VsKfz 617 アルケット ミーネンロイマー 重地雷処理戦車 (プラモデル)MENG-MODEL 1/35 ステゴザウルス シリーズ No.SS-001 スケール:1/35
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「VsKfz 617 アルケット ミーネンロイマー 重地雷処理戦車 プラモデル (MENG-MODEL 1/35 ステゴザウルス シリーズ No.SS-001 )」です●第2次世界大戦時、アルケット社によって試作されたドイツ軍の試作装甲地雷処理車輌「VsKfz617 ミーネンロイマー」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●数多いドイツ軍の試作車輌の中でも最も特異な存在の「ミーネンロイマー」を再現、他国の地雷処理車輌とは全く異なるコンセプトを持つ独特なフォルムが表現されています 【 「重地雷処理戦車 ミーネンロイマー」について 】●地雷を除去する方法は、地雷を地面から取り出す方法と爆発させてしまう方法とが有りますが、車載での除去は基本的に地雷からの損害を受けないように車輌から離れた位置に除去器が装着されています ●第2次世界大戦のドイツ軍では、そのような発想とは異なり、車輌自体で地雷を踏み潰すという方式により開発が進められました ●ドイツ軍は、1940年にこの方式による地雷処理車の開発を「アルケット社」と「クルップ社」の2社に指示、両社は共に1942年に試作車(1944年という説も有り)を完成させます ●「アルケット」社の車輌は「ミーネンロイマー」、「クルップ」社の車輌は「ロイマーS」と呼ばれました ●両社の試作車共に装輪式で、「ミーネンロイマー」は車輪上に可動式の鋼鉄製ブロックが装着され、この鋼鉄ブロックにより地雷の爆発に耐えるようになっていました ●また、車輌本体は爆風から被害を逸らすために、地上高が高く採られ、敵前での処理を考慮し、全周に40mmの装甲板が装備されました ・ 自衛用に「1号戦車」と同型と思われる銃搭が搭載されています ●「ロイマーS」は、「ミーネンロイマー」のような鋼鉄ブロックは装着されず、強固な車輪によって地雷の爆発を防ぐ方法が採られ、その結果自重130トンにも巨大な車輌となりました ●「ミーネンロイマー」は、その半分以下の55トンの自重でしたが、重い鋼鉄ブロックを動かす関係で、極めて機動力が低く、実用性に乏しいとして試作のみに止まり、作られたのは試作車1両のみでした ・ カタログスペックとしては時速15kmから20kmとなっていますが、この車輌に搭載されたのは300馬力のエンジンですので、実際にはもっと低速だったものと思われます ●一方、モンスター化した「ロイマーS」も当然のことながら量産は行なわれず、結局ドイツ軍の敵前での地雷除去は、「ゴリアテ」や「ボルグヴァルト4」などを使用した爆破方式が主流となりました ●なお、「ミーネンロイマー」はソ連軍、「ロイマーS」はアメリカ軍に捕獲され、「ミーネンロイマー」に関してはロシアのクビンカ博物館に現存しています 【 「VsKfz 617 アルケット ミーネンロイマー 重地雷処理戦車」のキット内容について 】●この「アルケット」社の地雷処理車輌「ミーネンロイマー」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●「ミーネンロイマー」の特異なフォルムと、そのディテールをシャープに再現、迫力在る姿と、重厚な足周りなどの特徴が表現されています ●「MENG」社は新興のプラモデルメーカーですが、ディテール再現などスケールモデルとして充分な表現力を持った内容となっています ●「ミーネンロイマー」に装備された鋼鉄ブロックの重量感を表現するために、ブロックは金属製のウエイトが入った状態で成型されています ●「ミーネンロイマー」は、砲塔、車体上部、車体下部、左右前輪、後輪の6ブロックで構成されています ●砲塔は上下分割式で、前部パネルは別パーツとなっています ・ 防盾は1パーツで構成されています ・ 機銃は、周囲の放熱口が彫刻されています ・ 防盾(機銃)は、上下方向に可動します ・ 視察クラッペは別パーツにて再現 ・ 車長ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ●車体上部は一体成型となっており、前部パネルは別パーツです ・ 後部の点検ハッチは別パーツとなっています ・ 側面の視察クラッペは別パーツにて再現、各部のフックも別パーツです ●車体下部はバスタブ式に一体成型されています ・ 車体後部のチェーンは、付属する金属製のチェーンで再現します ●各車輪は、左右分割式のホイールに、連結式のチェーンベルトを装着する方式となっています ・ 各チェーンベルトのパーツは一体成型となっており、前輪では20パーツ、後輪では10パーツを使用します ・ チェーンベルトは可動式とすることが可能です ・ チェーンベルトに装着される鋼鉄ブロックは、一体成型となっており、内側に金属製のウエイトが内蔵されています ・ 鋼鉄ブロックは、可動式とその自重により垂れ下がった状態が自然に再現できるようになっています ●マーキングは、ドイツ軍の3種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 所属不明 (クルスク / 1943年) ダークイエロー単色塗装 ・ 所属不明 (クルスク / 1943年) ダークイエローとダークグリーンの2色迷彩 ・ 所属不明 (クルスク / 1943年) ダークイエロー、ダークグリーン、レッドブラウンの3色迷彩 ●2012年 完全新金型
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