アメリカ戦車 M4A3E8 シャーマン イージーエイト (ヨーロッパ戦線) (プラモデル)タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.346 スケール:1/35
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「アメリカ戦車 M4A3E8 シャーマン イージーエイト (ヨーロッパ戦線) プラモデル (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.346 )」です●第2次世界大戦後期におけるアメリカ軍の中戦車「M4A3E8」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「M4中戦車」シリーズの最終発展型となる「M4A3E8」を再現、長砲身の主砲、幅広の履帯、そして重厚なHVSSサスペンションなど、M4シリーズ初期の姿から大きく雰囲気が変わった、端整なフォルムを再現した内容となっています ●タミヤ社製「イスラエル軍戦車 M51 スーパーシャーマン」のバリエーションキットではなく、車体上部と下部、砲塔を含めて新規パーツを作り起こしたものとなります ・ サスペンションユニット、ライトガードなどは「イスラエル軍戦車 M51 スーパーシャーマン」と共通パーツです ●本キットは ・ 「フォード V8エンジン」を搭載した「M4A3」 ・ 砲塔は、大型になった「76mm砲搭載砲塔」 ・ 主砲は、マズルブレーキを装着した「76mm戦車砲 M1A1」を搭載 ・ 装填手ハッチは小判形タイプ ・ 前部パネルが1枚板となり、前方ハッチを大型化した「後期型車体」 ・ デファレンシャルカバーは、先が尖っている「ワンピース型」 ・ サスペンションはコイルスプリングを横置きとした「HVSSサスペンション」 ・ 起動輪は、斜め状の肉抜き穴が付いた「クライスラー型」 ・ 履帯は、シングルピンの「T66」履帯 などの特徴を持つ、大戦仕様の「M4A3E8」を再現しています 【 「M4A3E8」について 】●第2次世界大戦の開戦後、アメリカ軍は中戦車「M3」の開発に引き続き、中戦車としての本命となる「M4」の開発を開始します ●この「M4」の開発にあたっては、大量生産を実現するために、4つのエンジンとエンジンに沿った5種の車体を用意、「M4」「M4A1」「M4A2」「M4A3」「M4A4」の5つの型式が登場しました ・ 「M4A5」は、カナダ製の「ラム戦車」に与えられた型式名、「M4A6」は少数のみ生産された試験車両となります ●これらの「M4中戦車」シリーズはアメリカ軍のみならず、イギリス軍、イギリス連邦軍、ソ連軍などに広く供与が行われ、連合軍の一大戦車戦力を形成するようになります ●アメリカ陸軍では、「M4」「M4A1」「M4A3」の3つの型式を運用、実際に運用する将兵からは徐々に「M4A3」が搭載する「フォード V8 エンジン」がベストという意見が多数を占めるようになり、アメリカ陸軍内の「M4中戦車」シリーズは「M4A3」の割合が多くなって行きます ●1943年末、「M4中戦車」シリーズは戦訓と生産効率を採り入れた「後期型車体」に生産を移行、型式も整理が行われ、「M4A4」は生産中止となります ●また、主砲を「76mm戦車砲 M1」へと変更した大型の「76mm砲搭載砲塔」も登場、この砲塔は当初は「M4A1」に、その後「M4A2」「M4A3」にも装備されています ●一方、ノルマンディ戦において強力なドイツ軍戦車の前に多くの被害が出たアメリカ軍の戦車部隊では、装甲貫通能力の高い「76mm砲搭載砲塔」を求める声が大きくなり、1944年8月の「コブラ作戦」を初陣として「M4A1」と「M4A3」の「76mm砲搭載砲塔型」の配備が進んで行きました ・ 1944年8月の「コブラ作戦」では、「76mm砲搭載砲塔型」は全て「M4A1」となっていました ●この「M4A1」と「M4A3」の「76mm砲搭載砲塔型」(アメリカ陸軍では「M4A2」を使用していません)は、装甲貫通能力の高さから「75mm砲搭載砲塔型」に代わって徐々に戦車部隊の主力を占めるようになり、さらなる貫通能力の向上を図った高速徹甲弾「HVAP」の支給が順調に行われるようになるとその傾向は顕著となります ●ところが、「76mm砲搭載砲塔型」では大型化した砲塔による重量化に関わらず、サスペンションは基本的に従来の「VVSSサスペンション」と同じものでした ●この「VVSSサスペンション」は、緩衝となるコイルスプリングが縦置きだったために、ストローク幅が小さいという欠点を持っており、コイルスプリングを横置きとしてストローク幅を拡大した「HVSSサスペンション」が登場します ●さらにこの「HVSSサスペンション」では、装着する履帯の幅を拡大、これにより履帯の接地圧は減少し、不整地での踏破力は大きく向上しています ●この「HVSSサスペンション」を装備した「M4A3」(「76mm砲搭載砲塔型」)は、「M4A3E8」という型式名となり、1944年11月から部隊への配備を開始、アルデンヌ戦を初陣としてアメリカ軍の戦車部隊の切り札としてその勝利に貢献しました ●「M4A3E8」は、「M4中戦車」シリーズの最終進化形として当初とは全く異なる姿となり、自らのポテンシャルを最大限発揮、その姿は第2次世界大戦にとどまらず、朝鮮戦争や中東戦争、そして我が陸上自衛隊でも見ることができ、傑作戦車の血を受け継ぐ存在としてアメリカ戦車史に偉大な足跡を残したのでした 【 「アメリカ戦車 M4A3E8 シャーマン イージーエイト (ヨーロッパ戦線)」のキット内容について 】●このアメリカ軍の中戦車「M4A3E8」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●「M4中戦車」シリーズの集大成となる「M4A3E8」をタミヤならではの巧みな造型と繊細かつシャープなモールドで再現、現存する実車取材と資料に基づいて、「M4A3」の特徴と仕様とを詳細に再現した内容となっています ●極めて微細な防盾表面上の表情の変化や、スライド金型を使用した車体側面の溶接跡の再現、繊細なタッチで再現された刻印や繊細ながらも深めの凸ラインで彫刻した車体各部の溶接跡、そして、キューポラのビジョンブロックのクリアパーツ化など、従来のタミヤ社の「M4中戦車」シリーズのキットよりもさらに一歩踏み込んだMMシリーズの進化を感じ取ることができます ●MMシリーズの最大の美点である「作りやすさ」はしっかりと継承しており、ディテール再現に過度にこだわったパーツの細分化を避け、モールドを主体として焙り出すように「M4A3E8」の細部を再現、模型として作り上げる楽しさ、戦車としての造型、スケールモデルとしての細部への追求などを我々に伝える、戦車模型のパイオニアたるタミヤ屈指の逸品です ●「M4A3E8」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●小判型の装填手ハッチを持つ「M4A3E8」の砲塔形状を再現、表面にはアメリカ戦車らしいキメの細かい鋳造肌や刻印などを繊細なタッチのモールドで再現しています ●「76mm戦車砲 M1A1」の砲身は、一体成型のパーツで再現、マズルブレーキは別パーツ化しています ・ 「マズルブレーキ」は3パーツの構成で内部構造も再現 ・ 「防盾」は一体成型のパーツにて再現、「同軸機銃」の銃口部分をモールドで再現しています ・ 「防盾(砲身)」は、基部に内蔵するポリキャップにより、上下可動とすることができます ●「M4A3E8」の砲塔は、実車の鋳造構造の分割ラインに合わせた上下に分割したパーツで構成 ・ 「装填手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択できます ・ 砲塔側面の「排莢ハッチ」も別パーツ化、開閉状態を選択できます ・ 「ベンチレーターカバー」は別パーツ化、後方の「M2 重機関銃」の固定具も正確に再現しています ・ 「直接照準器」「機銃固定具」「アンテナマウント」「吊り下げフック」「サーチライト」などを別パーツ化して再現しています ・ 「ペリスコープガード」はプラパーツにて再現 ・ 装備する「M2重機関銃」は本体とグリップの2パーツで構成、弾薬箱は3パーツで再現しています ●「車長キューポラ」は一体成型のパーツで再現、「ビジョンブロック」は別パーツとなっています ・ 「ビジョンブロック」は1つずつ個別にパーツ化、クリアパーツで再現しています ・ 「車長ハッチ」も別パーツ化し、開閉状態を選択することができます 【 車体上部 】 ●角型の車体に大きなエンジングリルを持つ「M4A3E8」の車体上部レイアウトを再現、側面部を含めて各部の溶接跡を凸ラインのモールドで再現しています ●「M4A3E8」の車体上部はエンジンデッキ部分と後部パネルを除き、一体成型のパーツで再現しています ・ スライド金型を使用して、側面の溶接跡とフェンダー支持架のベースなどをモールドで再現しています ・ 車体前部の「ベンチレーター」」は別パーツ化 ・ 「操縦手ハッチ」「前方機銃手ハッチ」も別パーツ化、開閉状態を選択して組立てることができます ・ 各ハッチに装備する「ペリスコープ」は一体成型のパーツで再現、ハッチ上部の蓋は閉じた状態となります ・ 「ペリスコープガード」はプラパーツにて再現 ・ 「前方機銃」は、マウントを含めて一体成型のパーツで再現しています ・ 「給油口」「後部ベンチレーター」「尾灯」「吊り下げフック」「エンジン点検ハッチ止め」などを別パーツ化 ・ 後方の「ディフレクター」は6パーツに分割したパーツ構成、可動させ開閉する状態で作製することができます ・ 後方の「荷物ラック」は開けた状態で再現、付属のジェリカンなどを積載することができます ・ 各車載装備品は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています ●「前照灯」は、本体とガラス部の2パーツで構成、ガラス部はクリアパーツで再現しています ・ 「ホーン」は前後に分割したパーツで再現、ラッパ状となる形状を再現しています ・ 「ライトガード」及び「ホーンガード」は一体成型のパーツで再現 ●「前部フェンダー」及び「側面フェンダー」は一体成型となったパーツで再現 ・ 「フェンダー支持架」は1本ずつ個別にパーツ化しています ・ 「フェンダー」に装備する「予備履帯」(×6)が付属 【 車体下部 】 ●車体下部は、各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します ・ 各パネルパーツには貼り合わせ用のガイドを彫刻、桁のパーツも付属しており、歪みなく組立ができるように配慮しています ・ 車体下部前面の「デファレンシャルカバー」はワンピース型、「牽引フック」「フックガード」を別パーツ化しています ●「水平懸架サスペンション(HVSSサスペンション)」の各ユニットは、本体、前後のコイルスプリング部、サスペンションアーム前端部の4パーツで構成しており、これに転輪を取り付けて完成させます(全6ユニット) ・ 「クライスラー型」の起動輪を再現 ・ 「起動輪」「誘導輪」は前後に分割したパーツで再現、内蔵するポリキャップにより回転させることができます ・ 「転輪」は一体成型のパーツで再現 【 履 帯 】 ●履帯は、シングルピンの「T66型履帯」を再現しています ・ 履帯は、接着及び塗装が可能なベルト式となっています 【 アクセサリーパーツ 】 ●アクセサリーパーツとして「ジェリカン」(×2)が付属しています 【 フィギュア 】 ●戦車長を再現した1体のフィギュアが付属しています ・ フィギュアは半身像です ・ 車長キューポラから上半身を出し、身を屈めながらマイクロフォンで通話しているポーズです ・ 服装は、「タンカーズジャケット」を着用、「戦車帽」の上から「M1スチールヘルメット」を被った姿です ・ フィギュアは、「頭部」「胴体」「両腕」に分割したオーソドックスなパーツ構成 ・ 「ゴーグル」はクリアパーツで再現しています ●キューポラのビジョンブロック、前照灯のガラス部などを再現するクリアパーツが付属しています 【 「M4A3E8」の塗装とマーキング 】 ●「M4A3E8」のマーキングとして、アメリカ軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第5機甲師団 (ドイツ / 1945年4月) ・ 第4機甲師団 (バストーニュ / 1945年1月) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マークを再現したデカールが付属しています ●実車の解説を書いたリーフレットが付属しています 【 「アメリカ戦車 M4A3E8 シャーマン イージーエイト (ヨーロッパ戦線)」のパッケージ内容 】・ M4A3E8 中戦車 ×1 ・ アメリカ陸軍 戦車兵 ×1 (半身) ・ ジェリカン ×2 ・ クリアランナー ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ・ リーフレット ×1 ●2015年 一部新金型 (サスペンションユニット、ライトガードなどのみ「イスラエル軍戦車 M51 スーパーシャーマン」と共通) ・ 「アメリカ戦車 M4A3E8 シャーマン イージーエイト (人形4体付き)」のアスカモデル社製パーツは使用していません
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