「ドイツ陸軍兵器集 Vol.2 (野砲/野戦重砲/対戦車砲/高射砲) 別冊 (ガリレオ出版 グランドパワー別冊
No.L-10/26
)」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の火砲兵器を解説した資料集です
●本書「ドイツ陸軍兵器集 Vol.2 (野砲/野戦重砲/対戦車砲/高射砲)」では、「
ドイツ陸軍兵器集 Vol.1」に続く第2弾として「歩兵砲」「榴弾砲」「重砲」「対戦車砲」「高射機関砲」「高射砲」などの火砲類を中心に解説します
●グランドパワー 2004年10月号別冊「第2次大戦ドイツ戦闘兵器カタログ Vol.3 歩兵兵器:1939~45」と、2004年12月号別冊「第2次大戦ドイツ戦闘兵器カタログ Vol.4 火砲/ロケット兵器:1939~45」を再編集した内容となっています
【 「ドイツ陸軍兵器集 Vol.2 (野砲/野戦重砲/対戦車砲/高射砲)」について 】
●ヨーロッパでは古くから戦争が繰り返されており、火砲に関しては鹵獲して使用することが当たり前となっていたことから、ヨーロッパ全体ではある程度規格を統一化した火砲を用いていました
●また、火砲は第一線で使用することを考慮しなければ、余程の旧式化した火砲でない限り運用することができ、第2次世界大戦でのドイツ軍は、第1次世界大戦よりも前に製造された火砲や捕獲した火砲を積極的に使用しています
●もっとも、ドイツは「ラインメタル」社や「クルップ」社などの技術力の高い兵器メーカーが存在しており、これらのメーカーは最先端技術により優秀な火砲を次々と開発します
●また、「カールツァイス」社に代表されるドイツの光学機器メーカーは世界でもトップレベルの技術を持ち、優秀な火砲と精度の高い照準器という組み合わせによる優れた兵器が登場しています
●その最たるものが「88mm高射砲 FlaK18/36/37」や、同シリーズから発展した各種高射砲であり、低伸弾道性能と優れた照準装置、そして航空機の未来位置を予想する弾道計算機とそれにリンクする信管調整装置を備え、高い防空能力を誇りました
●また、この優れた高射砲は戦車砲などへと転用が行われ、重戦車「ティーガー 1」などの主砲として活躍したのは有名な話です
●ドイツ軍は、旧式な火砲と当事の最先端の能力を持った火砲とを併用しており、さらに大戦が進むにつれて消耗による旧式火砲の活用の増大と、開発による新型火砲の登場により、その性能差は広がる一方で、このようなバラエティーに富んだ装備状況はドイツ軍の特徴であり、マニアにとっては魅力の一つにもなっているのです
●本書「ドイツ陸軍兵器集 Vol.2 (野砲/野戦重砲/対戦車砲/高射砲)」では、このドイツ軍の火砲類を解説、装備の主力となった主要な火砲はもちろん、、少数生産で終わった各種派生型、2戦級の旧式火砲、鹵獲火砲までを網羅しています
●火砲は用途に応じたカテゴリー分けを行って分類、カテゴリーごとに各兵器の特徴を解説、当時の戦場写真やイラストなども掲載しています
●世界中で最も多種多様な火砲を運用し、適材適所により有効活用したドイツ軍、その火砲を広く紹介し、解剖した内容となっています
【 「ドイツ陸軍兵器集 Vol.2 (野砲/野戦重砲/対戦車砲/高射砲)」の内容目次 】
●歩兵砲/山砲
●野砲
●野戦重砲
●対戦車砲
●高射機関砲
●高射砲
●沿岸砲
【 「ドイツ陸軍兵器集 Vol.2 (野砲/野戦重砲/対戦車砲/高射砲)」の内容について 】
●歩兵砲/山砲 (8ページ)
・ 「75mm軽歩兵砲」「150mm sIG33 重歩兵砲」を中心とした歩兵砲と、「75mm山砲 Geb G43」などの各種山砲を解説します
●野砲 (12ページ)
・ 口径75mm野砲、口径105mmの軽榴弾砲、口径100mmのカノン砲を解説します
●野戦重砲 (22ページ)
・ 「150mm重榴弾砲 sFH18」などの重榴弾砲、口径120mm~170mmのカノン砲、口径210mm~240mmの野戦重砲、口径280mm~420mmの野戦重砲、そしてV3と呼ばれていた多薬室砲や捕獲重砲を解説します
●対戦車砲 (18ページ)
・ ドイツ軍の主力対戦車砲となった「37mm対戦車砲 PaK35/36」「50mm対戦車砲 PaK38」「75mm対戦車砲 PaK40」、そして大型の「88mm対戦車砲 PaK43」「128mm対戦車砲 PaK44」などを中心に各種対戦車砲を解説、鹵獲j使用した対戦車砲も収録しています
●高射機関砲 (18ページ)
・ 「20mm機関砲 FlaK30」「20mm機関砲 FlaK38」「37mm機関砲 FlaK18」「37mm機関砲 Flak43」「50mm機関砲 FlaK41」を中心として各口径の高射機関砲を解説、鹵獲使用した高射機関砲も紹介します
●高射砲 (10ページ)
・ 有名な「88mm高射砲 FlaK18/36/37」をはじめ、「88mm高射砲 Flak41」「105mm高射砲 FlaK38」、そして都市防空に活躍した「128mm高射砲 ツヴァイリンク40」など、各種高射砲を解説します
●沿岸砲 (6ページ)
・ 大西洋城塞の要塞とともに配備していた固定陣地用の大型火砲を、鹵獲砲とともに解説します
【 「ドイツ陸軍兵器集 Vol.2 (野砲/野戦重砲/対戦車砲/高射砲)」の奥付 】
●版型 : A4版 / ソフトカバー
●全96ページ / モノクロ写真283点収録
●発行日 : 2015年9月1日
●ISBNコード : 4910135020957