ソビエト BA-64-3 SKh 雪地型装甲車 (プラモデル)Vision MODELS 1/35 AFVモデル No.VM-35005 スケール:1/35
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「ソビエト BA-64-3 SKh 雪地型装甲車 プラモデル (Vision MODELS 1/35 AFVモデル No.VM-35005 )」です●第2次世界大戦時におけるソ連軍の雪上偵察用装甲車「BA-64-3 SKh 雪地型装甲車」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット ●装甲車「BA-64」をベースとして前輪をソリ、後輪を装軌式とした「BA-64-3 SKh 雪地型装甲車」を再現、ソ連軍らしい雪上での行動に特化した特徴的なフォルムが表現されています ●ビジョンモデル社製「ソ連 BA-64B装甲車」をベースとして、「BA-64-3 SKh 雪地型装甲車」を再現するためにタイヤ部分をソリ、装軌装置などの新規パーツへと変更したバリエーションキットとなります 【 「BA-64-3 SKh 雪地型装甲車」について 】●第2次世界大戦前、ソ連軍では「BA-3」「BA-6」「BA-10」といった6輪式の装甲車を導入、これらの装甲車はトラックのシャーシを利用しているために生産コストが低く、大量に生産され、ソ連軍の機甲兵力の重要な地位を占めていました ●ただ、トラックのシャーシの利用と、比較的高い位置に砲塔を装備した関係で、不整地での機動性能は戦闘車両として適しているものとは言えず、シャーシ、エンジンの問題から重量的に厚い装甲を持つことができず、防御力の貧弱さが否めませんでした ●これらの6輪式の装甲車は、1939年のノモンハン事件やフィンランド戦においては活躍を見せたものの、独ソ戦が開始されると優勢なドイツ軍に対してその欠点が露呈、多くの損害を被り、第2戦兵器へと格下げされてしまいます ●もっとも、その後のソ連軍の各地における攻勢では偵察用車両の必要性が認識され、従来の6輪式とは異なる新造の装甲車が求められます ●そこで、ソ連軍では捕獲したドイツ軍の装甲車「Sd.kfz.222」を参考として、アメリカから供与された「ジープ」をコピーした「GAZ-64」のシャーシをベースとした4輪式の装甲車「BA-64」を開発することになります ●この「BA-64」は、偵察用としてかなり割り切った設計となっており、乗員は2名、武装は「7.62mm DT機関銃」1丁のみであり、装甲も小火器射撃に耐えうる程度で、あくまでも斥候用の車両という位置付けでした ●ただ、このような割り切りにより車両自体は極めて低コストで、更に小型で取り回しが行い易いことから偵察行動に適し、性能は凡庸ながら有用な車両となっています ・ この「BA-64」は、当初「GAZ-64」のシャーシが流用されましたが、後にシャーシを「GAZ-67B」へと変更した「BA-64B」が登場、このタイプが主流になりました ●同車は、小型の車体や簡易な構造から派生車両は極めて少ないのが特徴でしたが、その少ない派生車両の中で最も特異な存在が雪上での運用タイプである「BA-64-3 SKh」です ●この「BA-64-3 SKh」は、「BA-64」のタイヤ部分を変更、前輪をソリ、後輪を装軌式としたもので、構造自体は現在の「スノーモービル」に似たものとなっています ●ただし、同車は使用する機会が少なく、汎用性に劣るために、試作のみ、もしくは極少数の生産にとどまっており、実戦での使用が行われなかったものと思われます 【 「ソビエト BA-64-3 SKh 雪地型装甲車」のキット内容について 】●このソ連軍の雪上偵察用装甲車「BA-64-3 SKh 雪地型装甲車」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●ビジョンモデルの1/35シリーズのフォーマットに則り「BA-64-3 SKh 雪地型装甲車」を再現、小型の車両らしくパーツ数は抑えられ、溶接跡やボルトなどの彫刻は実車に沿った繊細なモールドとなっており、同車の雰囲気を再現した内容となっています ●複雑な構造となる後部の装軌部分は、転輪と履帯とが一体成型となっており、作り易さが考慮されています ●「BA-64-3 SKh 雪地型装甲車」は、「銃塔」「車体」「シャーシ」の3ブロックで構成されています 【 銃 塔 】 ●銃塔は上下分割式で、下部パーツには座席用のステーが一体成型されています ・ 上部パーツには、視察口、フックなどがモールドにて再現 ・ 「7.62mm DT機関銃」は、機関銃本体とドラム式弾倉に分割されており、機関銃のディテールが細かく表現されています ・ 銃塔は固定式となっています 【 車 体 】 ●車体は上下分割式で、各パネルの溶接跡が繊細に彫刻されています ・ 前部の視察口、ピストルポートは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 側面のドアは別パーツです ・ 車体後部の予備タイヤはホイール部分とゴムの部分とに分割されており、両方共にプラパーツとなっています ・ 前照灯は、成型色パーツにて再現 【 シャーシ 】 ●シャーシのメインフレームは一体成型となっています ・ リーフ式サスペンションは1パーツで再現 ・ 前部のステアリングゲージ、後部のデファレンシャルは各1パーツで構成 ・ ステアリングは固定式です ・ 前部のソリは左右分割式です ・ 後部の装軌装置は、転輪と履帯とが一体で成型され、中央の軸パーツを挟む左右分割式となっています 【 塗装とマーキング 】 ●説明書には「BA-64-3 SKh 雪地型装甲車」のソ連軍仕様となる1種類の塗装例が記載されています ●2013年 一部新金型
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