアップが艦船モデルの面白さのひとつと言えるでしょう
 ・ 重巡洋艦モデリングを存分に楽しむための視点から、重巡洋艦艦に装備された各兵装をイラストと市販されているキット類のパーツの写真を交えて解説します
 ・ 各兵装に合わせて各社のプラパーツ(別売を含む)の拡大写真を掲載、それぞれのパーツの特徴を詳しく検証します
 ・ さらに、帝国海軍を代表する重巡洋艦ながら姉妹艦相互の相違点が多い「高雄型」を模型上で検証、その違いを分かりやすく紹介します

■第3章 プラキットの製作術
●市販されているキットの様々な製作方法を紹介、フルディテールアップや逆にコレクション性を重視した簡単な製作方法までを紹介、ユーザー個々のスタンスに応じた製作術をピックアップ

●帝国海軍 重巡洋艦1/700プラキット総合ガイド
 ・ 現在発売されている1/700スケールの帝国海軍の重巡洋艦のキットを、パッケージの写真を交えて紹介します

●1/700キットで検証!高雄型竣工時の相違点
 ・ 相違点の多い高雄型の4隻を、キットを使用した追加工作の写真により詳細に解説します

●アオシマ1/700キットで検証!高雄型の年時違いを作り比べ
 ・ 高雄型の年時による仕様変更をキットを素組みした状態で検証します

●高雄型1/700キットの特徴を見る
 ・ 各社から発売されている高雄型のキットの特徴を比べます

●エッチングパーツに頼らないディテールアップを考察する
 ・ 「日本海軍 重巡洋艦 高雄 1944年」 (フジミ 1/700)

●ディテールアップだけが全てじゃない!
 ・ 「日本重巡洋艦 青葉」 (ハセガワ 1/700)

●最小限の別売パーツを使い完成度アップ!
 ・ 「日本軽巡洋艦 熊野 (くまの)」 (タミヤ 1/700)

●同型艦のキットを用いて、キットとは年時設定の違う状態を再現する
 ・ 「日本重巡洋艦 三隅 (みくま)」 (タミヤ 1/700)改造 ~ 「最上」1942年

●自由な発想で改造工作と迷彩塗装を楽しもう
 ・ 「日本重巡洋艦 鈴谷 (すずや)」 + 「日本航空巡洋艦 最上 (もがみ)」 (タミヤ 1/700) ~ 「鈴谷改」

●別売パーツをフル活用してのディテールアップを考察する
 ・ 「日本重巡洋艦 筑摩 (ちくま)」 (アオシマ 1/700)


【 「帝国海軍 重巡洋艦 総ざらい」 奥付 】


●版型 : B5版 / ソフトカバー
●全136ページ / カラー76ページ
●発行日 : 2014年6月10日
●雑誌 : 08734-07
●ISBNコード : 4910087340745

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