イギリス 駆逐戦車 M10 2C アキリーズ (プラモデル)タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.082 スケール:1/48
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「イギリス 駆逐戦車 M10 2C アキリーズ プラモデル (タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.082 )」です●第2次世界大戦時におけるイギリス軍の駆逐戦車「M10 2C アキリーズ」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット ●アメリカから供与された駆逐戦車「M10」をベースに主砲を「17ポンド砲」へと換装した「M10 2C アキリーズ」を再現、平面を基調とした車体にオープントップ式の砲塔を備えたマッシブでメカニカルな姿を表現した内容となっています ●タミヤ社製「アメリカ M10 駆逐戦車 (中期型)」をベースに、「M10 2C アキリーズ」を再現するため、砲塔、車体下部などを新規パーツへと変更したバリエーションキットとなります ・車体は従来のダイキャスト製からプラパーツにウェイトを付ける方式へと変更、VVSSサスペンションもリターンローラー支持架が斜めとなった後期仕様を再現した新規パーツとなっています ●タミヤ社1/48スケールのミリタリーミニチュアシリーズとして、スケールとしての精密感を演出しながら、作り易さが追求されており、戦車模型初心者からベテランユーザーに至るまで、肩の張らないモデリングを楽しむことができます 【 「駆逐戦車 M10 2C アキリーズ」について 】●大戦中期のイギリス軍は、汎用性の高い戦車を自国で開発できなかったために、アメリカから戦車などの戦闘車両が大量に供与されました ●駆逐戦車「M10」は、アメリカ軍が開発した戦闘車両で、装甲自体は薄いものの主砲として搭載された「76.2mm対戦車砲 M7」は当時のアメリカ軍車両の中で最強の威力を誇り、駆逐戦車として優れた攻撃力と、旋回式の砲塔を備えたことから戦車の代わりとして高い汎用性を持つ車両でした ●この駆逐戦車「M10」もイギリス軍に供与され、対戦車部隊に配属、その強力な火力によってドイツ軍戦車の撃破に活躍します ●他方、イギリス軍は1942年8月に「17ポンド砲」を開発、この「17ポンド砲」は76.2mmという口径の火砲ながらその威力は極めて高く、装甲貫通能力に優れた「APDS弾」を使用した場合、ドイツ軍の「88mm対戦車砲 PaK43」に相当する威力を発揮しました ●この「17ポンド砲」は車載化も考慮されたコンパクトな設計となっていましたが、それでもターレットリング径の問題からイギリス製戦車に搭載することはできませんでした ●そこで、イギリス軍が着目したのがアメリカから供与された「M4中戦車」シリーズと「M10」で、「M4中戦車」に「17ポンド砲」を搭載したタイプは「シャーマン ファイアフライ」、「M10」に搭載したタイプは「M10 1C」「M10 2C」となりました ・ イギリス軍では「M10」の中期生産型(砲塔後部の雑具箱が3角形型のタイプ)を「M10 1」、後期生産型(雑具箱がダックビルと呼ばれる後方へと延長されたタイプを装備した車両)は「M10 2」として区分しました ・ また、「17ポンド砲」を搭載した車両には「C」が付けられ、「M10」の「17ポンド砲」搭載型はそれぞれ「M10 1C」「M10 2C」という名称となります ・ この「17ポンド砲」を搭載した「M10」を示すものとして、「アキリーズ」という名称が広く使われていますが、この「アキリーズ」は当時では俗称に近いものであり、正式には「M10 1C」「M10 2C」と呼ばれています ●75mm砲を主砲としていた「M4中戦車」シリーズに「17ポンド砲」へと換装した「シャーマン ファイアフライ」ではカウンターウエイトなどの装着など多くの改造を必要としましたが、「M10」の砲塔は余裕のある造りとなっていることから「17ポンド砲」への換装は必要最小限の改造程度で済み、「M10 1C」「M10 2C」はより対戦車能力に優れた車両として対戦車部隊に配備されました ●この「M10 1C」「M10 2C」は、強力な装甲を誇るドイツ軍の「タイガー 1」「パンター」などの正面装甲を撃ち抜く能力を持つことから対戦車戦闘の切り札として活躍、特に強力なドイツ機甲部隊と対峙したノルマンディ戦では「シャーマン ファイアフライ」と並んで戦車キラーとして欠かせない存在となり、ドイツ軍にとって長い砲身を持つ「M10 1C」「M10 2C」は恐怖の的となったのです 【 「イギリス駆逐戦車 M10 2C アキリーズ」のキット内容について 】●このイギリス軍の駆逐戦車「M10 2C アキリーズ」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●タミヤタッチにより直線的なフォルムに強力な「17ポンド砲」を搭載した駆逐戦車「M10 2C アキリーズ」を再現、タミヤスタンダードなシャープな彫刻とパーツ同士の合いの良さを兼ね、そして迫力ある「17ポンド砲」と、メカニカルな魅力を持つ砲尾部分など、1/48スケールとして同車の魅力をギュッと凝縮して再現した内容となっています ●キットは、砲塔後部の雑具箱が後方へと延長された駆逐戦車「M10」の「後期生産型」をベースとした「M10 2C アキリーズ」を再現しており、主にノルマンディ戦以降の北西ヨーロッパ戦線のシーンに使用することができます ●足周りには、タミヤ1/48ミリタリーミニチュアシリーズ初となるリターンローラー支持架が斜型の「後期型車体」(「M4中戦車」シリーズ)用のVVSSサスペンションが再現されています ●駆逐戦車「M10 2C アキリーズ」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●直線を基調とした形状と複雑な形の防盾を装備した砲塔を再現、「M10 2C アキリーズ」のオープントップ型砲塔の上部から見える砲尾や装備品類も再現されています ●「17ポンド砲」の砲身は一体成型のパーツで、マズルブレーキの片面のみ別パーツ化されています ・ 砲身先端のカウンターウェイトは別パーツ化、上下に分割されたパーツで再現しています ・ 砲尾部分は一体成型で、閉鎖器、操作ハンドルは別パーツとなっています ・ 砲尾の防危板は、左右方向に3分割されたパーツで形状を再現しています ・ 防盾は一体成型のパーツで砲身部分がリング状に肥大化した形状を再現しています ・ 砲身は基部にポリキャップを埋め込み、上下方向に可動させることができます ●砲塔は左右分割された側面部と前方の天板部との3パーツで構成 ・ 後部の雑具箱は各1パーツにて再現、上部のステーは別パーツとなっています ・ 砲塔表面には大型ボルトとフックがモールドされ、吊り下げ用の大型フックは別パーツ化しています ・ 砲塔内部が再現され、各座席、17ポンド砲用の砲弾ラック、砲塔旋回ハンドル、各種収納箱、機銃の3脚架、サブマシンガンなどが別パーツ化されています 【 車体上部 】 ●車体上部は、スポンソンが大きく張り出した駆逐戦車「M10 2C アキリーズ」の車体シルエットを再現、直線を基調とした特徴的なフォルムや「M4A2」譲りの小型のエンジングリルなどが再現されています ●車体上部は後部パネルを除いて一体成型となっています ・ 操縦手ハッチと無線手ハッチは別パーツ化、開閉状態を選択することができます ・ 車体前面の追加装甲は1パーツにて再現 ・ 側面のグローサーラックは、部分的にグローサーを付けた状態でパーツ化 ・ 前照灯、尾灯、ホーン、ライトガードなどが独立してパーツ化されています ・ 各車載工具は別パーツで、固定具は工具上に一体成型されています ●砲塔の開口部から見える範囲で車体内部も再現、操縦手席やスポンソン部の砲弾ラックも再現されています ・ 砲弾ラックには「17ポンド砲」の砲弾が収まった状態を再現しています 【 車体下部 】 ●車体下部は各パネルを貼り合わせて箱組状に組み立てます ・ 金属製のウェイトが付属、戦闘室床面と車体床面との間に取り付けることにより、模型にズッシリとした重量感を付加させることができます(装着の有無は選択できます) ・ ギアハウジングは、先端部が尖った「1ピース型」が付属しています ●サスペンション部分は、独特な形状の「垂直懸架式サスペンション (VVSS)」を再現しています ・ サスペンションは後方のリターンローラーのアーム部分が斜めとなった「後期型車体用」を再現 ・ サスペンションは、前後2分割のパーツで構成、転輪とリターンローラーを挟み込んで組み立てます ・ 転輪、誘導輪は「後期型」のディシュタイプ、起動輪は肉抜き穴のない「標準型」となっています ・ 余剰パーツとして、スポーク式の転輪、誘導輪、肉抜き穴が付いた起動輪2種も付属しています ・ 起動輪は内蔵させるポリキャップにより回転可動することができます 【 履 帯 】 ●履帯は、プラスチック製の一部連結式履帯が付属しています ・ 履帯の上下の直線部分は一体成型のパーツ、前後の曲線部分は1枚ずつ分割されたパーツで構成されています ・ 履帯は、表面部分に楔状の滑り止めパターンが付いたラバーシェブロンタイプ履帯「T48」を再現しています ●車載工具類などを再現したタミヤ社製<Tランナー>が付属、車載工具や機銃などは同ランナーのパーツを使用します ●<Tランナー>の内容は ・ M2 重機関銃 ×1 ・ 重機関銃弾薬箱 ×1 ・ シャベル ×1 ・ ツルハシ ×1 ・ ツルハシの柄 ×1 ・ バール ×1 ・ オノ ×1 ・ ハンマー ×1 ・ 大型レンチ ×1 ・ 大型クランク ×1 となっています 【 「M10 2C アキリーズ」の塗装とマーキング 】 ●駆逐戦車「M10 2C アキリーズ」のマーキングとして、イギリス軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第1軍団所属 (ノルマンディ / 1944年夏) ●説明書のマーキング指示に基づいた国籍マーク、部隊マーク、車輌番号、パーソナルネームなどを再現したデカールが付属しています 【 「イギリス駆逐戦車 M10 2C アキリーズ」のパッケージ内容 】・ イギリス軍駆逐戦車 M10 2C アキリーズ ×1 ・ デカールシート ×1枚 ・ 金属製ウェイト ×4本 ●2014年 一部新金型
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