サイバーホビー ドイツ 3号 着弾観測戦車 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) 6792 プラモデル

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ドイツ 3号 着弾観測戦車

販売価格

6,380円 5,742円(税込)

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「ドイツ 3号 着弾観測戦車 (プラモデル) (サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ)  No.6792 )」です


●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の砲兵観測用戦車「Sd.kfz.143 3号観測戦車」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット

●大戦中期以降において戦車部隊に随伴して砲兵の火力支援の誘導に活躍した「Sd.kfz.143 3号観測戦車」を再現、主砲を撤去し、機銃とダミーの砲身を装備した特異なフォルムを再現した内容となっています

●「3号戦車F型」を改修し、観測戦車とした車体を再現しています

【 「Sd.kfz.143 3号観測戦車」について 】


●ドイツ軍は、電撃戦という作戦上の見地から、各種兵器の機械化を進めており、戦車部隊に随伴して砲兵支援の際に着弾の確認とその誘導を行う車両として半装軌車両である「Sd.kfz.250」をベースとした「Sd.kfz.250/3 軽砲兵観測車」を使用していました

●ただし、最前線に投入されることから装甲兵員輸送車がベースでは防御力に乏しく、更に戦車部隊の中では大きなアンテナを立てて戦車と異なるシルエットを持った「Sd.kfz.250/3 軽砲兵観測車」は目立つ存在となってしまい、敵からの目標となりやすいことから戦車ベースの「観測戦車」が求められます

●そこで、開発されたのが「3号戦車」をベースした「Sd.kfz.143 3号観測戦車」で、砲塔内に大型の無線機等を搭載、そのスペースを確保するために主砲は撤去され、中央部に機銃のみを装備し、その横には欺瞞用のダミーの砲身が付けられました

●ただし、この「3号観測戦車」は、あくまでも戦車としては副次的な存在であることから、損傷等で戦場から引き揚げられた車両を改修する形で作られたために、そのベースとなった車両から、「3号戦車E型」~「3号戦車H型」の4種の車体が見られました
 ・ この「3号戦車E型」~「3号戦車H型」の車体は、あくまでもベースとなった車両の変化のみで、観測戦車としての仕様は同一でした
 ・ 砲兵観測は、砲兵支援時の「観測射」による着弾から目標へと誘導して「効力射」を開始させる役割を負い、戦線後方に展開する砲兵部隊に連絡を取るために出力の大きな大型無線機と、座標確認用などの机が必要となり、「3号戦車」の車体では主砲を撤去しなければなりませんでした
 ・ ドイツ軍では、砲兵観測専用の「観測戦車」が作られましたが、連合軍では通常の戦車に砲兵や航空隊の観測員が乗車して観測を行う方式が採られています

●この「Sd.kfz.143 3号観測戦車」は1943年2月から1944年4月の間に262輌が生産、戦車師団内の装甲砲兵連隊に配備され、砲兵部隊の目となり、ドイツ機甲部隊の火力支援に活躍したのです

●また、その後観測戦車は「4号戦車」をベースとした「4号観測戦車」へと生産が移行、観測戦車は戦車部隊と砲兵部隊とを繋ぐパイプ役として、ドイツ機甲部隊の運用に欠かせない存在となったのでした

ドイツ 3号 着弾観測戦車の商品画像

【 「ドイツ 3号 着弾観測戦車」のキット内容について 】


●このドイツ軍の砲兵観測用戦車「Sd.kfz.143 3号観測戦車」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●ドラゴン/サイバーホビー社のスマートキットとして「Sd.kfz.143 3号観測戦車」を再現、細分化されたパーツ構成によりそのディテールの表現に重きを置きながらも、同社のキットとしてはパーツ数が抑えられた内容となっています

●「3号戦車F型」を改修した車両が再現されています
 ・ 起動輪は旧型ですが、履帯は「3/4号戦車」用の「中期型」履帯が付属しており、「40cm幅履帯」に対応する仕様が再現されています

●「Sd.kfz.143 3号観測戦車」は、戦車としては特異な存在となりますから、戦車のジオラマシーンに追加すると面白いアイテムとなるでしょう

●また、主砲を撤去して機銃を装備した姿は「3号戦車」シリーズのバリエーションとして目立つ存在ですから、「3号戦車」シリーズのコレクションとしても目を惹く車両となると思います

ドイツ 3号 着弾観測戦車の商品画像
●「Sd.kfz.143 3号観測戦車」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」、左右の「フェンダー」の5ブロックで構成されています

【 砲 塔 】
●砲塔は、防盾部分の主砲の部分に蓋がされ、機銃を装備した「Sd.kfz.143 3号観測戦車」の砲塔を再現、天板部分に存在するネジ穴や各パネルの溶接跡などが繊細なモールドで表現されています

●ダミーの砲身は、一体成型のパーツで再現、スライド式金型を使用して先端部が開口されています
 ・ 機銃は車載型が再現され、銃口部分は開口されています
 ・ 機銃のボールマウント、機関部などの内部構造が細かく再現
 ・ 防盾は、1パーツで再現されています
 ・ 防盾左右の視察クラッペは別パーツで、内部構造や防弾ガラスも再現され、開閉状態を選択して組み立てることができます

●砲塔は、上下部と前面板の3分割のパーツで構成、上面部パーツには側面部などが一体成型されています
 ・ 砲塔側面のハッチは別パーツとなっており、開閉状態を選択することができます
 ・ 砲塔側面のクラッペは別パーツ化して内部構造も再現、開閉状態を選択することができます
 ・ 砲塔天板に装備されたペリスコープはクリアーパーツで再現、露出の有無が選択可能です
 ・ 天板側部の小ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます

●車長キューポラは砲塔とは別パーツ化されており、上下に分割したパーツとなっています
 ・ 各視察口は個別にパーツ化、防弾ガラス部はクリアパーツで再現されています
 ・ 車長ハッチも別パーツ化しており、開閉状態を選択可能

●後部のゲベックカステンは前後分割式で、スライド式金型により周囲のリベットが表現されています
 ・ 蓋は別パーツで、開閉状態を選択できます
 ・ 砲塔との固定具はエッチングパーツにて再現

【 車体上部 】
●車体上部は「3号戦車F型」の車体レイアウトを再現、車体前部と戦闘室前部には追加装甲が装着されている状態が表現されています

●車体上部は、前部、戦闘室、エンジンデッキの3ブロックで構成されています

●前部は1パーツで再現、トランスミッション点検ハッチは別パーツとなっています
 ・ 前照灯は、管制スリットが付いたタイプが付属しています
 ・ 追加装甲は1パーツで再現、通気用の装甲カバーは別パーツとなります

●戦闘室の主要部は、4個のパーツを箱組式で組み立てます
 ・ 構成するパーツの内側にはガイド用のパーツが用意され、確実に形状が完成するように工夫されています
 ・ 側面のクラッペは別パーツ化されており、開閉状態を選択することができます
 ・ 操縦席の装甲バイザーは2つに分割したパーツで、開閉状態を選択できます
 ・ 前面の追加装甲はエッチングパーツにて再現、上部の蓋もエッチングパーツです
 ・ 前方機銃を塞ぐ蓋はエッチングパーツとなります

●エンジンデッキ部は、各ハッチ、側面のエンジングリル部は別パーツとなっています
 ・ エンジングリル部のメッシュ状の網を再現するエッチングパーツが付属しています
 ・ 牽引ワイヤーは、固定具のみがパーツ化され、牽引ワイヤーは用意されていません

●車体上部に装備される1本のホイップ式アンテナと1本のスターアンテナが付属しています
 ・ 各アンテナはプラパーツで、スターアンテナの上部はエッチングパーツで再現しています

【 フェンダー 】
●フェンダーは、ドット状の滑り止めパターンがモールドされており、裏面にもその裏のパターンが彫刻されています

●フェンダーは、各1パーツで構成され、後部のマッドフラップは別パーツです
 ・ フェンダー支持架は個別にパーツ化
 ・ フェンダー上の車載工具類は、固定具のクランプなどが一体成型されています
 ・ ノテックライトのライトコードがパーツ化
 ・ 左側のフェンダー上に存在する固定具(どのような装備品を固定するものなのかは不明)はエッチングパーツで再現されています

【 車体下部 】
●車体下部は、後部パネルを除きバスタブ式の一体成型となっています
 ・ サスペンションアームは別パーツ、トーションバーもパーツ化されています
 ・ 各転輪及び起動輪は、左右分割式です
 ・ 誘導輪は3分割式で、誘導輪内側のリムは3枚のエッチングパーツで構成
 ・ 車体下部側面に設置されたハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます

【 履 帯 】
●履帯は、接着及び塗装が可能な軟質素材によるベルト式履帯が付属しています
 ・ 履帯は、接地部分に滑り止めパターンが無く、センターガイドに肉抜き穴が付いた「3/4号戦車」用の「中期型」履帯が再現され、モデルカステン製「3/4号戦車 中期型用履帯 タイプA (可動式)」がこれに対応しています


●視察口の防弾ガラス、クラッペの防弾ガラス、砲塔のペリスコープなどを再現するクリアーパーツが付属
●スターアンテナ上部、誘導輪の内側、エンジングリルのメッシュなどを再現するエッチングパーツが付属しています


【 塗装とマーキング 】
●「Sd.kfz.143 3号観測戦車」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 第500大隊 (東部戦線 / 1943年)
 ・ 所属不明 (1942年)

●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号、部隊記号などを再現したデカールが付属しています
 ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製


【 「ドイツ 3号 着弾観測戦車」のパッケージ内容 】


 ・ ドイツ Sd.kfz.143 3号観測戦車 ×1
 ・ デカールシート ×1枚


●2014年 一部新金型



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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