ドイツ ラインボーテ 長距離対地ロケット発射機 (R.H.Z.61/9) (プラモデル)ブロンコモデル 1/35 AFVモデル No.CB35048 スケール:1/35
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「ドイツ ラインボーテ 長距離対地ロケット発射機 (R.H.Z.61/9) プラモデル (ブロンコモデル 1/35 AFVモデル No.CB35048 )」です●第2次世界大戦後期におけるドイツ軍の地対地ミサイル「ラインボーテ (Rh.z.61/9)」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●多段式のロケットで高速性と長射程を謳った地対地ミサイル「ラインボーテ」を再現、固定陣地用に「Flak41 88mm高射砲」の砲架を利用した形態を再現した内容となっています ●ブロンコモデル社製「ドイツ 8.8cm Flak41 高射砲 + 砲兵6体」をベースに、砲身やフィギュアなどを省き、ミサイル本体及び架台などの新規パーツを追加したバリエーションキットです 【 「ドイツ ラインボーテ 長距離対地ロケット発射機 (R.H.Z.61/9)」のキット概要 】●ミサイルと専用の発射台はパーツ数を抑えた内容 ●架台となる「Flak41 88mm高射砲」の砲架は、細分化したパーツとエッチングを交えたパーツ構成で細部再現に重きを置いている ●防盾は開閉状態を選択可能 ●防盾の照準口の蓋も開閉状態を選択可能 ●発射台は、輸送時の水平状態と、発射時の仰角を付けた状態とを選択して作製 ●「信管調整装置」「弾道計算機」のメーターはデカールで再現 ●ミサイルのフィンの基部、防盾の照準口の蓋などを再現したエッチングパーツが付属 ●塗装例は、ドイツ軍仕様3種 【 「Rh.z.61/9 ラインボーテ 地対地ミサイル」について 】●ドイツ軍は第2次世界大戦中に誘導兵器の開発を積極的に推し進め、その代表格となったのが空軍主導の「V1」と、陸軍主導で開発した「V2」です ●ただ、この他にも誘導兵器の開発が同時進行で行われ、陸軍の砲兵科が長射程の誘導兵器の開発を依頼、1941年から開発が始まったのが地対地ミサイル「ラインボーテ」です ●この「ラインボーテ」は火砲の延長上として開発が行われたことから、大陸間弾道ミサイルとして開発された「V2」とはかなり趣を異にしていました ●「V2」が報復兵器として1発での威力を増すために約1tという炸薬を搭載したのに対して、「ラインボーテ」の炸薬は40kgしかなく、ミサイル自体はコンパクトにすることができました ●兵器としての取り扱いを容易にするために「ラインボーテ」では固形燃料を搭載、固形燃料は燃焼の量を調整できないという欠点がありましたが、工場生産時に燃料を充填できることから、発射時には燃料と液体酸素とを注入しなければならない「V2」よりも、安全性と運用の行いやすさという長所を持っていました ●また、「ラインボーテ」は射程を延ばすために多段式を採用、最高速度マッハ5.5という速さで航行し、最大射程は220kmにも及びました ●「ラインボーテ」の運用は、固定として用いる場合は「Flak41 88mm高射砲」の砲架を利用した架台を使用、移動式にする場合は「V2」用のトレーラー「マイラーワーゲン」を使用しました ●「ラインボーテ」は「Rh.z.61/9」として1944年に制式採用され、1945年までに242基を生産、1944年11月には連合軍の最大の港湾都市となっていたベルギーのアントワープに向けて発射が行われています ●「ラインボーテ」はドイツ軍の超兵器的な存在でしたが、兵器としての効率は極めて悪く、わずか40kgという炸薬を撃ち込むのに、多大な労力と大掛かりな装置が必要で、当然の事ながらミサイル本体は完全に使い捨てでした ●また、当時の誘導装置は、現代のようにピンポイントで目標を狙うことができず、通常の砲兵射撃のように、観測員による修正も行うことができませんでした ●このため、「ラインボーテ」による戦果は極めて限定的なものに過ぎませんでしたが、「スカッド」などの地対地ミサイルの元祖として後の時代に大きな影響を及ぼしているのです 【 「ドイツ ラインボーテ 長距離対地ロケット発射機 (R.H.Z.61/9)」のキット内容について 】●このドイツ軍の地対地ミサイル「ラインボーテ (Rh.z.61/9)」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●ブロンコモデル社のフォーマットに沿って、細分化したパーツとエッチングを交えたパーツ構成で柵部ディテールの再現に重きを置いた内容となっています ・ 新規パーツとなるミサイル本体と発射台は、単純な構造であるためパーツ数は少なくなっていますが、架台の「Flak41 88mm高射砲」の砲架は、細分化したパーツ構成により、細かな部分まで詳細に再現しており、本キットの総パーツ数の多くを占めています ●「ラインボーテ」は、「ミサイル」「発射台」「砲架」「脚」の4ブロックで構成しています 【 ミサイル 】 ●ミサイルは各段ごとに左右に分割したパーツで再現、4段を連結して完成させます ・ 1段目の「エンジンノズル」は個別にパーツ化しています ・ 各段の「フィン」は1枚ずつ個別にパーツ化、フィンの基部のボルト止めのプレートは、エッチングパーツで再現します 【 発射台 】 ●発射台は、左右のパネルとパネル間のフレームを組み合わせて作製します ・ 上部のレールは一体成型のパーツで再現、ミサイルの固定ベースは別パーツとなっています ●発射台下部の昇降装置は9パーツで構成、左右から突き出したプレートはエッチングパーツで再現します ・ 発射台は、仰角を付けた発射状態と、水平となった輸送状態とを選択できます 【 砲 架 】 ●砲架は、左右及び「ベース」の各ブロックで構成しています ●左右のブロックは、それぞれ左右のパーツに分割、前部パネルは別パーツとなっています ・ 「座席」「操作ハンドル」「配線」などを別パーツ化して再現 ・ 「Flak41」としての「信管調整装置」「弾道計算機」「照準器」などは細分化したパーツで再現 ・ 「信管調整装置」「弾道計算機」のメーターを再現したデカールが付属 ●「ベース」は、前後に分割したパーツで再現、前部及び後部パネルは個別にパーツ化しています ・ 内側の「配線」や「リール」などを別パーツ化して再現 ●4枚の構成となる「防盾」は、それぞれ一体成型のパーツで再現、下部の分割部分は別パーツとなります ・ 外側の「防盾」は、展開した状態と畳んだ状態とを選択できます ・ 照準口の「蓋」やその「フレーム」「ヒンジ」はエッチングパーツで再現、開閉状態を選択できます 【 脚 】 ●十字状の脚は、本体と左右の脚との各ブロックで構成しています ・ 本体は上下に分割したパーツで再現、 ・ 左右の脚は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製、完成後も可動させることができます ・ 「接地パッド」は各1パーツで再現 ・ 「杭」は一体成型のパーツで再現、表面の穴をヌケた状態で開口しています ・ 「杭」は、地面に突き刺した状態と脚に取り付けた状態とを選択できます ●ミサイルのフィンの基部、防盾の照準口の蓋、砲架のディテールなどを再現したエッチングパーツが付属しています 【 「Rh.z.61/9 ラインボーテ」の塗装 】 ●説明書には「ラインボーテ」のドイツ軍仕様となる3種の塗装例をカラーイラストで記載しています 【 「ドイツ ラインボーテ 長距離対地ロケット発射機 (R.H.Z.61/9)」のパッケージ内容 】・ Rh.z.61/9 ラインボーテ 地対地ミサイル (Flak41砲架架台) ×1 ・ エッチングシート ×2 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●2016年 一部新金型
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