M4A3E8 シャーマン サンダーボルト 7 (プラモデル)ドラゴン 1/35 39-45 Series No.6183 スケール:1/35
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「M4A3E8 シャーマン サンダーボルト 7 プラモデル (ドラゴン 1/35 39-45 Series No.6183 )」です●「M4A3E8 シャーマン サンダーボルト 7」です ●第2次世界大戦末期におけるアメリカ軍の主力中戦車「M4A3E8 シャーマン」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「M4」シリーズの最終完成形とも言える「M4A3E8」を再現、均整の取れたフォルムと「HVSS」サスペンションによる安定感の在る足周りが表現された内容となっています ●第2次世界大戦が勃発し、 それまでの戦車後進国であるアメリカは、その工業生産力を背景に急速に戦車戦力の拡充が図られました ●1942年から量産に入った「M4」戦車シリーズは、そのアメリカ工業力のシンボル的存在で、エンジンの供給の関係から各型に区別して大量に生産が行なわれ、アメリカ軍内だけではなく、イギリス連邦軍やソ連軍にも供与され、連合軍の反攻の象徴ともなりました ●一方、1944年6月ノルマンディに上陸したアメリカ軍は、ドイツ軍の強力な「タイガー」や「パンター」に遭遇、「M4」戦車が装備する「75mm戦車砲」では勝負にならないことを身を持って体験します ●もちろん、北アフリカ戦やイタリア戦において「タイガー」戦車に遭遇していたものの、「タイガー」や「パンター」がドイツ軍内において希少な存在であるという誤った認識から、火力強化型の「76mm戦車砲」を搭載したタイプが開発された程度で、その配備は遅々としたものでした ●ノルマンディ戦に参加した現地部隊からは、「76mm戦車砲」搭載型の配備を望む声が大きくなり、1944年8月から開始された「コブラ作戦」では「76mm戦車砲」を搭載した最初のタイプ「M4A1(76)」が登場、以後「M4A3」にも「76mm戦車砲」が搭載されたタイプが作られ、部隊に配備されました ●ただ、この「76mm戦車砲」を搭載したタイプは砲塔が大型化し、その分重量が増したために機動力の低下が憂慮されたため、従来のサスペンションスプリングを縦置きに配置する「VVSS」サスペンションに替わり、スプリングを横置きにする「HVSS」サスペンションが開発されることになります ●この「HVSS」サスペンションは、スプリングを大型化することが可能で、またスプリングのストロークが長く、良好な地形追従能力を示しました ●新型サスペンションに合わせ、履帯も幅広の16.5インチ(42cm)のタイプを装備、パワーアップされたエンジンにより高い機動力を発揮することができました ●この「HVSS」サスペンションを装備した「M4A3」は「M4A3E8」と呼ばれ、1944年の12月に始まった「バルジの戦い」から実戦に投入され始め、高い機動力と「76mm戦車砲」の火力(この頃から貫徹能力の高い高速徹甲弾「HVAP」が配給され始める)により前線の将兵からは高い評価を受けています ●しかし、高い破壊力を持つドイツ軍の戦車砲や対戦車砲に対抗するために、現地部隊による土嚢などを積み上げるなどの努力が行なわれていましたが、「パットン」将軍率いるアメリカ第3軍内においては、将軍自身の美的感覚の問題から土嚢の装着は禁止され、追加装甲板を貼った姿が良く見られました ●この「M4A3E8 シャーマン」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●キットは、同社のディテール表現技術により「M4A3E8」をキット化、足周りの「HVSS」サスペンションはパーツの細分化により 実車通りの動きが再現することが可能となっています ●また、大戦末期に見られる「M4A3E8」の追加装甲のパーツもセット、迫力が増したその姿を 楽しむことができます ●砲身は金属パーツとプラパーツとの選択式となっています ・ プラパーツは左右分割式です ・ マズルブレーキは、一体成型でスライド式金型により砲口が開口処理されています ・ 砲身は上下可動式です ●砲塔は上下2分割式となっており、装填手ハッチが2分割式の初期型か、小判型の後期型かを選択できます ・ 選択パーツとして車長キューポラ前の「M1919A4」機関銃と、砲塔側面の追加装甲板のパーツが用意されています ・ 車長キューポラのビジョンブロック部はクリアーパーツとなっています ・ 車長、装填手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 砲塔は左右旋回が可能です ●車体はエンジンルーム上部を除き一体成型されています ・ 前部ハッチは別パーツとなっており、開閉状態が選択できます ・ エンジンルーム点検ハッチは別パーツです ・ 車体前面と側面のフェンダーはエッチングパーツとなっています ・ 車体前、側面に取り付ける追加装甲が選択パーツとして用意されています ●車体下部は側面と底面が一体成型されたバスタブ式となっています ・ 各サスペンションユニットは、20パーツで構成され、内蔵させる金属製スプリングにより実車通りの動きが再現可能です ・ 転輪はゴムの部分(プラパーツ)と、ホイール部分が別パーツとなっています ・ 履帯はマジックトラックの接着連結式のシングルピン型「T-66」履帯と、接着、塗装が可能なDS素材によるベルト式のダブルピン型「T-80」が付属、選択して使用できます(大戦中は「T-66」履帯の着用例が多いようです) ●前照灯、ペリスコープ、ビジョンブロックなどを再現するクリアーパーツが付属 ●前部、側面フェンダーを再現するエッチングパーツが付属しています ●マーキングは、4種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第4機甲師団 第37戦車大隊(ドイツ / 1945年) ・ 第4機甲師団(ドイツ / 1945年) ・ 第4機甲師団 第35戦車大隊(バストーニュ / 1945年) ・ 第11機甲師団 第41戦車大隊(ドイツ / 1945年) ●説明書の塗装指示に基づく国籍マーク、パーソナルネームなどを再現したデカールが付属 ・ デカールのプリントは、カルトグラフ社製 ●2010年 一部新金型 ------------------------------ ●ワンポイント ・ サスペンション部は可動式となっていますが、上部のシリンダー部分の真鍮パイプと中に通すプラパーツとの合いが今一つなので、良く摺り合わせながら組むと良いでしょう
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 |
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