ドイツ 大型乗用軍用車 ホルヒ タイプ1a (プラモデル)タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.086 スケール:1/48
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「ドイツ 大型乗用軍用車 ホルヒ タイプ1a プラモデル (タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.086 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の重統制型兵員車「ホルヒ 108 タイプ1a」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●大戦初期から ヨーロッパ、ロシア、北アフリカまでのドイツ軍が登場した全戦線において、兵員輸送や軽砲の牽引、救急車など様々な用途に使用された重統制型兵員車「ホルヒ 108 タイプ1a」を再現 ●熱帯地での運用を考慮した大型のラジエターグリル、ボンネット上部に排気グリルを設けた、ドイツ的な質実剛健なフォルムを再現した内容となっています 【 「ホルヒ 108 タイプ1a」について 】●1930年代前半、ドイツ軍は急速に軍の機械化をおし進めましたが、民間用の車両を転用したものが多くを占めるようになったことから、パーツの供給や整備面での問題点が噴出してしまいました ●1935年、このような事態を収めるためにドイツ軍は「アインハイツ計画」を実行、これは規格を統一化した車両を開発、生産するものであり、この計画に基づいて登場した車両は「統制型車両」と呼ばれました ●この「アインハイツ計画」では、車両を「乗用車」「兵員車」「トラック」に分類、この分類の下位カテゴリーを「軽」「中」「重」という3種に区分けを行い、それぞれできるだけ統一した規格を設定した上で車両の開発を進めています ・ 兵員車は、他の国の軍隊ではあまり見ないタイプで、兵員輸送用の大型車両として、キャビン内部に3列程度の座席を設置していました ・ また、この兵員車は軍用車両に適した大きさであり、スペース的に無線機などの装備を搭載することが容易で、人員輸送だけではなく様々な用途で運用が行われています ●この兵員車の「重」クラスの車両として、「ホルヒ」社が1939年に開発したのが「ホルヒ 108」です ・ 「ホルヒ 108」は、90馬力3800ccのエンジンを搭載、4輪駆動、4輪独立懸架、さらに2輪操舵と4輪操舵とを切り替えることが可能という、高度な足周りを持っていました ・ また、車体中央部には予備タイヤを装着、この予備タイヤは回転可能な状態となっており、不整地の走行を補助する役目も持っています ●「ホルヒ 108」の「初期型」となる「ホルヒ 108 タイプ1a」は1937年から生産を開始、その優れた足周りと汎用性の高さからあらゆる戦線で広く運用が行われ、ドイツ軍を象徴する車両の一つとなりました ●しかし、「ホルヒ 108 タイプ1a」の優れた足周りは生産コストが高く、その後生産は4輪操舵装置を省いた「ホルヒ 108 タイプ1b」へと移行、そして1940年には予備タイヤを車内に収納するなどの簡略化を図った「ホルヒ 108 タイプ40」が登場しています ●それでも、高度な足周りを持った「ホルヒ 108」シリーズは戦時には相応しくないもので、1942年に制定された「シェル計画」で生産中止となります ●ただし、「ホルヒ 108」シリーズの優れた機動性能は将兵にとって評判が高く、損傷などにより使えなくなるまで使用が続けられ、大戦を通じてドイツ軍将兵の足として活躍したのです 【 「ドイツ 大型乗用軍用車 ホルヒ タイプ1a」のキット内容について 】●このドイツ軍の重統制型兵員車「ホルヒ 108 タイプ1a」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●タミヤの1/48MMシリーズのフォーマットに従い、一体成型のパーツを多用して「ホルヒ 108 タイプ1a」を再現、同社らしいシャープかつ強弱をつけたモールドを施したパーツ構成で、如何にもドイツ車両らしい質実剛健かつ骨太な姿をスケールに沿って再現した内容となっています ●独特の複雑な足周りを持つ車両ながら、1/48スケールMMシリーズとしてパーツ数を極力抑えて製品化しており、比較的簡単かつ短時間に組むことが可能で、「ホルヒ 108 タイプ1a」の雰囲気とフォルムを気軽に楽しむことができます ●また、乗車するドイツ兵のフィギュアも付属していますので、「ホルヒ 108 タイプ1a」とそれに乗車する兵士達の織り成すシーンを楽めることでしょう ●「ホルヒ 108 タイプ1a」は、「車体上部」「シャーシ」の2ブロックで構成しています 【 車体上部 】 ●ボンネット上部に排気グリルを配し、角ばった面で構成されたボディの「ホルヒ 108 タイプ1a」の車体レイアウトを再現、フロントグリル、排気スリット、各ドアのラインなどをスケールに沿って強弱を付けたモールドで再現しています ●車体上部は、フェンダー部を含んだフロアパネルをベースに、各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します ・ 「後部ドア」と「後部扉」はモールドで再現 ・ 「前部ドア」は別パーツ化、開閉状態を選択して作製することができます ・ 「バンパー」は「ナンバープレート」を含めた一体成型のパーツで再現 ・ 「前照灯」は前後に分割したパーツで再現、通常の状態と、管制カバーが付いた状態とを選択することが可能で、通常の状態の前部パーツはクリアパーツとなっています ・ 「サイドミラー」は「方向指示器」を含んだ一体成型のパーツで再現 ・ 「車幅ポール」を別パーツ化 ・ 後部の「車間表示灯」と「尾灯」はモールドにて再現 ・ 「車載工具類」は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています ・ 「フロントウィンド」はクリアパーツで再現、「枠」と「ワイパー」をクリアパーツ上にモールドで再現しています ・ 「フロントウィンド」は立てた状態と倒した状態とを選択することができます ●畳んだ状態の「幌」のパーツをセットしています ・ 「幌」は、前後及び左右に分割した4パーツで構成、立体的な造形で畳んだ状態を再現しています ●車体内部を再現、以下のパーツで構成しています ・ 各座席 ・ メーターパネル (メーターは付属のデカールで再現) ・ ハンドル ・ レバー類 【 シャーシ 】 ●ダブルウィッシュボーンサスペンションを採用した「ホルヒ 108 タイプ1a」のシャーシ構造を再現、パーツ数を抑えながらも、複雑な足周り構造を再現しています ●シャーシのメインフレームは一体成型のパーツで再現 ・ 「ダブルウィッシュボーンサスペンション」は、上部のアームをメインフレームに一体成型化、下部のフレームは左右を一体成型のパーツで再現、「コイルサスペンション」は一体成型のパーツで再現しています ・ 「デファレンシャル」「車軸」「ドライブシャフト」は一体成型のパーツで再現、前後2パーツで再現しています ●タイヤは、本体と内側内部の2パーツで構成 ・ ホイールの形状やトレッドパターンもメリハリをつけたモールドで再現しています 【 フィギュア 】 ●ドライバー1体と乗員5体の合計6体のフィギュアが付属しています ●服装は、「M36野戦服」を着用、ブーツを履き、略帽を被った姿です ・ 服の皺の表現はスケールに沿った凹凸モールドで再現、ベルト、ポケットなどの細部は繊細なモールドで再現しています ・ フィギュア本体は、「頭部」「上半身」「下半身」「両腕」に分割したオーソドックスなパーツ構成です ●装備品として「モーゼル Kar98k ライフル」(×4)が付属しています ●各フィギュアのポージングについて ・ ドライバーのフィギュアは、運転席に座り、両手でハンドルを握っているポーズ ・ 乗員のフィギュアは 助手席に座り、両手を膝の上に置いているポーズ 座った姿勢で、片手を膝の上、もう一方の手で額を拭っているポーズ 座った姿勢で、片手を膝の上、もう一方の手を軽く伸ばしているポーズ 座った姿勢で、両手を膝の上に置いているポーズ 座った姿勢で、両手を軽く組んでいるポーズ となっています ●フロントウィンド、前照灯の前部を再現するクリアパーツが付属しています 【 「ホルヒ タイプ1a」の塗装とマーキング 】 ●「ホルヒ タイプ1a」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第1戦車師団 (ロシア / 1941年~1942年) ・ ヘルマン・ゲーリング師団 (南フランス / 1942年後半) ●説明書の塗装例に基づく、部隊マーク、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています ●「ドイツ 大型乗用軍用車 ホルヒ タイプ1a」の完成時のサイズ ・ 全長 : 約101mm ・ 全幅 : 約47mm 【 「ドイツ 大型乗用軍用車 ホルヒ タイプ1a」のパッケージ内容 】・ ホルヒ 108 タイプ1a ×1 ・ ドイツ兵 ×6 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●2015年 完全新金型
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