アメリカ M4A3 シャーマン 75ミリ砲搭載・後期型 (前線突破) (プラモデル)タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.250 スケール:1/35
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「アメリカ M4A3 シャーマン 75ミリ砲搭載・後期型 (前線突破) プラモデル (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.250 )」です●「アメリカ M4A3 シャーマン 75ミリ砲搭載・後期型 (前線突破)」です●第2次世界大戦時におけるアメリカ陸軍の主力中戦車である「M4A3」中戦車の「後期型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●溶接型車体の「M4A3」の「後期型」に「75mm砲」砲塔を搭載したタイプを再現、大戦後期における「75mm砲」砲塔を搭載した代表的な「M4A3 シャーマン」の形が表現されています 【 「M4A3 後期型」の「75mm砲」砲塔タイプについて 】●第2次世界大戦前の時代、アメリカ軍は世界恐慌の余波や孤立主義の台頭などで軍備は縮小され、特に戦車の開発に関しては、世界的にも遅れていました ●しかし、第2次世界大戦が勃発すると、戦車の開発は、極めて高い工業生産力を背景に急ピッチで進められます ●中戦車としては多砲塔型の「M2A1」中戦車が存在していましたが、量産の途中でキャンセルされ、直ちに「M3」中戦車の生産が行なわれます ●この「M3」中戦車は、設計短縮のために「M2A1」中戦車のコンポーネントを利用し、スポンソン部に「75mm砲」を搭載するという苦肉の手段が採られました ●ただ、この方法はあくまでも大型の砲塔を持つ次期中戦車の登場までの「繋ぎ」としての役割で、「M3」中戦車の開発が一段落すると、直ちに「M4」中戦車の開発が開始されます ●この「M4」中戦車は、「M3」中戦車の開発で培ってきたノウハウが活かされ、開発のスピードを上げるために部品等も極力共通化が図られました ●また、「M4」中戦車は、主力中戦車として大量生産体制が採られ、エンジンの供給率を上げるために4種のエンジンを用意、それぞれのエンジンに合わせて専用の車体が作られ、「M4」、「M4A1」、「M4A2」、「M4A3」、「M4A4」の5種類の形式が生まれました ・ 「M4」と「M4A1」とは同じエンジンで、溶接車体の「M4」に対して、高い溶接技術を持たない工場向けに鋳造の車体としたのが「M4A1」です ・ 「M4A5」はカナダの「ラム戦車」に与えられた番号で、「M4A6」は少数生産の実験車輌です ●「M4A3」中戦車は、1942年6月から生産が開始されました ●この「M4A3」は、他の「M4 中戦車」シリーズと同様に、車体前面に直視バイザーが設けられていましたが、防御力の観点から生産開始後しばらくして廃止されます ●また、同様に砲塔の防盾は狭小タイプが使用されましたが、これも幅広の「M34A1」防盾に変更されています ●ただし、他に見られた3分割式のギアハウジングは装着されず、生産当初からワンピース型が使用されました ●1943年中頃から「M4 中戦車」シリーズは防御力が向上した後期型車体へと移行、それに伴って「M4A3」も、1944年初頭から1枚物の前面装甲板と大型の前方ハッチを持つ後期型車体となりました ●一方、ディーゼルエンジンを搭載する「M4A2」は燃料供給の問題から、そして30気筒のエンジンを搭載した「M4A4」は整備上の観点からアメリカ陸軍にはほとんど使用されませんでした ●これにより「M4」、「M4A1」、「M4A3」という3型式を運用することになったアメリカ陸軍の将兵の間からはエンジンの性能や整備性から、「M4A3」がベストと評価する意見が多く、同車を主力戦車の主軸とすることが決定しました ●「M4A3」の「後期型」(後期型車体)は、この事から各種タイプが作られ、「75mm砲」、「76mm砲」、「105mm砲」の各砲塔を搭載したタイプが登場しています ●「M4A3 後期型」の「75mm砲」砲塔型は、大戦後期における「M4 中戦車」シリーズの「75mm砲」砲塔型の主力となりアメリカ戦車部隊の中核として大戦終了まで活躍しました ・ 「76mm砲」は装甲貫通能力に優れており、戦車戦に適していましたが、「75mm砲」は炸薬量の多さから榴弾の威力が高く、トーチカや防御拠点などの対人目標に威力を発揮しました ●また、従来ディーゼルエンジンを搭載した「M4A2」を採用していたアメリカ海兵隊も同車を導入、硫黄島や沖縄戦での主力戦車として使用し、日本軍との死闘を繰り広げています 【 「アメリカ M4A3 シャーマン 75ミリ砲搭載・後期型 (前線突破)」のキット内容について 】●この「M4A3」中戦車の「後期型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●同社旧「アメリカ M4A3 シャーマン戦車」のバリエーションキットで、新規に転輪、履帯、フィギュア、アクセサリーパーツなどを付属したものです ●砲塔後部が水平タイプの「後期型砲塔」に「75mm砲」を搭載、防盾部は「M34A1型砲架(幅広型防盾)」、車体部は「溶接車体」の「後期型」、ギアハウジングは先鋭形状の「ワンピース型」、「後期型のVVSSサスペンション」を装備した「M4A3 後期型」を再現した内容となっています ・ 履帯はラバーシェブロンタイプの「T48」履帯がセットされています ●「M4A3 シャーマン 75ミリ砲搭載・後期型」には、タミヤのMMシリーズの特徴を凝縮、シャープな彫刻、表情豊かな鋳造表現、車体の装甲板の素材感、そしてセンスの有るディテール表現に仕上がっています ・ 組立の際ストレスのかからないパーツ数で、かつパーツ同士の合いも良好で組み立て易く、幅広いプラモデルユーザーにお勧めできるキット内容となっています ●さらに、「M4A3」の車輌本体だけでなく、戦車兵のフィギュアや、戦闘中の歩兵のフィギュア、豊富なアクセサリー類がセットされており、単体で「シャーマン戦車」らしい演出を行なったり、ジオラマ展開を楽しんだりと、いろいろな演出で楽しめるパッケージとなっています ・ 「前線突破」と表記されているように、冬季において戦闘中のフィギュアが付属しており、アルデンヌ戦などの風景がこのキットだけでも表現ができる内容となっています ●「75mm砲」の砲身は一体成型で、砲身先端部は別パーツとなっています ●防盾は1パーツで構成され、ボルト穴などが再現されています ・ 防盾(砲身)は、上下可動式です ●砲塔は、上下2分割式となっています ・ アメリカ戦車の持つ比較的滑らかな鋳造表現が彫刻されています ・ 排莢ハッチ部は別パーツとなっています ・ 車長用の直接照準器もパーツ化 ・ 砲塔は左右旋回可能 ●車長キューポラは、ビジョンブロックが装備された後期型と、ビジョンブロックの無い前期型とが付属、選択して使用できます ・ 車長キューポラは、別パーツで取り付け位置を自由に選択できます ・ 車長ハッチは開閉状態が選択できます ●「12.7mm M2重機関銃」は、本体部分が一体成型で、グリップ部が別パーツとなっています ・ 銃身基部の放熱口は正確な位置でモールドされています ・ 機関銃は上下方向に可動します ●「M4A3 後期型」の車体上部は一体成型となっています ・ 操縦手ハッチ、前方機銃手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 前方機銃は、機銃本体とマウント部とが一体成型されています ・ 後部ベンチレーター、尾灯などが別パーツとなっており、ライトガードはプラパーツにて表現 ・ 各種車外工具類は別パーツ化、固定具は工具パーツにモールド再現されています ●ギアハウジング(デファレンシャルカバー)は、先鋭タイプのワンピース型が付属しています ●車体下部は、側面板と底板とが一体成型されています ・ サスペンションは、リターンローラーの支持架が斜めとなった「VVSSサスペンション」の「後期型」が表現されています ・ 「VVSSサスペンション」は左右分割式で、内部のスプリング部は別パーツとなっています ・ 下部転輪とリターンローラーは一体成型となっており、起動輪は左右分割式です ・ 起動輪は、肉抜き穴が斜めに付いている「クライスラー型」、そして肉抜き穴の無い「後期型」の2タイプが付属しています ・ 転輪は、後期のプレスタイプと、平面的なホイール形状となったディシュタイプとが付属しており、選択して使用します ・ 起動輪と誘導輪は、内蔵させるポリキャップにより可動します ●履帯は、ラバー製のベルト式履帯が付属しています ・ ラバーシェブロン型の「T48」履帯が再現されています ●アメリカ陸軍兵士を再現したフィギュア9体が付属しています ・ 戦車兵が6体、歩兵が3体となっています ●戦車兵のフィギュアは、双眼鏡を覗く車長が2体、ハッチから上半身を出した車長が1体、ハッチから顔を出している操縦手もしくは前方機銃手が3体となっています ・ 双眼鏡を覗く車長のフィギュアは、「タンカーズジャケット」にマフラーを着用した冬季の服装、ハッチから上半身を出した車長と、操縦手のフィギュアは、「タンカーズジャケット」を着用、操縦手の2体はシャツ姿となっています ●歩兵のフィギュアは、冬季において戦闘中のシーンが表現されています ・ 射撃中のフィギュアが1体と、走っているフィギュアが2体となっています 歩兵の「フィギュア」について ●射撃中のフィギュアは、立った姿勢で射撃をしているポーズです ・ 服装は、オーバーコートを着用し、布製レギンスを履いています ●走っているフィギュアの1体は、両手でライフルを持ち、姿勢を低くして駈けているポーズです ・ 服装は、防寒ジャケット、マフラーを着用、革製レギンスを履いています ●走っているフィギュアの1体は、片手に「BAR自動小銃」を持ち、もう一方の手でヘルメットを押さえながら駈けてい るポーズとなっています ・ 服装は、「M1943 フィールドジャケット」とマフラーを着用、布製レギンスを履いた姿です ●「M4A3 後期型 」を演出する事ができるアクセサリーパーツが付属しています ・ ジェリカン ×2 ・ オイルタンク ×2 ・ ヘルメット ×4 ・ 予備履帯(4つが繋がっている状態) ×4 ・ 予備転輪(スポークタイプ) ×2 ・ 雑嚢 ×6 ・ 予備弾倉入れ ×4 ・ レーション木箱 ×4 ・ 重機関銃用弾薬箱 ×8 ・ 30口径機関銃用弾薬箱 ×8 ・ 「M1919A4」機関銃用三脚架 ×2 など ●「同社アメリカ軍用装備品パーツ「Yランナー」が付属しており、フィギュアの装備品などは、当ランナーを使用します ・ 「M1 ガーランドライフル」 ×2 ・ 「M1 ガーランドライフル」(小銃擲弾付き) ×1 ・ 「BAR 自動ライフル」 ×1 ・ 「M1 カービンライフル」 ×1 ・ 「トンプソンM1 サブマシンガン」 ×1 ・ ヘルメット ×6 ・ 水筒 ×6 ・ 折畳み型携帯シャベル ×4 ・ 拳銃用ホルスター ×2 ・ 携帯シャベル ×2 ・ 背嚢 ×2 ・ 銃剣 ×6 ・ 手榴弾 ×4 その他 ●マーキングは、アメリカ陸軍所車輌のうち3種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第6機甲師団(アルデンヌ / 1945年1月) ・ 第6機甲師団 第69戦車大隊(アルデンヌ / 1945年1月) ・ 所属不明(フィリピン / 1945年1月) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊表記、車台番号などを再現したデカールが付属しています ●2001年 一部新金型
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