「ソビエト T-80 軽戦車 プラモデル (AVIS 1/48 AFV No.48-009 )」です●第2次世界大戦時におけるソ連軍の軽戦車「T-80」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●軽戦車「T-70」の発展型として少数が生産された軽戦車「T-80」を再現、「T-70」譲りの面構成となる車体に2人用の大型砲塔を搭載した、特異なフォルムを再現した内容となっています ●エイビス社製「ロシア T-70/T-70M 軽戦車」をベースに、「T-80」を再現するために砲塔を新規パーツへと変更したバリエーションキットです 【 「軽戦車 T-80」について 】●ソ連軍の軽戦車は、「ビッカース 6t戦車」から発展した「T-26」、「クリスティー戦車」から発展した「BT戦車」、そして「ビッカース水陸両用戦車」から発展した「T-37」、という3つの系統で開発と生産が行われていました ●水陸両用戦車「T-37」は、その後の開発により「T-38」「T-40」へと発展、徐々に水陸両用戦車としての完成度は高くなりましたが、この「T-40」の生産途中からは、独ソ戦の開戦により生産効率を向上させるために浮航推進能力を取り除くようになりました ●続く「T-60」は水陸両用機能を初めから考慮しない設計で登場、その発展型である「T-70」は「T-60」の武装強化型でした ・ 「T-70」では、小型で大馬力のエンジンが開発できなかったために、70馬力のエンジンを2基搭載、1基のエンジンが片側の足周りを動かすという方式が採りました ・ 主砲は、「46口径 45mm戦車砲」を搭載、この砲は「T-34」や「KV-1」が装備する76.2mm砲よりも威力は小さいものでしたが、小型の軽戦車としては充分な火力となっています ・ 「T-70」の防御力は、最大で60mmの装甲厚を持ち、これは軽戦車としては強力なものでした ●このようにカタログスペック上では「T-70」は軽戦車として優秀な能力を持っていましたが、問題は「T-37」からの伝統とも言うべき1人用の砲塔を装備したことで、砲塔内の車長は指揮の他に、砲の照準や装填、周囲の視察なども行う必要があり、実質的な戦闘能力は低く、これが「T-70」の苦戦の原因の一つにもなってしまいます ●ソ連軍ではこの「T-70」の後継車両として2人用の大型砲塔を採用した軽戦車「T-80」の開発を進め、1943年秋に制式化します ・ 「T-80」は、「T-70」の改良型である「T-70M」をベースとして、2人用の大型砲塔へと変更した車両で、主砲や車体、装甲、エンジンなどは「T-70M」と同様となっていました ●しかし、「T-80」が登場した1943年秋には戦車部隊の主力戦車である「T-34」や「KV-1S」などの戦力化が進み、軽戦車としてもより高性能なアメリカ製の「M3」が供与されるなど「T-80」の存在意義は薄れてしまい、「T-80」の量産は81両で終了しています 【 「ソビエト T-80 軽戦車」のキット内容について 】●このソ連軍の軽戦車「T-80」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●エイビス社のハンドメイドによる金型加工で軽戦車「T-80」を再現、全体のフォルムを捉えながら、レジンキットの感覚に近いモールドと細分化したパーツ構成、そしてエッチングパーツを使用して、「T-80」としてのディテールを再現した内容となっています ●「T-80」は、「砲塔」「車体」の2ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●大型化した「T-80」の砲塔形状を再現、砲塔のディテールはエッチングパーツで再現します ●「46口径 45mm戦車砲」の砲身は一体成型のパーツで再現 ・ 内装式の防盾は1パーツで再現、これに砲塔前面パーツを取り付けて作製します ・ 砲尾は1パーツで構成 ・ 同軸機銃は機関部も含めて一体成型のパーツで再現しています ●砲塔は上下に分割したパーツで再現 ・ 砲塔のエッジ部分の補強板はエッチングパーツで再現します ・ 車長ハッチは別パーツ化、開閉状態を選択することができます ・ 砲手ハッチはモールドで再現 ・ ペリスコープは別パーツ化しており、ペリスコープの回転枠はエッチングパーツで再現します ・ 砲塔の把手、吊り下げフックはエッチングパーツで再現 【 車 体 】 ●「T-70M」と同仕様となる「T-80」の車体レイアウトを再現、ハンドメイドによるモールドによりボルトやパネルラインなどのディテールを再現しています ●車体は各パネルを箱組み状に貼り合せて組み立てます ・ 操縦手ハッチは別パーツ化しており、開閉状態を選択して作製することができます ・ エンジングリルのメッシュを再現するエッチングパーツが付属 ・ 車体後部のスリット部は、1枚ずつ個別にパーツ化したエッチングパーツにより再現します ・ サスペンションアームは車体とは別パーツにて再現 ・ 起動輪は前後に分割したパーツ、誘導輪、転輪はそれぞれ一体成型のパーツで再現しています ●フェンダーは、フェンダー本体とフェンダー前部、そして前後のフェンダー内枠の4パーツで構成 ・ フェンダーの支持架はエッチングパーツで再現 ・ 車載工具類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています ・ フェンダー後部に装備する雑具箱(×2)が付属 【 履 帯 】 ●履帯は、接着連結式履帯が付属しています ・ 履帯は、裏側のガイドが2枚のタイプとなる「T-70」及び「T-80」用のシングルピン式履帯を再現しています ・ 履帯は、上下の直線部が繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は1枚ずつに分割したパーツで構成 ●エンジングリルのメッシュ、スリット、フェンダー支持架、吊り下げフックなどを再現するエッチングパーツが付属しています 【 「T-80 軽戦車」の塗装 】 ●説明書には、「T-80 軽戦車」のソ連軍仕様となる1種類の塗装例が記載されています ●MicroMirブランド : MM48009 【 「ソビエト T-80 軽戦車」のパッケージ内容 】・ ソ連軍 軽戦車 T-80 ×1 ・ エッチングシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●2015年 一部新金型
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
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